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目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第1章  大切なもの
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80 夜の会談 その二


「先ずは、姫を呼んだのは私が単純に会ってみたかったと言うのと、アウローラに頼まれたからだ」

「アウローラ様にですか?」

「あぁ。幼い姫には酷だろうが、身辺には気を付けておけ。また狙われるぞ」

「また、と言うことは、(わたくし)を狙うものは同じ組織なのでしょうか?」

「姫は誰に狙われたのか知っていたのか? アルノルドは知らないと言っていたが⋯⋯」



 そっか、伯父様からは知らされていないのだった。

 お父様から聞いた話で、その事は伯父様には話していない。



「その件は、お父様から直接お聞きしました」

「ほぉ、娘には甘そうだが話しをしたのか。ならば話は早い。奴等は魔力の高い子供を狙っている。階級問わずだ。訓練中に瘴気を纏った子供に襲撃されたと聞いたが、その時に姫は対峙したのか?」

「此方に向かってきましたので、防御魔法は使用致しました」

「その者の前で魔法を使ったのだな」

「はい」

「時に、姫には専属の護衛はいるか?」

「はい。おりますわ」

「護衛以外に対応策はとっているか?」



 護衛以外?

 それ以外って魔道具とかでとかそう言ったことかしら?



「エスターには私の守りを渡してある」

「ヴァレンがか?」



 陛下はそう言うと殿下を見る。

 すると、面白そうに口角を上げた。



「あぁ、なるほどな。姫はヴァレンの番か」

「そうです。ですので、貴方のご子息の嫁にとか考えないように。その時は容赦しない」

「バレていたか⋯⋯。姫は聡明だから息子にどうかと思ったのだがな。残念だ。だが、姫、ヴァレンが嫌なら我が国の嫁に来ることも考えて欲しい。姫なら大歓迎だ」



 そんな話を今しないで欲しい!

 そして伯父様は大きなため息をつかないで欲しいです。

 こうなったのは私のせいではありません⋯⋯。

 そして殿下も「私のエスターは誰にも渡さない」とか言ってるし、そんな事をここで堂々と言わないで欲しい。

 居たたまれない、恥ずかしい! そういう話なら帰って良いかしら!?

 あっ、それよりも今邸に私がいないことを誰も知らないのは不味いと思う⋯⋯。



「お話し中失礼します。(わたくし)へのお話は終わりでしょうか」

「いや、まだだ。眠くなってきたのか?」

「いえ、眠くはないのですが、シベリウスの邸では誰も(わたくし)が此方にいることを知りませんので、(わたくし)が部屋にいないと分かれば大騒ぎになります」

「ステラ様、侍女達はどうしたのです?」

「エストレヤが迎えに来た時は既に下がっていましたから。誰も知りませんわ。⋯⋯エストレヤいる?」

「ここにいるよー」

「お願いがあるのだけれど」

「エステルのお願いだったら何でも聞くよー!」

「ありがとう。シベリウスにいるモニカに(わたくし)が部屋にいなくても今日中に戻るから心配しないでと伝えて欲しいの」

「わかった! 伝えてくるね」

「ありがとう、お願いね」



 流石に私が部屋に居ないとなると騒ぎになるから、私を連れてきた張本人に伝えに行って貰う。

 このまま連れ帰って欲しかったというのが本音なのだけれど、陛下がまだ話があると仰ったので帰れない。

 狙われているので気を付けなさいという事で終わりではないのかな。



「本題に戻ろう。姫、行動するときは必ず護衛を付けるように」

「分かりましたわ。⋯⋯あの陛下、質問をしてもよろしいでしょうか?」

「かまわない」

「ありがとうございます。そこまで気を付けなければならない理由は何故でしょう? 勿論一人で行動することはありませんが」

「姫は歴史は習ったか? 闇の組織は着々と力を付けてきている。奴等の力が増すと、負の連鎖が止まらなくなり、それが何を意味するか⋯⋯、瘴気が溢れ人々は魔物と化し、混沌が広がるだろう。それは約六千年前の悪夢が再び起こるということだ。今までもそういった事がなかったわけではないが、未然に防いでいるだけで大事には至っていない。今回も未然に防がねばならない」



 闇の組織は歴史を繰り返そうとしているの!?

 そんな事許されることではない。

 どれだけの人々が犠牲になることか⋯⋯。

 陛下の言った通り、未然で防がねばならない。

 だけど、この話って此処でしていていいものなのかな。

 どちらかというと世界会議の議題になりそうなものだけど。

 私だけでなく、魔力が高い子供って他にももっと沢山いるよね。

 レオンお兄様もだし、ヴィンスお兄様も⋯⋯。

 気を付けなければいけない人達は沢山いる。

 そもそもだけど、闇の組織って何が目的なのかしら。



「姫は面白いな」



 面白い? 何処から面白いなんて出てきたの?

 私は何が面白いのかわからず首を傾げる。



「いや、肝が座っている。怖がる気配もないな。普通の深窓の姫なら震えているぞ」



 それって、私が深窓の姫じゃないと、普通ではないと言ってるのかしら。

 中々酷い⋯⋯。

 まぁ普通でないのかもしれないけれど、そんな風に言わなくても、ちょっと傷つきますよ。



「陛下は、(わたくし)がそのお話し伺って取り乱して欲もよろしかったのでしょうか?」

「まさか、取り乱されたら面倒臭い」



 何それ⋯⋯。

 本音が過ぎますよ。



「レイン陛下、あまり殿下で遊ばないで下さい」

「そんなに睨むなユリウス。感心してるんだ。姫は大物になるな。この国は将来安泰だな。姫の兄も中々の切れ者で、あれも将来が楽しみだ」



 長命の魔国の王にそう言って貰えるのって凄いよね。

 たけど、遊ばないで欲しい。



「再度話を戻しますが、もうひとつ、我々の国境に聳える森の瘴気についてだが、あれも追っていけば闇の組織に繋がりがある。増えればそれこそ人為的に魔物の大襲来が発生する原因ともだろう。今まで以上に警戒と、我々の連携が必要となる」

「だが、人族から見てあれの発生が分かりにくいことが難儀だな。どうしたものか⋯⋯」



 陛下と殿下は頭を悩ます。

 そもそも、その瘴気の発生の原理は何かしら?

 人には分かりにくいもの。



「陛下、殿下。質問ばかりで申し訳ないのですが、それはどういったモノなのですか? 我々には分かりづらいという事ですが⋯⋯」

「人為的に発生する瘴気だが、これは魔物が隠れ蓑となっているが故に分かりづらくなっている。今はまだ小さなものだから余計に気付きにくいのだろう」

「魔物が隠れ蓑ということは、魔物が発生している時に、人為的な瘴気もまた違うところで発生している、と考えていいのでしょうか?」

「必ずしもそうとは限らないが、そう思っておいた方がいい」

「警戒をするに越したことはない。⋯⋯たが、エスターなら気づくかもしれんな」



 ――私ですか?



「第三の目の力が優れているからな。今はきちんと制御出来ているから、解放し、森に集中すれば場所の特定も出来るかもしれないが、危険なのは変わりない」

「ふむ⋯⋯」



 陛下は何か考えられている様子。

 そう言えば、魔物から感じる瘴気と人為的に発生する瘴気の気配って同じものなのかな。

 あの時は必死だったから分からなかったけれど、思い出すと何となく違ったような⋯⋯。



「エスター、何か気になることでもあるのか?」

「気になると言いますか、(わたくし)は知らない事の方が多いので、このような質問で申し訳ないのですが、魔物の瘴気と人為的に発生している瘴気は同じものなのですか?」

「どういう事だ?」

「何と言っていいのか、感じ方⋯⋯、があの時少し違うように感じましたので、瘴気でも魔物が発しているのと、人為的に発生させられているものとでは、質が違うのかと思いましたの。それに、伯父様達が森で魔物の瘴気は感じるのですよね? なのに、もう一つの瘴気は感じられないなんてあるのでしょうか?」



 私がそういうと、レイフォール陛下とヴァン様ははっとした表情をした。

 と言うことは、やっぱり少し違うのかしら。



「確かに⋯⋯瘴気は瘴気だからそこまで考えていなかったな。姫は中々鋭い」

「言われてみれば瘴気でもあれは魔物の瘴気とは少し違う。エスター、よく気付いたな」

「そう言った機微な事は人間の方が分かるかもしれんな。姫よ、それをこの二人に教えてやれ」

「伯父様達に? 教えると言いましても⋯⋯」

「姫がどう感じたかを伝えればいい」



 言葉で伝えるのって難しいのだけれど⋯⋯。

 私は伯父様達に向き直り、あの時に感じた違いを伝える。

 魔物はどちらかと言うと中身がない感じ⋯⋯空虚な感じがするのだけれど、人為的な瘴気、あの時ラルフから感じたのは怒りとか憎悪が凄かったので、人為的な瘴気には何かしらの感情が含まれていると思うと。

 私の話を聞いた伯父様達は、なる程と頷いている。

 私のこの感じ方が合っているかは分からないけれど、何となく分かっていれば、瘴気を感じた時に違いで分かるかもしれない。

 そうすれば、少しは調査も出来るだろうし。



「やはり姫を呼んで正解だったな。お前達、領に戻ったら一度森を自身で確認しておくといい。我等もまだ深く調査は出来ていないが、我ら側とそちら側、双方から調べると進展があるかもしれん。そうだな、今まで以上に情報共有が出来るようにしておいた方がいいな」

「陛下、それなら定期的に冒険者ギルドの者達を定期的に見回りと共に、お互いの国を往き来し、お互いの状況を報告し合うのはどうでしょう?」

「そうだな。それが早いかもしれんな」



 陛下達がそう話しているのを私はじっと聞いていた。

 後は大人達の話で、一応話しを聞いてはいるものの、私が出来ることはない。

 大体どのように、どの位の間隔で報告するかが決まったようで、話し合いも終わりに近づいたようだ。

 私もそろそろ帰れるかな。

 王都にいると、やはりお父様達に会いたくなる。

 私は何となく外に、王宮がある方へ目を向ける。



「エスター退屈か?」

「いえ、退屈ではありません。お話は終わったのですね」

「あぁ、我々はそろそろ戻る」



 そう言うと、それぞれ席を立った。

 私は部屋の外には出れないので此処からお見送りすることになる。



「姫、会えて楽しかったぞ。将来を楽しみにしている」

「此方こそ、とても勉強になりました」



 私は陛下と挨拶をし、殿下にも挨拶をしようと向き直るとすわっと殿下に抱き上げられた。

 普通に、普通に挨拶がしたいです!

 皆の視線が痛い!



「エスター、思いがけず会えて嬉しかった」

「いえ、あの⋯⋯下ろしていただけると嬉しいのですが⋯⋯」



 下ろして欲しくてそう声を掛けるのだけど、何故か無反応で、けどじっと私を見ている。

 何!?



「殿下?」

「⋯⋯」



 これって、何となく察したけれど、流石に皆の前は恥ずかしいよ⋯⋯。

 だけど、離してくれなさそうだし、陛下は面白がってるし、伯父様はすっごい冷ややかな顔で殿下を見てるし、伯母様は楽しそうにしてて、セイデリア卿は興味津々といった感じだ。

 こんな中どうすればいいのよ!

 ヴァン様の意地悪!

 だけど全く下ろしてくれる気配がない。



「ヴァン様、意地悪はやめてくださいませ」

「すまない。だが会えて嬉しいのは本音だ。エスターはどうだ?」

(わたくし)は⋯⋯、その、会えて嬉しいです」



 最期はヴァン様だけに聞こえるように囁いた。

 恥ずかしすぎて穴があったら入りたい⋯⋯。

 ヴァン様は私の頭を撫でた後、ようやく下ろしてくれた。

 とても恥ずかしい⋯⋯。



「ははっ! ヴァレンに番が見つかって、ヴァレニウス王も安堵するだろうな」

「レイン、分かっていると思うが」

「安心しろ。正式に発表があるまでは黙っててやる」

「すまないな」



 あれ、陛下とヴァン様は仲がよろしいのかしら。

 先程までとは違いとても気安い感じで話をしている。


 

「ではそろそろお暇しよう」



 伯父様達は見送りにでるが、私に「少しお待ち下さい」と言うことで、部屋で待機する。

 流石に一人ではという事で、イクセル様が残ってくれた。

 何もないと思うけれど、私の護衛も兼ねているみたい。



「この姿で会うの初めてですね」

「はい。今まではアリシア様の姿でしかお会いしておりません。やはりそのお姿を見ると殿下なのだと実感致しますね」

「変わるのは外見だけです。中身は同じですわ」

「それはそうですが、殿下は無意識かもしれませんが、アリシア様のお姿の時と今ではやはり話し方や所作が違います」



 そうかな?

 と首をかしげたけれど、イクセル様は「ちょっとした反応は変わりませんね」と苦笑付きで言われてしまった。

 そろそろこの姿でいるのはと思ったけれど、私の魔道具伯父様が持ったままだわ。

 付けようと思っても付けれない。

 そう待たずに伯父様達が戻ってきた。

 セイデリア伯も帰ったのかと思ったらまだ一緒にいた。



「お待たせいたしました」

「いえ。伯父様、ごめんなさい。余計な仕事を増やしてしまいましたね」

「結果的には良い方向に流れたので⋯⋯ですがステラ様の事を陛下にまでばれているとは⋯⋯。元々ユリウスには話しておくことは許可をもらってはいたのですよ」

「セイデリア辺境伯に?」



 伯父様は私に近づくと先に魔道具を付けた。

 何となく、今いる人達では此方の方が落ち着く。



「ユリウスに黙っていると後で煩いからだ」

「待て待て! 誤解を招くようなことを言うな。殿下に勘違いされるだろう」

「セイデリア辺境伯様、この姿の時はアリシアと呼んでくださいね」

「申し訳ありません」

「シアの言う通り、気を付けろ」

「お前に言われたくないぞ。名前もご本人から今知ったばかりだ!」



 何なのこの二人⋯⋯。

 お養母様を見ると呆れている。



「お養母様、お二人はいつもこんな感じなのですか?」

「そうなの。面倒くさいでしょう?」

「面倒臭いと言うか、仲良いのか悪いのか判断に困りますね」

「あら、二人は仲はいいわよ」



 とにっこり微笑んでいるけれど、どう仲が良いのか分からないわ。

 で、結局何故セイデリア卿に私の事を話すのかも分からないしね。

 呆れながら二人を見ているとようやく落ち着いたようだ。



「シア眠くはないか?」

「大丈夫です。あえて言うなら喉が乾きました」

「すまない、失念していた」

「私が用意して参ります」



 皆様はお酒を飲んでいたからあれだけど、私は何も飲んでいないので、水分補給はきちんとしておかないとね。

 イクセル様が用意をしに部屋を後にした。

 話はイクセル様が戻ってからするようで、セイデリア卿の今度は一緒に座っていた。



「お待たせいたしました」



 イクセル様が戻ってきて自らお茶を淹れてくれた。

 そつなく何でもこなせるって凄いわ。



「どうぞ」

「ありがとうございます」



 私は早速一口いただく。

 うん、美味しい!

 私はイクセル様ににこりと微笑んだ。



「シア、それはやめなさい」

「それ?」

「男に微笑むのは止めなさい」

「相手はイクセル様ですよ?」

「駄目だ」



 何故?

 私はお養母様をちらりと見ると、私にこそっとこういった。



「貴女が色んな方に取られそうで嫌なのよ、アルは。ただの親バカだと思ってなさい」

「ちょっと面倒ですね」

「でしょう? だから、イクセルに微笑んだようにユリウスに微笑んでは駄目よ。言い争いになるから」

「難しいですわね」



 親バカもいいところだよね。

 溜め息出ちゃいそうです。

 だけど、ちょっと見てみたい気もしなくもない。



「ユリウス、ステラ様の事はお前の胸の内だけに秘めるように。陛下もユリウスのみと言っていたからな。後ヴァレン様との事も同じくだ」

「無論だ。ラーシュもいいな」

「はい、肝に銘じます」



 私の事をセイデリア辺境伯に話すのは、今後の為でもあるそうだ。

 シベリウスとセイデリアの関係性が一番の理由だけれど、私と同じ年のご子息がいるそうで、私の素性を話さなくても、シベリウスに同じ年の娘がいるという事で、学園で私の助けになればと考えているみたい。

 嬉しいけれど、強制はよくないよ?

 大人の事情もあるのでしょう。



「シア、私達が領に戻るまで特に注意するように。レオンにも話しておきなさい」

「分かりましたわ」



 私がお養父様から注意を受けていると、セイデリア辺境伯は感心したようにこちらを見ていた。



「ユリウス?」

「いや、端から見てると本当に親子みたいだなと」

「それはそうだろう。今は私の娘として領で過ごしているからな」

「それにシアは(わたくし)とは血の繋がった姪です。男ばかりだからシアがいて嬉しいのよ」

「確かに、オリーヴィア様と殿下はやはり似ておられましたね」

「ステラも可愛いけれど、シアも可愛いでしょう? 自慢の娘よ」

「アリシア様は溺愛されていますね」

「とてもうれしい事ですが、すぎると良くないと思います」



 そう、何事もやりすぎは駄目よ。

 そして、それに甘えても駄目ね。

 というか、そろそろ私はお暇しても良さそうね。

 きっとセイデリア辺境伯への紹介と釘を刺すために残されたのでしょう。



「お養父様、(わたくし)はそろそろあちらに戻ってもよろしいでしょうか?」

「そうだな。ユリウスにも紹介できたし。あまり夜更かしもよくないからな。戻っても本を読むのは程々にしておきなさい」



 夜遅くまでの読書がばれている⋯⋯。

 止めれないけど、ちゃんと寝てるからいいよね?



「エストレヤいる?」

「いるよー」

「あちらに戻りたいの。帰りもお願いしていい?」

「勿論だよ!」

「エストレヤ、くれぐれも! シアを無事に送って欲しい」

「アルは疑い深いなぁ。まかせてよ!」

「シア、何かあれば遠慮なく此方に連絡しなさい」

「はい。お養父様達も会議頑張って下さいませ」



 私は挨拶をし、エストレヤにあちらに連れ帰ってもらった。


 

ご覧いただき、ありがとうございます。

次話もお読みいただけたら嬉しいです。

よろしくお願い致します。

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