表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】君、聖女の前に僕の婚約者でしょ!  作者: 海空里和@電子書籍2冊発売中!


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/49

病める時も、健やかなる時も

 僕も幸せを滲ませてそう言えば、リナも笑顔で返してくれた。


「私の方こそ、ありがとう」


「おめでとう!」

「おめでとう!」


 皆の言葉に送られながら、僕たちは教会の外に出る。するとーー


「おめでとー!レインおにーちゃん!リナおねーちゃん!」


 孤児院の子供たちがフラワーシャワーを降らせながら、僕たちを迎えてくれた。


 いつの間にか外に出ていたアンと、マリウスが子供たちを見守りながら、笑って立っていた。


 嬉しいサプライズに、隣のリナは涙をポロポロと溢していた。


「マリウスが子供たちを連れてきてくれたの?」


 リナにハンカチを手渡しながら、マリウスにそう問えば。


「俺はアンに頼まれて、式が終わる頃を見計らって連れて来ただけだ」

「アンはこの計画も、お花の手配も、二人のためだって一人でやっていたのよ」


 教会から出てきたシスターが嬉しそうに僕たちに教えてくれた。


「そうなのね、ありがとう。アン」

「リナもレインにーちゃんも、私の大切な人だからね!これくらいしか出来ることないけど」


 リナがお礼を言うと、アンは照れくさそうに、ニカッと笑った。


 僕もアンにお礼を言って頭を撫でると、アンは嬉しそうに「えへへ」と笑った。


「マリウス様も、ありがとうございました!」

「いや。二人の姿を見られて俺も良かった」


 アンがマリウスに向き直ってお礼を言うと、マリウスは静かに微笑んだ。


「次はきっとマリウス様が幸せになる番です」

「そうか……そうだと良いな」


 いつの間にか仲良くなっていたマリウスとアン。僕はそんな二人の未来もあるのかな、と思い描いてしまった。それはリナも同じみたいで。


「ね、アンとマリウス、意外とお似合い?」


 と僕にこっそり耳打ちして笑った。


 この日リナは、リナ・アーシュターになった。


 大切な人たちに祝福されて夫婦となった僕たちは、この温かい場所に絶対にまた帰ってこよう、と約束をした。

いよいよ最終決戦です!最後までレインとリナの応援をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ