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この世界は...?


如月「ホントになんで読めるの...?」


書いてある文字は象形文字と線文字が混じったような文字である。


如月「あ、羽ペンとインクがあったよね。なら」


試しに、日本語で「こんにちは」と書いた。


如月「日本語は...書けるね。」

如月「じゃ、じゃ...こんにちは?」


日記に書いてある文字で書いたら。


如月「...やっぱりなんでか書ける。」

如月「き、気持ち悪い感覚...」

如月「あ、日記。日記を見て落ち着こうかな。」


2ページ

今日は、シュナットパランツが居やがった。

しかも、軽く10匹はいた。

兎に角、バークシュメン町のモンデモンシュタイン区に多い。

気を付けよう。

この町は物資はかなり良いもんが揃ってる。


如月「シュナットパランツ?モンデモンシュタイン区?」

如月「よくわからない単語が...」


3ページ

バークシュメン町やばすぎ!

特にメッテ区だ。

物資は多いが、パンツァーフェストが2体居やがった!!

あいつはやべぇ!1体いるだけでも十分脅威なのに!

逃げよう!あいつが2体いる時点でやべぇ!


如月「パンツァーフェスト?文字もかなり慌ただしいし、そんなにやばい奴なの?」


4ページ

バークシュメン町から抜け出すために日記を付けるの忘れてた。

一応、抜け出せたが、もうあの町に行くつもりはない。

死に行くのと同意義だ。

途中パランツ野郎に見つかったが、肥大進行化した奴だったから、助かった。


如月「肥大進行化...?ほんとに意味の分からない単語ばっかね。」

如月「...ん?」


如月が、少し奥に何か物が落ちているのに気づく。


如月「なんだあれ。」


如月が近づくとすぐわかった。


如月「...え?これ、ナイフ?」


そこにあったのは、

刃渡り15cmはある大型ナイフ。

形状はまるで西洋のダガ―ナイフのようだ。

握りに少し豪華なデザインが施されている。

光沢はかなり落ちているが、金属で牛みたいな動物が描かれている


如月「...銃刀法違反だけど。」


そもそもここが日本とは思えないからである。

この倉庫も、明らかに現代の倉庫ではなく、

壁は、丸石で出来ていて、棚も低く、木箱ばっかである。


如月「...明らかに日本ではない以上、持っててもお縄にならないかな。」


如月は大型ナイフを手に取った。


如月「...あれ、意外と軽い?」


すると、如月はあることに気づく、


如月「あれ、私こんな手だったけ、ついでに筋肉も凄いような...」


一度、大型ナイフを床に置き、如月?の体を見る。


如月「...やっぱり、この体、私じゃない!」


明らかに、前世と違う体。

手の形、身長、筋肉など、

あと、胸も大きい。一カップ上がっている。

いらゆるところで、違いがある。


如月「...顔は鏡ないからわからないけど、」

如月「確実に私じゃない...もしかして、これって」


如月は、あることを思った。


如月「俗に言う、転生...?」


転生、それがしっくりきた言葉でこの状況を表すに相応しい。

如月も、特に違和感もない。


如月「...なんか冷静さを取り戻したな。」

如月「取り敢えず、ここで夜を越そう。」

如月「あとは、この体の主の日記をもとに、この世界は何かを調べないと...」


その後、日記を見て分かったことについて


まず、今私がいるところはブルーメンウィッセ町のラガハウス区にいるようで、

他の町に比べて、比較的に奴らはいないらしい。

まだ、奴らの情報はわからない。

どんな物、生物なのかもわからない。

ただ、わかるのは、

「危険なやつ」なぐらいだ。

体の主も、やばいっというぐらいだ。

しかし、一つ不思議なことがある。

町にいるはずなのに、他の人間の描写が全くない。

まるで、全てがゴーストタウン化しているようである。

仮に居ても、その奴らとしか書かれていない。


如月「やば、ねむ。」


長い時間観ていたらしく、眠気を感じてきた。


如月「(寝よう。てか、)」

如月「この木箱邪魔だなぁ...退かすか」


如月は木箱を端っこに寄せる。

しかし、木箱を隅っこに寄せている時に、あるものを見つける。


如月「...ん?」

如月「あ、これ鞘じゃん。こんな所にあったのか、」


どうやら、先程の大型ナイフの鞘が木箱に埋もれていた。


如月「よくよく考えれば、どうやって持ち運ぶのかね。」

如月「(けど、丁度良かった。)」


鞘は、どうやら腰に少し太めの紐を撒いて固定する形式のようで、

木箱が落ちてきたときに、紐が解け、埋もれたのだと考えられる。


如月「よし、こんなもんでいいかな。」


倉庫自体はそこまで広くないため、

木箱を退かしたら、そこそこ広くなった。


如月「よし、」


床にリュックのポーチを置き、

近くにあった。障害物競走で使う袋みたいな毛布代わりにした。


如月「これで良し。」

如月「(寝心地は最悪だと思うけど、ないよりかはマシ。)」


案の定、寝心地は最悪だが、如月は、仕方なく寝た。


ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます!


良ければ、ブクマか☆評価をして頂けれると狂喜します('ω')ノ




あと、もしよろしければ、感想コメントも下さるとうれしいです!

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