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因果応報

作者: MANA

外国人技能実習生。


この言葉と実態については、よく知られている。


率直に言って、きわめて評判が悪く、この制度を廃止しようとしている人たちも。


近年、実習生を受け入れている事業所の経営者や管理職が行方不明になる事件が続出している。


政府がマスコミに統制をかけているので、まったく報道されていないが、


事業所の地元の人たちは、事件についてよく知っている。


ある週刊誌が、「○○報告書」なるページに掲載しようとしたことが。


これも握りつぶされた。


行方不明の件。


警察は、その事業所で働いている(一種の奴隷になっている)外国人実習生と、


失踪した元実習生が「連携」しているのではとみている。


経営者や管理職が行方不明になった事業所では、


実習生に対して、労基法や最賃法等に違反した状態が続いて来た。


経営者、いわゆる社長がいなくなった会社の中には、ワンマン経営のところも。


桶のタガがなくなった状態になり、事業が続かなくなった例も少なくない。


行方不明の事件は、雨足がかなり強い日の夜に起きている。


犯行にはクルマが使われた可能性がきわめて高いが、


現場と推定される範囲に遺留品は皆無。


水に流されていないのは事件そのものだけ。


警察庁は全国の「外国人実習生が働く事業所」をリストアップして、


雨の日の夜には、パトカーによる警らを増やす等の対策をとっているが、


事件は一向になくならない。

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