スケルトン編 登場人物紹介
名前の由来など、メタな話もありますのでご注意ください。
登場人物
・栄えあるスケルトン編主人公
骨子(仮名)
名前 骨子
分類 アンデッド
種族 緋闇討骨臥
階級 C
能力 魔法技能
武術技能 片手剣術ランク35 短弓術ランク46 投擲術ランク41
補助技能 運搬ランク10 隠密ランク29 回避ランク11 加工ランク16 工作ランク18 察知ランク24 器用ランク34 俊敏ランク15 防御ランク12
特殊技能 暗視 噛付 引掻 眷属生成 自己修復 生者感知 能力上昇[小・闇] 能力低下[中・光] 斬撃耐性 刺突耐性 打撃脆弱 光脆弱 火耐性 睡眠耐性 精神異常耐性 毒無効 疾病無効 即死無効
名前はまだない。
魔導屍の魔石を砕いたことによって進化した個体。骨臥兵としては珍しい火を使った戦術を多用していたため、『火耐性』を取得したもよう。それに伴い、骨の色が緋色に変化した。外見的変化はその程度。
進化前は弓兵系上位の狙撃手だったが、それまでに素地があったとはいえ魔導屍戦での剣の使用が、戦士系派生上位の闇討者になるきっかけ。そのまま進んでいた場合は緋暗殺骨臥だった。
なお進化した影響で『精神異常無効』が『精神異常耐性』にグレードダウンしている。
アンデッド系は、C級で自我に芽生えることが多く、そのせいで無効から耐性に変わる。順調に進化した場合、無効に戻ることが多いのもアンデッドの特徴。
物事の取捨選択にたけている。よく言えば論理的、悪く言うと冷血。
たとえ人間だったとしても、必要とあればためらいながらでも人間を殺せた性格だった。スケルトンになったおかげで、同族意識が薄まり平気で殺せるようになったのは、本人にとっては幸い。……周りからするとはた迷惑だが。
物語のその後は、魔導屍のように配下を作れないか試したり、進化した体の性能調査。それが終わればおそらく、他の階層に進出するだろう。
ショタっ子外伝主人公
ウーフ
名前 ウーフ
種族 エルフ
職業 魔法士
階級 D
能力 魔法技能 火魔法ランク42 風魔法ランク39 黒魔法ランク20
武術技能 杖術ランク25 投擲術ランク8
補助技能 運搬ランク25 詠唱ランク40 遠視ランク8 隠密ランク16 解体ランク31 回避ランク11 加工ランク7 鍛冶ランク18 頑丈ランク7 器用ランク20 教導ランク12 交渉ランク15 採取ランク27 察知ランク9 俊敏ランク11 増力ランク16 調合ランク5 統率ランク12 防御ランク6 料理ランク17 魔力ランク38 連携ランク25 話術ランク4
特殊技能 偽装 当意
実年齢二十八歳の見た目は子供なエルフ。エルフ全体がそうではなく、彼がたまたまそうだっただけ。
身体的特徴以外でも、火魔法が使えるという点でもエルフの中で珍しい存在。それが理由で周囲から浮いていたわけではないが、国で一生を終えるより外を見たいと決意し出奔。家族や友人とはしっかり別れを果たし、見送ってもらった。
冒険者になってすぐ、槍使いのルースとパーティーを組む。その後現在のメンバーとなり、ルースとマーガレットは四年、ヴォルテールとは三年の付き合い。
D級としては多彩な技能を持つパーティーのリーダー。
その後結婚を機に引退して某鍛冶屋を継ぐまで、メンバーが一人もかけることはなかった。
エルフは家族ぐらいにしか名を明かさないため、本名は不明。
名前の由来は、妖精の一般名称。
鍛冶屋の受付が似合う槍使い
ルース・シングルトン
名前 ルース・シングルトン
種族 人族
職業 強突者
階級 D
能力 魔法技能
武術技能 片手剣術ランク5 長剣術ランク7 長槍術ランク44 格闘術ランク20 小盾術ランク6 投擲術ランク6
補助技能 威圧ランク3 運搬ランク26 隠密ランク5 解体ランク32 回避ランク29 器用ランク20 頑丈ランク35 交渉ランク4 採取ランク18 察知ランク16 俊敏ランク19 増力ランク41 防御ランク33 料理ランク12 連携ランク27
特殊技能 不屈
冒険者になってすぐ、ウーフとパーティーを組む。それ以前からある程度冒険歴(国からダンジョンへの旅)があったウーフと違い、あまり戦闘に慣れていたわけではなかった。なので、お互い初心者ながらもウーフに色々と教わり冒険者となった。のちの引退では、この件が関係あるとかないとか。
年齢は二十三歳。現在はC級間近の実力。
名前の由来は、文化人類学者にして『菊と刀』の著者ルース・ベネディクトから。ラストネームはルース・ベネディクトのペンネーム、アン・シングルトンから。
パーティーメンバー斥候
ヴォルテール・アルエ
名前 ヴォルテール・アルエ
種族 人族
職業 斥候
階級 D
能力 魔法技能
武術技能 片手剣術ランク13 短剣術ランク38 片手斧術ランク6 格闘術ランク31 小盾術ランク10 投擲術ランク25
補助技能 運搬ランク26 遠視ランク22 隠密ランク43 解体ランク30 回避ランク39 加工ランク11 工作ランク23 交渉ランク17 拘束ランク10 採取ランク25 察知ランク45 忍足ランク28 防御ランク19 料理ランク4 連携ランク19 頑丈ランク20 器用ランク32 俊敏ランク40 増力ランク14 毒耐性ランク8 疾病耐性ランク5
特殊技能 索敵
冒険者歴ではウーフやルースと同じ。年齢は二十五歳。
育ちが悪く、非戦闘系補助技能が高いのはそのため。現在の職業、索敵・隠密系の斥候になったのは、本人の希望ではなく環境によるもの。
そんな育ちのせいか、現在の穏やかなパーティー関係は気を張らずに落ち着けるので結構気に入っている。
二人の結婚によってパーティー解散後は、固定パーティーを組まずフリーとして様々なパーティーを渡り歩きながら、気ままな冒険者生活を送る。
名前の由来は、哲学者ヴォルテールから。ラストネームは本名のフランソワ=マリー・アルエから。
最年少のJC(年齢的に)神官
マーガレット・キャサリン・フォッグ
名前 マーガレット・キャサリン・フォッグ
種族 人族
職業 司祭
階級 D
能力 魔法技能 水魔法ランク16 白魔法ランク42
武術技能 杖術ランク13
補助技能 運搬ランク9 詠唱ランク32 隠密ランク3 解析ランク22 解体ランク11 回避ランク7 加工ランク9 頑丈ランク4 騎乗ランク5 器用ランク18 教導ランク6 採取ランク15 察知ランク8 調合ランク12 防御ランク8 魔力ランク30 料理ランク20 連携ランク15
特殊技能 治癒
パーティー最年少の十五歳。冒険者になってすぐ、パーティーに加入。当時十三歳……
パーティーについていくため、白魔法を積極的に伸ばした結果、それ以外がD級回復職の平均より低くなってしまった。といっても、二年でここまで上がったのは、環境(主に『アスポデロスの野』)と本人の資質によるもの。
骨臥兵僵尸が、骨臥兵狙撃手および緋闇討骨臥だと判明したのは彼女の『解析』によるもの。実力差のため、技能などはわかりませんでした。
魔導屍戦後は、『水魔法』や『杖術』の鍛錬に力を入れる。
パーティー解散後は、しばらく冒険者を続るも引退、小さな孤児院を継ぐ。
名前の由来は、文化人類学者のマーガレット・ミードから。ラストネームはミードの母の旧姓フォッグから。セカンドネームは娘のメアリー・キャサリン・ベイトソンから。
ちなみに、ルースとマーガレットはそういう関係ではありません。
荒野の主
名前
分類 アンデッド
種族 魔導屍
階級 C
能力 魔法技能 火魔法ランク28 土魔法ランク46 黒魔法ランク51
武術技能 杖術ランク21
補助技能 威圧ランク5 詠唱ランク48 回避ランク12 察知ランク21 統率ランク34 防御ランク9 頑丈ランク20
特殊技能 噛付 引掻 眷属生成 自己修復 生者感知 鬼哭 闇魔法強化 能力上昇[小・闇] 能力低下[中・日光] 光脆弱 睡眠耐性 精神異常耐性 毒無効 疾病無効 即死無効
身長百七十センチほどのミイラのような外見。魔術使用のローブをまとい、杖を所持している。
自他ともに認める、『アスポデロスの野』の主。ののの。
本来は散開させている生成した眷属が、人間以外に倒されているのを察知して骨子(仮名)を襲う。配下を殺されたことによる報復なので、割と正当な襲撃だった。とはいえ、本人としては配下を殺されたことよりも、自身に逆らうことに怒りを感じていたため所詮は身勝手な癇癪。
自我は有していたものの、理性という面では少し劣っていた。C級から自我を持ち出した魔物の特徴でもある。
一般的に亜人・妖精系は自我の確立が早いが、本能面でほかの魔物に劣り、魔獣系は自我の確立が遅いが、芽生えた場合知略と本能を駆使するため厄介な存在になりやすい。アンデッドは、骨臥兵系などは慎重な性格が多いが、魔導屍や僵尸系上位の飛殭などは感情的なことが多い。
常連嫌いの偏屈鍛冶屋
シュトルヒ・アードルング
名前 シュトルヒ・アードルング
種族 ドワーフ
職業 黒鉄鍛冶師
階級 C
能力 魔法技能 火魔法ランク27 土魔法ランク34 黒魔法ランク25
武術技能 槌術ランク49
補助技能 運搬ランク37 詠唱ランク15 解体ランク21 加工42 鍛冶51 教導ランク16 交渉25 採取ランク14 察知ランク4 調合ランク28 料理ランク32 連携ランク43 頑丈ランク18 器用ランク53 増力ランク42 火耐性ランク25
特殊技能 鑑定 作成強化
技能だけ見ればまさかの今編最高の人物。しかし、ほとんどが生産活動によって鍛えられたものなので、実践においては数字ほどの効果は発揮しない。『槌術』などがその最たるもので、戦闘では表示ランクの半分の相手と戦えるかどうかといった程度。それでも戦闘になるのが技能のすごいところだったりする。
職人肌で凝り性。その結果が『料理』に表れている。
名前の由来は、ドイツ語でコウノトリを意味するStorchから。ラストネームはドイツ語の名字から語呂がよかったものを。
お付き合いいただきありがとうございました!
次はファンタジー定番だけど主人公としてはあまり見ない種族を書きたいかな、と思いながら次回はゴブリン編のその後を特別編として書くと思います。(……いつになるかわかりませんが)
期待せずにお待ちください。