陽だまりのあなた。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
「おとといは兎をみたの。昨日は鹿。今日はあなた」
一人、平日の昼間から河川敷で寝転ぶ。
ふとタンポポの花が目に入った。
強い風が吹き思わず目を瞑る。
目を開けると変わらない青い空が目に入った。
ふと後ろを向くと、一人の女の子が立っていた。
白いワンピースの少女は「逃げてたら何も始まらないよ」
そう告げた。
その時、再度強い風が吹き僕は閉じてしまった。
目を開けると変わらない青い空だけが目に入った。
僕は一度止めた学校への歩みを再度踏み出した。
そうだ、頑張って生きていこう。
そして将来娘に白いワンピースをプレゼントしよう。
有難うございました。