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目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第1章  大切なもの
57/263

57 訓練二日目


 私はモニカの淹れたお茶を飲んで一息つく。

 ようやく落ち着きを取り戻した。



「落ち着いたか?」

「はい」

「さて、先程のステラの動きだが、テオドルの動きをよく見て動けていたな。それに、あれは面白いな。初めのあの水の塊はなんだ? テオドルも驚いていたが⋯⋯」

「あれを切ろうと思い、剣を降りましたが、ぶよぶよとした感触があり、切れませんでした」

「あの水は水というか、もっと弾力のある物を想造しました。ただの水の塊だと意味がないので」

「ほぉ、面白いものを作り出すな。その後はきちんと距離を取って戦えるよう、攻撃を繰り出していたのは良かった。後、一度出した水から氷の矢を出すのは相手の意表を突くという点でも良いな。初めてにしたら良かったぞ。一番誉める点は、テオドルの殺気に負けず、きちんと防御出来たこと。初めてあのような殺気を受けたというのに、よく防御できたな」

「防御しなければ怪我では済みませんもの⋯⋯」

「テオドルには殺気をぶつけたら寸止めしろと指示を出していたのだがな」

「えっ?」

「当たり前だろ? 初めてきつい殺気をぶつけられて、動けるとは思わなかったからな⋯⋯ステラは想像を超える事をしてくる」



 お祖父様から話を聞いて、固まってしまった。

 私、必死だったのに⋯⋯。

 だけど、ちゃんと防御できたし。

 と思っていると、お祖父様に頭を撫でられた。



「お祖父様?」

「ステラは鍛えがいがあるな」

「それは誉められているのでしょうか?」

「勿論だとも。ステラの魔法は面白いが、色んな奴の魔法を使ってるとこを見るのも勉強になるから、あっちでもよく観察することだな。技術は盗むものだ」

「はい!」

「あぁ、そうだ。ステラの利き手は右だな? 左も使ってるのを見るが⋯⋯」

「両利きです。どちらも使えます」

「そうか」



 何故そんなことを?

 私は首を傾げながらお祖父様を見上げる。



「ん? あぁ、その件はまた今度な」

「分かりました」

「テオドル、サムエル。二人からもステラに何かないか?」

「殿下の年齢を考慮するなら、とても五歳とは思えない出来ですので。そうですね⋯⋯あえて言うなら、少々考えすぎている点でしょうか。そのせいで一拍攻撃が遅れています。後衛でしたらそれでも良いと思いますが、前衛では命とりになりますからね」

「分かりましたわ! 気を付けます」



 私はふと、お祖父様からの視線を感じてそちらを見ると、何か⋯⋯思案していらっしゃる?



「お祖父様? 何かございましたか?」

「いや、もう良い時間だな。今日はここまでにしよう。テオドル、サムエル、ご苦労だったな」

「お二方、今日はありがとうございました」

「こちらこそ、お役に立てたのなら良かったです」

「殿下の成長が楽しみです」

「では、失礼致します」



 二人は私達に騎士の礼をして下がっていった。



「あのお二人に聞かれたくないお話しですか?」

「あぁ、ステラは以前何かをしていたのか?」

「以前と言いますと、記憶の事ですか? それなら、剣道と弓道をしていました」

「け、んどう、きゅうどう? どんなものだ?」

「あっ、剣道というのは剣を、弓道は弓の事です」

「此方と同じものか?」

「弓は大差ないと思いますが、剣は違います。説明が難しいので、見ていてください」



 私は水魔法を用いて刀と竹刀を想造する。

 それを魔力に乗せて出すと、お祖父様は驚いていた。



「此方の先が丸くなっているのが竹刀で、普段使用しているものです。そして、此方が刀と言い、片刃で丸み帯びています。私はこの竹刀しか扱ったことはありません」

「ほぉ、興味深いな。彼方で扱ってた弓も出せるか?」

「はい、少しお待ちください」



 今度は彼方で使用していた弓を想造し、魔力に乗せる。



「これです」

「ふむ、弓は差程変わらぬな 」

「そうですね。変わらないと思います」

「今の年齢では無理だが、十歳位になれば扱えるな」

「弓の大きさにも寄るかと思いますけれど⋯⋯、多分感覚が戻れば扱えるかもしれませんね」

「ステラは何を扱えるようになりたい?」

「魔法を極めたいのもありますが、剣も扱えるようになりたいです」

「やる気だな」

「有言実行ですわ!」

「ゆう⋯⋯げんじっこ、う?」

「記憶の言葉です。口にしたことは何が何でも成し遂げる事です!」

「ほう、それは良い言葉だな!」



 彼方の言葉を言えばお祖父様は気に入ったみたい。



「さて、そろそろ戻ろうか」

「はい! お祖父様、ありがとうございました」

「あぁ、また夕食時にな」



 私はお祖父様と分かれ、部屋へ戻った。

 はぁ、今日はきつかったけれど、楽しかったし、色んな経験が出来て良かった。

 先に汗を流し、身なりを整える。

 モニカにお茶を淹れて貰い一息。

 離宮に来て二日目、明日にはまたシベリウスに戻る。

 フレッドにも会えたので、私は思い出して顔が緩んでしまったみたいで、モニカがくすくすと笑っている。

 笑わなくても良いのに⋯⋯。



「ステラ様、そろそろ食堂へ向かいましょうか」

「そうね、行きましょう」



 私達は食堂へ向かうと今日は私が先に着いた。

 間を置かずにお祖父様とお祖母様がいらっしゃった。

 何時ものようにお祖父様の言葉で食事が始まり、食後も何時もの団欒の間へ。



「明日の夕刻、ステラは彼方に戻るな」

「はい。お祖父様、お祖母様、今回の事は本当にありがとうございました」

「ふふ、ステラの嬉しそうな顔を見るのが(わたくし)達にとっても幸せなのよ」

「お祖父様、お祖母様、大好きです」

「あらあら。いつになく素直ね」

「ステラよ、あっちで苛められたら言えよ。排除しに行くからな」

「お祖父様は少し過激ですわ。お祖父様がいらっしゃったら皆様驚きますよ」

「隠居の身だからな、どこへ行こうが構わん。私の自由だ」

「イル、孫娘を困らせてはいけませんよ」



 お祖父様はお祖母様にやんわり窘められていたけれど、お祖母様が若干怖いのは、やっぱり彼方での出来事を知っているからでしょうか。

 取り敢えず、何事も無いよう祈るしかありません。

 私にとっても若干面倒なのです。


 翌日。

 今日はシベリウスに帰る日。

 元々今日こちらで帝王学を学ぶ予定だったけれど、早くに此方に来たのもあり、学ぶ時間が沢山とれたので、この日もお祖父様が訓練をつけてくださるということで、昨日と同じ場所に向かった。

 お祖父様はまだだったけど、既にテオドルとサムエルが待機していた。

 私に気付いた二人と挨拶を交わす。



「殿下、昨日はかなり動きましたが、お身体は大事ありませんか?」

「お気遣いありがとうございます。少し痛みはありますが、大丈夫です」

「それを聞いて安心いたしました」



 私達は少しお話ししながら待っていると、お祖父様がいらっしゃった。



「待たせたな」

「私も今来たところです」

「さて、午前中は昨日と同じ事を、午後からは⋯⋯、午後のお楽しみだな!」

「お祖父様、とても気になりますわ」

「楽しみは取っておくものだろう?」

「お祖父様が楽しそうですわ」

「ステラと一緒にいるから楽しいな!」



 こういう時は威厳も何もなく、ほんとに爺馬鹿なお祖父様になっている気がする⋯⋯。

 こんな事思ってるのは勿論内緒よ。



「では、今日はサムエルがステラを追い詰めろ。ステラは昨日よりもより長く逃げて見せなさい」

「出来る限り頑張ります! サムエル、よろしくお願いします」

「此方こそ、よろしくお願い致します」



 お祖父様の合図で昨日と同じく兎に角逃げる!

 囚われないよう、手加減はされているが、少し見失ったと思ったら、真後ろまで迫っていた!

 後ろから手が延びる!

 が、私は咄嗟に後ろ手、サムエルい居る方へ転換し、前回り受身の要領ですり抜ける。

 子供の身軽さだから咄嗟に出来た。

 だが、サムエルも直ぐに向きを変え、追ってくる。

 昨日よりは頑張っているつもりだけれど、息が上がって来たところで、ガッ!


 

 ――えっ!? まって⋯⋯!


 

 ずしゃ⋯⋯

 

 無情にも情けなく、躓いて転んでしまった⋯⋯。

 転んだところで捕まる。

 だよね、そうなるよね⋯⋯

 転んで捕まるとか情けないわ、そして地味に痛いわ。



「殿下、お怪我はありませんか?」

「大丈夫です⋯⋯」

「ステラよ、ちょっと格好悪いぞ」

(わたくし)もそう思います⋯⋯恥ずかしいです」



 私がそう言うとお祖父様は笑いを噛み殺していた。


 

「少し休憩を挟み、テオドルと組もうか」

「はい!」



 私は息を整え、水分を摂る。

 少しの休憩で次に移る。

 お祖父様の合図でテオドルと相対する。

 今日は昨日の悪い点を注意しつつ、相手を見ながら攻撃を繰り出す。

 昨夜寝る前に、此処の図書室で借りてきた魔法書を読んで自習をしたので、昨日よりはいけると思う!


 そう思っていたが、甘過ぎた。

 サムエルより攻撃が読みにくい⋯⋯。

 幾度となく気付けば側に居るので、防護魔法を展開する率が昨日より多い。

 だけど、私も防護魔法だけでなく、それを張りつつ攻撃を繰り出す。

 だけど、二つ同時の魔法は中々に集中力と緻密な魔力操作が必要となり、かなり大変だった。

 だけど、私は直ぐに音を上げたくないので、呼吸を整えながら、相手をよく見る。

 近すぎて中々上手くいかない。

 どうすればいいか⋯⋯

 私はどうすれば距離を取って戦うことが出来るかを考えた。

 と、その時テオドルの鋭い攻撃が私に向かってくる!

 私は再度防護魔法を展開する。

 と同時に、もう一つ魔法を展開する。

 それは、追尾をも想造した、水の蛇。

 それを後ろ手で魔力に乗せ放つ!

 横手からテオドルに襲いかかるが、避けられる。

 だが、追尾のお陰でその後も追い続ける。

 私はこの隙にもう一つ魔法を展開する。

 炎の矢を想造し、数発を放つ!

 テオドルは今までよりも鋭い攻撃で炎が届く前に水蛇を撃破すると、炎の矢もその鋭い攻撃で打ち落とされていった。

 が、私はそれだけしか手を打ってないと見せかけて、最後の矢が切り落とされる前に、その矢に疾風を想造し魔力に乗せると、炎の疾風となり、炎が巻き起こる!

 流石に焦ったテオドルは大きく跳躍し、その場から後ろに避ける。

 私とは大分距離が空いた。

 たがその時お祖父様から「止め!」と鋭い制止の声が聞こえたので、私達は攻撃を止めた。



「ステラよ、一夜で更に磨きがかかったな。昨夜何をした?」

「魔法書を読んだだけですわ」

「それだけか?」

「はい、とても面白かったですよ」



 私はお祖父様にそう答えるが、その横でサムエルと、話を聞いたテオドルが呆気にかられている。



「ステラは想造が豊かなのだな」

「そうなのですか?」

「まぁ、子供は総じて想像力豊かだがな。ステラの魔力の多さが相まって、強いな。相手をしたテオドルはどう見る?」

「はっ、流石に最後の攻撃は驚きましたね。あの様に放った魔法に更に魔法を上乗せし、違う効果をもたらす等、一流の魔導師にしか出来ない芸当かと。それを五歳と言う年齢でそこまで出来るなんて、将来が楽しみです」

「少々粗削りなところも、これからの経験次第だな」



 私は思ったより誉められて、素直に嬉しかった。



「ありがとうございます!」

「ステラよ、精進しろよ」

「はい! 頑張ります」



 一区切り着いたところで、丁度昼も近く、昼食の為に一旦部屋へ戻った。

 お昼の前に身形を綺麗にする。

 さっぱりして、着替えてから食堂へ。

 お祖父様とお祖母様が待っていたので、挨拶をする。

 昼食後、お茶を頂きながら、午前中の訓練時の私の様子をお祖父様はお祖母に話をしていた。

 お祖母様は驚いていらっしゃったけど、お祖母様にも誉めていただいた。

 食後の団欒が終わり、一度部屋へ下がり、昼からの訓練に着替える。

 再度朝と同じ訓練場へ。

 すでにお祖父様達が揃っていた。



「お待たせいたしました」

「そんなに待ってないから気にするな」

「お昼からもよろしくお願い致します」



 私は挨拶をし、昼からの訓練内容を聞く。

 子供用の武器が一通り用意されていた。

 一度持って感覚を覚えるのも良いと言うことで、一つずつ説明を受けながら持ってみる。

 一般的な剣に短剣、双剣、槍、弓と順番に触ってみる。

 短剣はお父様に頂いた物があるので馴染みがあるけれど、何となく、しっくりきたのが双剣かな⋯⋯。

 剣より短く、短剣より長い。重さも両手に持ってもバランスがよく感じる。

 弓は記憶の事があるので違和感はない。



「どうだ?」

「そうですね⋯⋯双剣かな、と思うのですが」

「だろうな」



 お祖父様には私に合うものが分かっていたのかしら。

 お祖父様曰く、武器にも相性があるみたい。

 私の扱うものが決まったら、それに合わせた訓練を開始する。

 双剣は両の力のバランスが大事。

 一方だけが強くても弱くてもいけない。

 なので、素振りも両方同じ回数だけする。

 これは、明日は腕大丈夫かしら⋯⋯。

 素振りをしながら腕の心配をする。

 きっと筋肉痛は確実よね。

 すでに痛いもの。

 普段使わない筋肉を使っているので、明日が心配。

 勿論、お祖父様は私の体力や体型に合った訓練を考えてくれているので、そんな無茶ばかりはしないはず⋯⋯。

 きちんと休憩を挟みながら、また、力加減や振り方など、ちゃんと注意を受けながら続ける。

 一時間ほど続けたが、此処で半時間休憩を挟むことに。

 私は思ったよりも疲れたのか、甘いものが欲しくなった。

 と思っていると、お茶と共に甘い物も用意されていた!

 私はきちんと手を洗い、頂く。

 美味しい!

 あれだけ動いていたから、とっても美味しく感じる!

 私があまりに美味しそうに食べていたのか、お祖父様達からは「美味しそうに食べるな」と言われ、ちょっぴり恥ずかしかったけれど、気にせず食べた。

 お腹はが満たされ、水分もきちんと摂り、一息着いた。


 休憩が終わり、後半の訓練も頑張る!

 素振りを続けると、振る姿勢やコツ等が段々と掴めてきたので、初めの頃より腕がしんどくない。

 コツが掴めてきたところで一旦小休憩を挟む。


 あまり初回から無理をしすぎると成長の過程に阻害が残るのはよくないと言うことで、残り時間は初めて見たテオドルとサムエルの剣技を観ることとなった。

 此処で前回と違ったのは、サムエルが双剣を持った事だった。

 あれ? と不思議に思ってついついサムエルをじっと見つめる。

 


「サムエルは双剣使いだ。最初の時はあえて長剣を使用させていたんだ。その方がステラも分かりやすいだろうと思ってな。其方が双剣を選んだなら、サムエルの剣技を良く観ると良い」

「わかりましたわ」

「では、始めようか。二人共いいな?」

「「はっ!」」

「では、始め!」



 テオドルとサムエルが合図と共に打合いを始める。

 サムエルは双剣、右でテオドルの剣をいなし、左で攻撃を繰り出す。

 だが、テオドルも素早く身を躱し反撃する。

 二人共に最初より動きが違う。

 もっと洗練していて、だが攻撃は鋭く、凄まじい。

 二人を見ながらも、サムエルの剣技をよく観る。

 中でも剣の動き、手の動き、足捌き等を特によく観察する。

 打ち合いは激しく、鋭いが、荒々しさがない。

 真剣に観ていたので、お祖父様の「止め!」の言葉でちょっとびくっと驚いてしまった。

 はぁー⋯⋯凄かった。

 語弊力が無さすぎだけど、凄いの一言。



「ステラ?」

「はい、何でしょう?」

「かなり真剣に観ていたな。どこを注視していた?」



 私はお祖父様によく観ていた所を細かく話すと「よく観ていたな」と誉めてくださった。



「お二方、凄い剣技を見せていただき、ありがとうございました」

「いえ、勉強になりましたか?」

「とても! 目に焼き付けたので、頑張りたいと思います」



 私は少し剣技について話を聞いていたけれど、そろそろ彼方に戻るのに準備をしなければいけない時間となり、残念だけれどこの日の訓練は終了となった。



「昨日、今日と訓練をして頂き、ありがとうございました」

「殿下の訓練のお手伝いが出来て光栄です」

「少しでも殿下の成長の糧になったのなら、良かったです」



 私は二人に挨拶をして部屋へ戻る。

 汗を流して着替える。

 着替えてからエメリが「そろそろお時間です」と呼びに来たので、モニカと共に転移陣の部屋へ移動する。

 お祖父様とお祖母様、クレーメンスが揃っていた。



「お待たせいたしました」

「向こうに戻っても教えたことを忘れず、精進しなさい」

「はい、お祖父様」

「ステラ、訓練だけでなく、貴女なら大丈夫だと思うけれど、きちんと淑女教育や座学もするのよ?」

「はい、お祖母様。他の勉強も頑張りますわ」

「また来週な」

「はい! 来週よろしくお願い致します」

「クレーメンス頼むぞ」



 私はお祖父様に魔道具を付けて貰い、転移陣に乗る。

 クレーメンスが「では、参ります」と言うとおり、一瞬でシベリウスに戻ってきた。

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

ブクマもとても嬉しいです!

ありがとうございます。

次話も楽しんで頂ければと思いますので、よろしくお願い致します。

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