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陽の光と声(詩集)

君の名を呼ぶ声が

この詩の後に長々しい後書きがありますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

誰かが君を呼んでるよ

細く微かな声だけど

弱々しい声だけど

白い扉の奥にある

汚れた古びた小さな部屋で

(うずくま)ってる君の名を

確かに何度も呼んでるよ

「独りで抱え込まないで」

コンコン叩いて言ってるよ



誰かが君を呼んでるよ

太く荒々しい声で

強くてとても大きな声で

黒い扉の奥にある

汚れた古びた小さな部屋で

(うずくま)ってる君の名を

確かに何度も呼んでるよ

「お前に生きてる価値はない」

ドンドン叩いて言ってるよ



白い扉と黒い扉

中心にある小さな部屋で

うずくまってる君の名を

何度も何度も呼んでるよ

ドンドンコンコン扉を叩いて

何度も何度も呼んでるよ



部屋の中にいる君は

さらに小さく(うずくま)

床はキシキシ音を(ひずま)ませ

壁は君を置い囲み

部屋はさらに小さくなる

そんなことはお構いなしと

二つの扉の向こうから

君の名前を呼んでるよ

君の名前を呼んでるよ

なにかを独りで悩んでいる誰かとその誰かを呼ぶ二つの声を詩にしたものです。

部屋の中にいる誰かは何を悩んでいるのでしょう。友人関係でのいじめ?家庭内での出来事?それは人によって様々です。

では白い扉から呼んでいる誰かは誰なのでしょう。友人?家族?全然関係な人かもしれません。

黒い扉から呼んでいる誰かについても同じことが言えるでしょう。

きっと読む人によって、今述べた部分は変わってくると思います。

そして、助けを伸ばす行為というのも場合によっては悩んでいる人の首の絞める行為になるかもしれません。

そういうのを少しでも感じて貰えると嬉しいです。

長々しい後書きでしたが読んでくださりありがとうございました。

最後にアドバイスなどのコメントあれば待ってます(笑)

ありがとうございました。

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