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異世界構築への一歩  作者: フランドール
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異世界への一歩

突如現れた男に新しい異世界構築をしてみないかと言われた蓮。


それを受け入れる上で今後の生活して行く上での能力の説明をされていく...



突如いつもの風景が消え、見知らぬ神と名乗る男が現れた。

普通、このような展開の場合パニック衝動をおこしてしまったり、唖然として何も言えないということが想像できるであろう。しかし、彼、高坂蓮は違っていた。


「なるほどね..。俺はあんたによって突如的に、いや、強制的に異世界転生をされた。というわけか」


「おいおい、なんで君はそんなにも潔くこの状況を受け入れることが出来るんだい?ここはもっと一体何がー!とか、みんなどこ行ってしまったんだー!とかあるでしょ?それなのに君は最初の<なに…これ?」的なことのたった一言のみ!僕がさあ、せっかく君に特別な能力を上げた上に此処に異世界転生させてあげ……」


「はいはいはい、話の長い男は嫌われるぜ?もっと完結にしなきゃ。で、おそらく俺への要件、異世界構築ってのはなにすりゃいいんだ?」


このままにしておくと永遠と自分の事に関してや蓮自身のリアクションの事について話し続けられてしまうと感じた蓮は神と名乗る男の話を途中で遮り、あった当初に話していた異世界構築について聴き始めた。


「話しが早そうで何より。では、少し長くなるが君にやってもらいたい異世界構築について説明させてもらおう。まず、君に何故このようなこと

をやってもらう理由は僕が作るのがめんどくさくなったからだ。だか…」


「ちょっ!待てって!そんな理不尽な理由で俺は…」


「人の話はちゃんと最後まで聞くのが常識ではないかね、高坂蓮よ。」


その男の目が少しつり上がり、声のトーンが低くなった。


「それも..そうだな。すまん、続けてくれ。」


そういうと体操座りをした。


「うむ。では、続きからで僕がめんどくさくなったから。そして、もしが生まれたからだ。そのもし、とは僕以外の他の誰かが、突如的に呼び出された奴に任せたらどんな異世界が生まれるのか気になったからでもあるんだ。地球..。それも僕が創造した異世界の一つでしかない。僕がこれまで創造した異世界は君に分かりやすく表現するなら星の数ほどあるあるわけさ。」


「星の数…。パッと想像しただけじゃ全く見当もつかないな。」


「そんな君は第一号人なのさ。そんな君に与えた力は3つだ。

・1つ、30秒の時戻し。

・1つ、神レベルの見切り能力。

・1つ、超低熟練度の剣術と闇魔法。

ん?実質4つもだ!」


「待て待て待て!!最初の2つは凄く良いと思う。だが!最後のはなんで超低熟練度なんだ!?」


神と名乗る男が与えたという実質4つの能力に対して不満と言わんばかりの蓮に対してまた、目が少しつり上がり、声のトーンが低くなった状態で自分の意見を言い始めた。


「何を言ってるんだい?色んな異世界生活の物語があるが、初期装備としてこれほどの能力が付いてればかなり良いと思うが?しかも、その内容を知らされていた来た。これに不満とは君は何様だ?」


見た目からはとても想像出来ない殺気と威圧から蓮はその場にいるのがとても苦しいと言わんばかりの汗をかき、目を見開いていた。


「す、すまん。最後に3つ質問がある..。」


「なんだい?」


「1つ、その超低熟練度は努力すれば上がるのか?

2つ、俺が異世界でもし死んだらどうなる?

3つ、アンタの名前は?」


この3つの質問に少し驚いた感じを見せた男出会ったがほおを少し和らげ微笑みながら答えた。


「1つ、熟練度なんだからもちろん君次第で全て変わる。

2つ、君がいく異世界では誰一人として君の記憶をなくす。そして、君は普通に死ぬ。

3つ、それはいずれ分かるであろうから今は答えない」


「ふぅー、なるほどね。能力は上がるが死んだらその場で終わり。自分のもつ能力をうまく活用しながら生きろってことか。アンタの名前はいずれ、か。分かった。そして決心も付いた!」


そういうと蓮は立ち上がり、自分の頰を両手で思いっきり叩き付けた。パンッ…!という高い音が鳴ったあと笑顔で前を向いた。その顔には一切の迷いがなかった。


「ふふ...。では頼んだよ。高坂蓮。君の作る異世界構築の一歩を僕が送り出すとしよう。


すると、神と名乗る男のお腹のあたりから白くまばゆい光が出始め、全体をゆっくりと包んでいった。そして、微笑を浮かべながら興味・好奇心・恐怖..このような感情を胸に秘めながら立つ蓮を優しく取り込んでいった。


ーー君の作る異世界を僕は見ているよ…



いかがだったでしょうか?


蓮の異世界に持っていける4つの能力。全てうまく使えるのかが今後の鍵になって行く。


という感じで物語が進んで行きます!

短いながらもしっかり読んでくださり誠にありがとうございます!

良ければ感想を頂けると今後の励みになります!

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