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主婦はいいよなというけれど

作者:兎ママ

主婦の一日は楽でいいなという人がいる。
子供と夫送ったら自堕落に過ごせるんだろう、と。

これに対して大抵の主婦は、発言者をフルボッコすることだろう。特に保育園に子供を通わせて居る主婦なら、全てのストレスをぶつけてやると言わんばかりにくってかかるに違いない。

だがその発言者は、本当に子供を持つ主婦の一日を知ってて発言しているだろうか?
実は結構な人が表面しか知らずに、口にしている。
私も結婚して子供ができて子育てする側になり、初めて主婦の大変さを実感した。かなり年の離れた下の弟妹が居て見てきた私でさえ、当時は晩御飯しか作ってない癖にと反抗期を迎えて居たのだから、そう発言してる殆どの人は表面しか知らないに違いない。

と言うわけで、ここで一歳半の保育園通いの子供がいる前提の主婦の一日の一例を上げてみよう。(ちなみに保育園通う関係上、短期時間預かりですら月六十時間以上働く必要があるが今回は仕事の無い日としての一例である)

06:30 起床
06:40 子供の朝食作り開始
07:00 子供が寝てたら起こし、朝食開始&夫の朝食と昼食作り
07:30 食べ終えた子供の歯磨き&寝巻きから着替えとオムツ替え
07:45 夫を起こし、夫朝食開始。私も朝食を食べながら保育園の連絡ノートに記入。
(記入内容:当日朝の体温、朝食メニュー、起床時間、お迎え予定時間、お迎え予定者、機嫌、前日の午後六時以降の排便回数と状態)
07:55 保育園の持ち物確認
(月曜のみ:オムツ捨て箱、寝巻き、昼寝布団一式)
(毎日:コップ、水筒、タオルエプロン、お手拭き、タオル、帽子、追加オムツ、帽子、名札、連絡ノートなど)
08:05 保育園に行きたくないと逃げ回る子供を捕まえ、コートと帽子を着用
08:10 夫会社に出勤。泣きじゃくる子供と共に保育園へ。
08:15 保育園到着。泣いて手を伸ばす子供を預けて、教室にてオムツの追加、着替えの確認、タオル、コップ、連絡ノート、水筒、靴などを決まった場所へ。
体調や迎え時間など何かあれば先生と話し合い
08:25 帰宅
08:30 朝食の食器調理道具類の片付け
08:50 洗濯物回収後、色柄などの選別ネット選別後洗濯
09:00 布団の掃除機かけ
09:30 寝室と風呂場以外の掃除開始
10:10 洗濯物干し
10:30 風呂掃除
10:50 スーパーへの買い物
12:00 帰宅、昼食作成
12:30 昼食
13:00 昼食の食器調理道具類の片付け
13:20 十分休憩
13:30 全員分夕飯と明日の朝食のネタ作り開始
15:00 洗濯物取り込み
15:10 洗濯物畳み片付け
15:30 保育園へ出発
15:40 子供のお迎え
16:00 甘えモードの子供と帰宅、手洗いうがい、連絡ノートの確認
16:15 いないいないばぁやお母さんと一緒など子供テレビを一緒に見ながら話しかけ&ダンス&高い高いぎゅーなど
17:10 玩具や積み木絵本お絵かき抱っこなどの遊び時間
18:50 台所に侵入しようと子供を止めながら用意してた晩御飯を温めて少し冷ます
19:00 子供の夕飯開始
19:30 食器移動、風呂の準備
20:00 風呂
20:30 歯磨き、鼻掃除、水分補給のち寝かしつけ
22:00 夫帰宅 風呂準備 夕飯用意 夕飯 風呂
23:30 就寝

如何だろうか。
これはあくまでも子供も夜泣き無し、食事を嫌がらないという条件での一例でしか無い。ある程度作り置きしたり、掃除洗濯を毎日しないなど時間を作る方法も勿論ある。
だが、大抵の子持ち主婦はこれより難易度高いと思って欲しい。少なくともアレルギーがあれば食事の手間は二倍だし、夜泣きは遅い子は小学生まである。本当に泣く子は泣くのだ。

そして保育園に通う為に月60時間以上となると週15時間だが、そんな中途半端に入れる仕事なぞまず無い。
よく主婦が行う仕事とてスーパーのレジがあるが、最低月80は入ってもらわないとちょっととお断りされるのがオチだし、ひどい場合は土日出勤も要求される。他は工場での作業だが、こちらも似たような物だ。
つまり、大抵の子持ち主婦は月80時間は働かざるを得ない。よって週20時間、平日のみとしても日4時間だ。
ここでもう一度上の時間の一例を思い出して欲しい。
保育園に子供を預けてから迎えに行く迄の時間は7時間15分だ。そこから働く時間、仕事場の移動時間、仕事時間内で強制的に取らされる休み時間含めたら残り2時間半位だろう。
さてその短時間で本来やるべきだった家事を終えて、自堕落に過ごせる時間が残るだろうか?

答えは書かない。
会社で馬車馬の如く働いて日々叱責受けて金稼いで来てるんだから、それ位当たり前というならそこ迄だ。逆に今迄そんなに大変と思ってなかった、これからは手伝おうと思うのもありだ。
これはあくまで一例であり、全ての主婦の例ではない。専業主婦で子供も居なくて遊んでる人も世の中居るだろうし、共働きで寧ろ夫より稼いでる兼業主婦もいるだろう。
だが、少なくともこの話を読んで、主婦の生活の一例を垣間見た以上、何も知らずに安易に主婦は楽だよなと口にするようなことはもう無いよう私は願う。

毎日洗い物をすればあかぎれだってできるし、子育てで一歳半には余裕で10kg超える子供を抱っこしていれば腰だって痛める。食事だって毎日作ればレパートリーに悩むし、朝早くに毎日起き続けるのは辛い。何より出産して最低1年〜2年は身体ダメージは残り続けるし、あの日(わからない人は貧血になったり熱が出たり下痢になる日と思って欲しい)になれば本当に家事をするのも億劫になるだろう。
だが子供はそんな事を言っても聞く訳が無い。自分が一番である子供は、熱があろうが下痢だろうが待ってくれやしないのだ。そして子育ては子が巣立つーー日本では最低でも18歳を超える迄は続くだろう。

さて、最低でも18年間休みなくこれから続くことになる子育てと家事の仕事を任されて居る主婦を、あなたはどう思いますか?

出産後子育て二年で体重が10kg減った経験があります。子育てって大変なんですよ?

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