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生まれて御免  作者: 古泉
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序章2

ここまでのお話しですと、私は親に濡れ衣を着せ、自らの責から逃げてまわる本物の駄目人間のように感じられるかもしれないのですが、間違えなくそうなのです。


認めざるを得ないほどの糞親の元に生まれてしまい、認めざるを得ないほどの無責任な人種なのであります。


誰でしょう。この親に生を授けたのは。

誰でしょう。この子に人生を歩ませたのは。

可笑しくなって自分ですら笑えてくるのです。ここまでで気分を害された方がいらしたら、是非とも踵を返して頂き、この下品な文章は見なかった事としてください。

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