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魔界の勇者の改世記  作者: さかこり
序章
1/9

プロローグ

初投稿、そして小説は完全なる初心者なので、1人で書くと言うよりこの小説を読んでくださる読者様と一緒に作り上げてゆきたいです。

なので読者様の読んでみて思った感想を、思ったままコメント頂けるととてもありがたいです

これからも『魔界の勇者の改世記』をよろしくお願いします。

  俺は思う、世界がこのままで言い訳がない。


  そんなことを思っている俺が今どんな状況かと言うと、落ちている。訳が分からないかもしれないだろうが落ちている。

 話が飛躍し過ぎたので自己紹介がてら過去に遡ろう。


  リベル・リーロス。これが俺の名だ。

  そして、ラベル・リーロスという剣士である父。エリザ・リーロスという魔道士の母から生まれた、優秀な遺伝子を宿した子供である。

  俺が生まれた時は両親ともに優秀ということもあり、基礎ステータスが普通の子供より高かった。

  いや、だいぶ高かった。

  それがいけなかったんだろう。


  俺が住んでいた町、セントリアはそれほど大きい町ではない。

  「高ステータス保有者が産まれました」

  俺の話が町長の耳に届くまで時間はさほど時間はかからなかった。

 

  この世は力が全ての世界であることは知っているだろう。

  なら話は早い、町長がとった行動はもう読めるだろう。町長の座を脅かす芽は摘み取る。


  俺はこの世に生を受けて12日にしていきなり呪いというものを知る。

  だが呪いと言っても大したものではない。

  事実。呪いを受けていると母に告げられたものの、自分に何の呪いがかけられているのかが自分自身分からなかった。


  俺は親の愛情たっぷりにすくすくと成長。

  父が剣士ということもあり、幼少期からハードな特訓を積んできた。

  だが...俺は全くと言っていいほどステータスが上がらなかった。

  初期ステータスは高かったものの、その後のステータスが上がらなければ他の人に直ぐに抜かされる。

  そして俺は、弱さが故に町の子供たちの鬱憤の捌け口となってしまった。


  そして時は過ぎ、いつもの様に浴びせられ

 る暴力。

  だが、今日はいつもに増して鬱憤が溜まっていたらしい。



  さぁ、話を戻そうか。

  さっきも言ったように落ちているわけだが。 溜まりに溜まった鬱憤が爆発して、ただ痛ぶるだけでは解消できなくなったらしく、何をされてもヘラヘラしている俺を殺すという決断になった。


  人間が住んでいる人界

  魔物達が住んでいる魔界

  その間には大陸を切り裂く、深く。そして終わりの見えぬ峡谷がある。

  俺はその峡谷に落ちた。いや、落とされた。

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