〜プロローグ〜
今から約2~3年前に内閣が子供の出生率を大幅に高める政策を打ち出し
見事に出生率は激増したが、それに伴い教員数の減少。
そして、2028年4月から施行されることに決まった法律がある。
「全国学校教諭特別措置法」
子供の出生率の大幅増加に伴い試験的に1年間、官僚から数名。
そして、教員免許を持っている警察官に限定して数名を東京都内にある学校に
教員として移動となり教育現場の力になるようにという思いが込められた法律だ。
試験奇岩が終わる来年の3月まではなにがなんでも教員を続けなくてはいけない。
2028年3月某日ー警視庁公安部部長室ー
「失礼します。」
その言葉とともに主人公である角谷龍は警視庁公安部部長室を訪れる。
「入りたまえ。角谷君。」
角谷は公安部部長室に入るや否や刑事部長のデスクの前に立つ。
「それでお話というのは何でしょうか?」
「君に辞令が届いている。話を聞くかね?」
「はい。そのお話をお聞きします。」
その後話を聞き終えた角谷は公安部部長室を後にする。
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「警視庁公安部所属
角谷 龍 殿
全国学校教諭特別措置法の試験期間として
令和10年(2028年)4月1日付をもって
東京都立下川高等学校に異動を命じる。
以上
東京都人事部長及び警視庁人事部人事課第一課」
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その話を素直に受け取り公安部長の部屋から出てしばらくしてぽろっと本音が出る。
「なんで急に俺がいきなり教師に・・・。」
「まぁ。いずれそのうちわかるか。」
角谷龍は自宅へと帰っていくのであった。
警視庁公安部で日々慌ただしい毎日を送っていた角谷龍だったが、
突如として高校教師になることになった。
そして、彼が警察官から教師という道に異動となったのには理由が・・・?




