遊園地に到着しました
今回は体調が良くないため、話が短く、さらに1話のみの投稿です。
申し訳ありません。
「ここか……」
「うん。 結構人がいるね」
「『ミドルパーク館浜』……、間違いないね」
あの襲撃以降は、雪子さんが居てくれたおかげなのか、再度の襲撃はなく無事に目的の遊園地にたどり着いた。
なお、遊園地の名前は『ミドルパーク館浜』だそうだ。
とはいえ、中規模だからといっても今日は土曜日。
たくさんの人が出入りしているのだ。
「確かにこの人の出入りなら、雪子さん達が巡回する必要があるね」
「そうだね。 ME思想の女がどこかに紛れてお兄ちゃんを襲うかもしれないからね」
「勘弁したいんだがな……」
つかさも由芽もこの遊園地を巡回する理由が理解できたようだ。
ここまでの人の出入りなら、ME思想の女が隠れやすいからな。
人ごみのどさくさで襲う事だって出来るだろう。
俺としては勘弁したいんだがね。
「さて、ボク達も入ろうか。 まず入場料とフリーパス代を支払わないと」
ともかく、俺達も遊園地の中に入ろうかと思う。
つかさが先導して、受付に向かう。
そこで、入場料と1日中アトラクションを利用できるフリーパスを購入する。
「確か高校生は入場料とパス代を含めて1100円だったね」
「由芽ちゃんは中学生だから、700円だね」
「占めて4000円か……。 高いのか安いのかは微妙だな。 特に中学生料金は」
どうやら入場料とフリーパスがセットとなっており、高校生は1100円、中学生は700円のようだ。
これが高いのか安いのかは、微妙なラインな気がするな。
中学生の料金が特に。
「俺と由芽は、父さんと母さんから食事代を含めた小遣いを貰ってるが、二人は?」
「ボクもちゃんと貰ってるよ。 ケンくんと付き合っている事にも喜んでるしね」
「私も貰ってる。 一応、アルバイトのお金は来月に入るけどね」
俺と由芽は、両親からしっかり小遣いを受け取ってるし、時雨とつかさもそのようだ。
だったら、安心だな。
なお、時雨はアルバイトをしているが、そのお金が入るのは来月らしい。
そこは仕方がないだろうな。
「じゃあ、早く園内に入ろうか」
「うん。 楽しみだなぁ♪」
「観覧車以外に何があるのかも気になるしな」
「そうだね。 私も気になるアトラクションには行ってみたいね」
みんなのお金は十分にあるので、早速入場料の支払いとフリーパスを購入し、園内に入る。
当然ながら、由芽と時雨は俺の腕をがっちり組んでいる。
(さて、まずは何から行こうか……)
腕に当たっている由芽と時雨の胸の感触を堪能しつつ、最初にどこに向かうかを考えていた。
由芽も時雨もつかさも苦手なアトラクションがあるはずだしな……。
ひとまず、聞いてみるか。
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