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目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第3章 決意を新たに
225/273

225 残念な出来事


 あれから暫く様子を見るも突飛した話しをすることなくシャロンも交えて練習を行ったりシャロンから教えて⋯⋯ではなく、シャロンの技術を見て真似してみたりとそれなりに楽しく過ごしている。

 私より大変なのはお兄様だ。

 ノルドヴァル嬢はお兄様に何かと付き纏っているようで、それが最近度を越すように酷いらしい。

 最近では休み時間にお兄様と過ごす事が増えた。

 私が風よけになるのかは分からないけれど、私に対して不遜な態度を取ればお兄様が容赦なく突き放し、引き下がる。

 それも私がずっとお兄様の側にいると徐々に近づいてこなくなった。

 


「漸く(わたくし)が側にいる意味に気付いたようですわね」

「全くだ。ステラを巻き込みたくはなかったが、流石にしつこ過ぎる」

(わたくし)がお兄様のお役に立つなら嬉しいですわ」

「ステラが役に立たないなんてことはないよ。ありがとう」



 交流会まで後三週間となり、生徒会で集まる日も増えた。

 いつもと変わらず今日も集まったのだけれど、一年生の二人の様子がどことなく可怪しい。

 無理して笑っているように見える。



「ハネル、ソニヤ。二人共何かあったのか?」

「えっ?」

「いえ、何も⋯⋯」



 明らかに動揺している二人。

 何かを隠しているのは見て取れるし、何処か落ち込んでいるというか表情が暗い。

 この間から少し気になると皆で話してはいたが、それが今日は表情に出て、無理に笑っているように思う。



「無理に聞くことはしない。だけど一ヶ月ほど前から様子が可怪しいので皆心配しているんだ。私達が力になれるのなら話してみない?」


 

 マティお従兄様がそう声を掛けると、二人はそっと顔を見合わせ、どうしようかと逡巡している。

 二人を急かすことをせず、様子を見守る。



「あの、大丈夫です。問題ありません」

「最初に言った通り、無理に聞く事はしない。二人が問題ないというなら信じよう。ただ、これだけは覚えておいて欲しい。もし二人を傷付けるような者達がいるなら隠さずに教えて欲しい。それは暴力だけでなく、言葉も同じだ。時として言葉の暴力は心を蝕み治らない。話した事で私達に迷惑がかかる、そのような変な気遣いは無用だよ。それより二人が学園生活を楽しく過ごす事が大事だからね」



 マティお従兄様は二人に優しく話す。

 それ以外の問題だとしても遠慮くなく頼ってくれたらいいと諭す。

 我慢して二人が潰れてしまう様な事はあってはいけない。

 お従兄様の言葉に二人共落ち着かないようだ。

 その二人の様子を気にしつつも当日の流れや役割を決めていく。

 話し合いをしている時は二人共真剣に取り組む真面目な二人だからこそ不安要素は取り除いてあげたいというのが此処にいる皆が思っている。

 交流会を、学園生活を楽しんで欲しい。

 話し合いが終わると、各自作業をする為に動く。

 私はレグリスと共に校内を見回る。

 一学年の時は免除されていたが、二学年に上がると生徒会の仕事も増える。

 交流会前、各種目別に練習している所や準備をしている個所などの見回りもその一つだ。

 見ているだけでも楽しい。

 それが表に出ていたのかレグリスが笑っている。



「そんなに笑わないで」

「ステラ様は楽しい事となると直ぐに顔に出ますよね」

「そんなに分かりやすい?」

「分かりやすいっていうか、ステラ様をよく知る人達にとっては分かりやすいかも。ロベルトも少しづつステラ様の表情の変化が分かるようになってきたって言ってましたよ」

「そうなの? そういえば、ロベルトの訓練に付き合っているって聞いたけれど、最近はどうかしら?」

「前より全然体力付いてきているし、持久力は上がったかな。直ぐに根を上げるかと思ったけど、根性は凄い。ディオ様より上かも」



 最近よくディオを引き合いに出すわね。

 ティナとお従兄様も同様だけど、三人共ディオが護衛の側近としては不十分だと考えている。

 ティナの話しによれば、最近伸び悩んでいるようでディオ自身も少し焦っているのだとか。



「何を考えているんですか?」

「ディオの事よ」

「ディオ様って、普通に話しをする分には良いですけど、同僚となると甘い部分が目立つからそこが気になります」



 甘い部分ね⋯⋯。

 確かにティナ達と比べたら、そうなるよね。


 

「良い事を考えたわ!」

「良い事って?」

「やる気があるならば、早朝に(わたくし)と一緒に騎士団で訓練を受ければいいわ」

「宮廷の騎士団ですか。それは気になるので、俺も参加希望で!」



 レグリスはやる気に満ちているけれど、先ずは騎士団の許可を取らないとね。

 流石に勝手には決められない。

 レグリスには決まったらまた話すので他の皆にはまだ内緒でと伝えておく。

 見回りも折り返し地点に来たので、引き返す。



「特に問題はなさそうですね」

「問題ばかり起きても困るわ」

「確かに。あぁけどあの二人が気になりません?」

「お従兄様も仰っていたけれど、二人から話さない事には動けないもの。それとなく様子を窺いましょう」

「あの二人は自分からは何も言わないと思うけどな」



 レグリスは自分達が平民だからとまだ遠慮しているという。

 それは生徒会の様子を見れば分かるけど、こればかりは私達が何を言っても簡単にはいかない気がする。

 同じ平民であるルイス、ウィルマさんやリアムさんの四人には心を開くのが早かったので、先ずは三人を相談相手として話して少しでも二人の心が軽くなればいいと願うばかりだ。



「ステラ様」



 少し低い声で呼ばれ彼の視線を辿ると今話していた二人、ハネルとソニヤがいたのだが、その他にも貴族であろう者が三人、その後ろにいるのは平民かな、四人共同じ一年生だ。

 あの様に木々の生い茂っている中で対峙しているなんて怪しい。

 見るからに二人が言いがかりをつけられているか脅されているかに見える。



「あんなところでこそこそと! クソだな」

「レグリス、言葉遣い」



 流石に言葉遣いが悪すぎるから思わず素で指摘してしまった。



「それで、彼等は何を話しているのかしら?」

「やはり皆の予感的中ですね。二人はあの四人に脅されています」

「脅すなんて穏やかじゃないわ。一体何を脅すというの? 内容は?」

「平民のなのに首席次席が許せないらしいですね。それと生徒会に属し、両殿下や上位の貴族と仲良くしているのも気に入らないらしい。交流会で最下位にならないと他の平民も同じように奴隷にしてやる⋯⋯⋯⋯って! ほんっとにくだらない理由だな!!」



 馬鹿じゃないのかとレグリスは怒りを露わにしている。

 私も同じ気持ちだ。

 私が出ると彼等は引き下がるだろう。

 だが、その後二人への当たりが強くならないか心配だ。

 心配だが、見逃すことも出来ない。



「レグリス」

「はい、殿下」



 レグリスが私の言葉に彼等の方へと向かう。

 さて、レグリス相手にどう出るかしら。



「そこで何をしているんだ?」

「だ、誰だ!?」

「あっ! 生徒会の⋯⋯」

「何でここに⋯⋯?」



 レグリスのの登場で拙いと思ったのかかなり動揺したようだ。

 どうにか逃げようと周囲を見ている。


 

「それは此方が聞きたい。こんな人気のない所で何をしていた? 名前は?」

「はっ! 二年っていってもたかが辺境家のやつになんで偉そうにされないといけないんだ!」

「そ、そうだ!」



 まだちゃんと勉強をしていないのかな。

 辺境伯家を下に見る辺り、階級が全く分かっていない。

 爵位で言えば侯爵と同等で辺境領を護る重要な役目がある。

 そしてこの国で辺境伯領は国の成り立ちにおいても中枢に属し、王家とも親密だ。

 家庭教師に習っていてもおかしくないというのに⋯⋯。



「ふぅん? ハネル、こいつらは何処の家の者なんだ?」

「ブリューン伯爵家、プラスト子爵家、オスト男爵家、そして風紀部のハンネス先輩の弟さんです」



 あら、あの後ろにいるおろおろしている子がハンネスさんの弟さんなのね。

 見覚えのある顔と思っていたけれど、性格は全然似ていないのね。

 


「あぁ、()()()伯爵家が自分より下の者を従えお山の大将気取りでこれもまた堂々とせずにこんな人気のない場所でしか相手を貶める事が出来ない、この現状に優越感に浸る頭が花畑のブリューン家の嫡男か。可哀想だな」



 ――レグリス、それではただ挑発しているだけよ。



 彼の言動に呆れてしまう。

 だけど、相手の四人は何を言われたのか直ぐに飲み込めずにぽかんとしている。

 ハネル達はレグリスの言葉を理解して聞いて青褪めている。

 


「それに、先輩を相手に名乗る事もせず、堂々としている事から常識に加えてマナーを知らないと見える。ブリューン伯爵家は子供の教育を怠っているようだな。残念だ」



 嘆かわしいと大げさに肩を竦める。



「もう一度質問するが、何故二人に詰め寄っていた?」

「貴様に関係ないだろ!」

「後ろの三人も話す気はないと?」

「あ、えっと⋯⋯」

「話す必要ない!」



 学園の教育水準が低くなっているというか、それ以前に家庭の教育水準が低すぎるのが気になる。

 何よりも、先輩であるレグリスを馬鹿にしているのはいただけない。

 何も理解できていない彼等を分かりやすく止めるには仕方ないかな。



「言いたくないのならば話す必要はありません。ですが、この様に人気のない場所で話す等、良いお話しではないのでしょう。褒められた事ではありませんわ」



 私が近くにいてると全く気付いていなかった四人は流石に不味いと思ったのか顔色を悪くさせた。



「お、王女殿下! 私達はマナーのなっていない平民に教えてあげていただけです!」

「そうです!」

「信じてください‼」



 この三人は王女()が来たことで更に拙いと思ったのか下手な言い訳をしているが、信じられる訳が無いが一方だけの言い分を聞くことは出来ないので二人にもどうなのかと質問をすると、答えは否だった。



「貴方達が言うようにマナーを教えるならば堂々とその場で行うべきです。このような人気の無い場所では貴方達が公に出来ない事を行っていたと思われても仕方がありませんわ」

「そ、それだと私達が虐めているように見られます!」



 どの学年にもこのような考えの持ち主がいるのかなとなんだか疲れてしまう。



「今この現状がまさにそうですわね。遠目から見ても貴方方四人が二人を虐めているように見えましたわ。こそこそと動く時は後ろめたいことがあるからでしょう。他に知られては面倒になると思っているのかしら。それとも知られなければ何をしてもいいと? そのような考えの者が学園に入学したことが残念でなりません。今度同じようなことが発覚すれば、生徒会として黙ってはいませんので注意なさい」



 レグリスとハネル、ソニヤに声を掛けその場を後にした。

 彼等は呆然と立ち尽くした後、悪態をついているのが微かに聞こえる。

 レグリスはそれら全て聞こえているからか締め上げれば良かったとボソッと呟いているが、それは流石に駄目だから。

 そうなったら私が止めていた。



「レグリス、何が聞こえたかは聞かないわ。けれど、そろそろその表情を改めないと二人が怖がっていますわ」

「はぁ。別に二人に怒っている訳じゃないから怖がらなくていい。で、悩んでいた原因はあの四人か?」



 流石に現場を見てしまっては話さないわけにはいかないと思ったのか、話そうとするのを私は止めた。



「折角話そうと勇気を振り絞ってくれたところをごめんなさいね。けれど、今私達二人だけに話してくれるだけでもいいし、生徒会の皆に話すかを決めて欲しいわ。勿論二人が他の皆に話さないで欲しいというならば(わたくし)とレグリスの心内に留めておきましょう」



 今話す気になってくれたなら、生徒会の一員として皆も聞いた方が良いと思うのだけれど、話してもいいと思える相手がその場を見てしまった私達だけと言うなら二人の意志を尊重するけれど、私としては心配をしているのは皆一緒だから話してほしいと思う。

 決めるのは二人だから強くは言わない。



「お話しします。⋯⋯皆さんに迷惑じゃなければ、ですけど」

「心配をしなくても大丈夫よ。皆二人をとても心配しているのだから」



 勇気ある言葉に今から生徒会に戻るので二人を伴って生徒会室へと向かう。

 生徒会室に戻って来たのは私達が最後だった。



「遅かったですね。何かありましたか?」



 マティお従兄様は何か問題があったのかと心配そうに聞いてきたけれど、私とレグリスの後に入ってきたハネルとソニヤの二人の姿を見て一瞬で何かあったと悟った。



「二人共お帰り」

「あっ、はい。あの、話を聞いて頂きたくて⋯⋯」

「勿論だよ。立ってないで座りなさい」



 二人に座るように伝えている間に私とレグリスはお茶を人数分準備する。

 私達も席に着き二人が話し始めるのを待つ。

 


「さっきは話せなくてすみませんでした」

「謝らなくてもいいよ。それで、何があったか聞いてもいいのかな?」

「はい」



 そう返事をし、ハネルはソニヤと頷き合った。

 そして以外にもしっかりと私達を見て話し始めた。



「さっきは直ぐにお話しする勇気が出ずにすみませんでした」

「あの、殿下、レグリス様。先程は助けて頂きありがとうございました。お礼を伝えるのが遅くなってすみません」



 私とレグリスに二人揃ってお礼を言うあたり、やはり先程の四人とは違って礼儀はある。

 私達は静かに二人の話しを聞いた。

 思った通り、入学当時から貴族の、先程の主に三人から嫌がらせを受けていたと。

 最初から表立ってではなくて裏でこそこそとされていた為に他の目撃者がいなかった事、クラスで授業を受けている時は表面上は仲のいいクラスメイトを演じているので他の人達に話しても信じて貰えなかった事を話してくれた。

 その内容だが、やはり平民で首席次席というのが気に入らないらしく、一番の原因はそれだろうと。

 そしてもう一つは生徒会の一員として上位貴族と接する事が増えた事、何よりも両殿下と近しい事が気に入らないという。

 それも公に戻ったばかりの王女と話す機会がある事が許せないというのだから身の程を知らないという頭のおめでたい子達のようだ。

 あぁ、この後の二人が心配だわ。

 先程は私が中に入ったので余計に被害が及ぶかも。

 


「私から少し質問をしても?」

「はい、会長」

「二人は何故その三人に嫌がらせを受けると分かっていて人気のない所に付いて行くのか理解できないのだが?」

「それは⋯⋯」

「僕達だって付いて行きたくて付いて行ったわけじゃありません。最初の頃は断っていました。何を言われても無視していたのです」

「けど、ある時Aクラスの友人に昼食に誘われ、その日は天気も良かったから中庭で食べようと誘われ付いて行くと、あの三人が待ち受けていて⋯⋯」

「三人の言う事を聞かないと他の子達が巻き込まれてしまうから、付いて行くようになったのです」



 他の子達を巻き込むなんて、心根が朽ちているわ。

 皆も呆れてものが言えない。



「二人はクラスに仲のいい友人はいないのか?」

「普通に接して下さる方は何名かいます」

「誰か聞いても?」

「風紀のシルヴェル侯爵家のリーラ様です。後は男爵家の二人と同じ平民の子です」

「シルヴェル家と言えば次女のリーラ嬢か。彼女に話しをしなかったのか?」

「表立って話をすれば三人にバレますし、リーラ様は常に誰かと一緒にいるので中々話しを出来る状態ではないですから」

「それに、僕達はあの三人に負けるつもりはありません! やり返そうとも思わないです。同じ土俵に立ちたくありません」

「ただ、他の子達に迷惑がかかるのは見過ごせなくて、どうにかしたいとは思っています」



 二人共心が強いわ。

 学園では階級関係なしの学びの場という理念があるけれど、全員が同じ志だというわけではない。

 ごく一部にはこの心無い者達もいるのは事実。

 手っ取り早いのはその三人より高位の階級の人を味方につける事。

 昨年私がアリシアの時にエドフェルト卿から言われた事だ。

 今回は同学年からの嫌がらせだから、同じ学年の人が良いと思うのだけど。



「あれ? 会長は何処へ?」

「つい先ほど部屋から出て行ったわ」

「いつの間に⋯⋯」



 ふと会長がいない事に気付いたウィルマさんにルイスが答える。

 そしてその後直ぐに誰かを連れて戻って来た。

 


「リーラ様!」



 そう声を上げたのはソニヤだ。

 手っ取り早く会長は風紀部にいる彼女を連れてきた。



「会長、どうしてリーラ様がここに?」

「二人の様子だと、彼女に頼んだ方が良いだろう。同クラスで二人を忌避しないからな」

「此処に来るまでに大体のお話しをラグナル様にお伺いしました。何となく様子が奇怪しいと思ってはいたのですけれど、気付けなくてごめんなさい」

「いえそんな! リーラ様が謝る事じゃないです!」

「そうですよ! 私達が平民だからと嫌がることなく接してくれてるんですから」



 風紀部、広報部と全員集まった時や親睦会の時も思ったけれど、ふわふわしているだけでなくて芯が強いようだ。



「それにしてもあの三馬鹿は何処に行っても問題を起こしますのね。どうやってこの学園を受かったのか不思議でなりませんわ」

「リーラ嬢、言葉遣いを直しなさい」

「あら、本当の事ですわ。同じ年だというのも気に入りません。あの三馬鹿はハネルさんとソニヤさんにただ嫉妬しているだけですわ。強く言い返しても問題ありません。やってしまってよろしいですわ」

「喧嘩を誘発するな」

「分かっていて(わたくし)を連れてきたのはラグナル様でしてよ」



 知る人は知っているようだけれど、ちょっと驚いてしまった。

 彼女は外見のゆるふわな感じとは違ってかなり気が強いみたいだ。

 


「二人共、根本的な解決にはならないが、クラスでは彼女を頼るといい。クラスでは猫を被っているようだが、この通り気が強い。頼りになるだろう」

「お二人とも、遠慮くなく頼って下さいな。あの馬鹿共の事なら任せてくださいね」

「先に言っとくが、やり過ぎるなよ」

「勿論手加減いたしますわ。これ以上お二人に悪い事はさせません」



 リーラ嬢のその言葉は二人にとって心強いだろう。

 ハネルさん、ソニヤさんの二人もキラキラとした目を向けている。

 問題解決はしていないけど、彼女がいれば二人は大丈夫かな。

 手遅れになる前に対処する事ができ、私達は安堵した。

 

 

ご覧いただきありがとうございます。


ブクマ、いいね、評価を頂きとても嬉しいです。

ありがとうございますm(__)m


次回は交流会が始まり、その中でも生徒会内での日常の一幕となります。

普段あまり出てこないキャラとステラとの会話を楽しんでいただけたらと思います。


よろしくお願い致します。

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