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目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第3章 決意を新たに
219/273

219 三公爵


 私達は今大聖堂の語り部屋に来ている。

 今日私に付き添っているのはルイスとディオの二人だ。

 本当はロベルトにも来てもらおうと思ったけれど、相手に配慮しての事。

 最初に話しを聞くのはフリュデン男爵令嬢だ。

 そして話し相手は王立学園の彼女のクラスを受け持っているアマンダ先生。

 他の先生方は私と一緒に少し離れて座って見守っている。

 この様に多くの教師に囲まれて令嬢が圧迫されないか心配だったけれど、緊張はしているものの落ち着いているようだ。

 ブルーノ医師も付いているので心配はないでしょう。



「フリュデンさん、話を始める前に貴女にお話したい事があります」



 先生はそう切り出した。

 一体何を伝えるのか⋯⋯。

 フリュデン嬢も何を言われるのかと身構えているが、医師はご存じなのか特に止める様子もないので取り敢えず様子を見守る。



「申し訳なかったわ」

「⋯⋯え?」



 先生の謝罪の言葉にこの場の大半が驚いた。

 かくいう私も驚いた。

 一番驚いたのは彼女でしょうね。

 どうしていいのか分からずに慌てている。



「あっ、あの、先生?」

「私は貴女が特定の生徒から嫌がらせを受けているのを知っていたわ。だけど、彼の生徒の家格を考えれば私がどうこうできる事ではないと、見て見ぬ振りをしていました。それは教師、大人、人として⋯⋯それだけではなく、学生の頃に同じような目に合っていながらその辛さを分かっていながら放置したのは私の過ちで、貴女の心に傷を負わせた責任があります。改めて謝罪します」



 先生はそう言うと頭を下げた。

 彼女は静かに先生の言葉を聞いていた。

 表情は強張り、ぐっと何かを我慢しているように見える。

 少しの沈黙の後、彼女は落ち着かせるために小さく深呼吸をし、口を開いた。



「もっと、もっと早くにその言葉を聞きたかったです」



 その言葉で彼女がどれだけ救いを求めていたのか、心に刺さる。

 それは先生が一番感じている事でしょう。

 先生は視線を逸らす事無く令嬢と向き合っている。



「私も勇気を出して声を上げればよかったと、けれど、先生が言った通り、相手の家格はずっと上で、周りのクラスメイトも何をされるかと怯え見て見ぬ振りで⋯⋯ずっと怖くて誰にも言えなくて⋯⋯。その結果人を傷つけるというしてはいけない事をしてしまいました」



 苦しそうにそう言葉を発する彼女の言葉を聞いて後ろで聞いている教師達は真剣に話を聞いていた。

 その目に同情はない。

 そういうのは求めていないからと医師から忠告を受けているからだろう、それらを守り、今はただ静かに生徒の様子を見守っている。



「今更後悔しても遅いです。してしまった事に取り返しはつかないし、本音を言えばまだ恐怖感はあるけれど、けど私はまだ沢山の事を学びたいです。だから、先生達には私と同じような子がいたら助けて欲しいです。話を聞いて欲しい、味方になって欲しい。学園は階級関係なく平等に学ぶ場所だというのならば、先生達がまずそれを示してほしいです」


 

 その言葉を聞いた先生はぐっと力を入れた。

 生徒から言われた一言。

 それは本来学園の教師がきちんと行動、言動で示さないといけない事で今それが出来ていないのだと突き付けられた現実。

 他の教師達も心苦しそうにする者や頷く者、色んな表情が見える。



「えぇ、貴女の言う通りですね。直ぐに全てが変わるのは難しい事。けれど、貴女に起こった出来事は重く受け止めています。そして殿下のご提案で始まる施策を機に学園は、私達教師は生徒達の成長に関わりそれは学業だけでなく、精神面も手助けしていきます。それらに関してはまだ未熟かもしれないけれど、今後声を上げやすい環境にしていくつもりです。明確な答えになっていないかもしれないけれど、今私が貴女に言えることは、今後見て見ぬ振りはしません。信じられないかもしれないけれど」



 一度失った信用そう簡単には戻らない。

 特に学園に通うまだ成人もしていない子供にとって頼れる身近な大人は教師なのだから。



「そう、ですね。簡単には信じられません。けど、先生がちゃんと向き合おうとしてくれているのは分かります。だから今の先生の言葉を嘘にしないでください」

「約束します」



 余計な言葉を言わず、一言約束すると言った言葉に漸く彼女はほっとした表情を見せた。

 きちんと自分の言葉で俯かずに話しをする様子を見れば、ダールグレン嬢から聞いていた彼女本来の姿が見えてくる。

 その大分回復してきている様子にほっとした。

 それからは少し雑談を交えつつ、他の教師達とも言葉を交わし、彼女の心境を負担にならないよう気遣いながら実際の声を聞き、真剣に取り組んだ。



「殿下、如何ですかな?」

「皆さん、真剣に向き合っているようで安心いたしましたわ」

「そうですな。学園長が会議で何か物申したみたいじゃな」

「何か、とは?」

「そこまでは知りませぬが。今日は一部の教師とはいえ前回会った時とは表情が違います」

「それは医師が懸念していた教師もこの中にいらっしゃるの?」

「いえ、おりませぬよ。そのような者を殿下の近くに会わせるわけありませぬ」

「けれど、ハーヴェ学園の教師ならば、(わたくし)は会う事もあるかも知れませんわ」

「勿論そうですが、殿下がお一人で行動なさらない限り誰かの目には触れますから、そう事は起こさぬじゃろう」



 そうとも言えない。

 今は落ち着いているとはいえ、卒業式の出来事もあるので決して起こらないとは言えないのよね。

 


「話は変わりますが、令嬢が以前よりもかなり回復しているようで安堵いたしました」

「それは彼女自身の努力の賜物じゃな。私等はそれらを手伝っただけですじゃ」

「その手助けが彼女にとっては救いなのでしょう」

「そこは殿下のお力も大きいのですぞ」

(わたくし)のですか?」

「左様ですな。この語り部屋に学園の改革、教師達の心境を変え大きな前進を遂げた事は殿下のお力ですぞ」



 ブルーノ医師は私の力だと話すが、私は内心複雑だ。

 

 

「その切っ掛けは結局のところ、(わたくし)の身に起きた事が要因です。多くの人達には負担をお掛けしていると思いますが、学園が学びやすい場となり、生徒間の交流が円滑に進むよう(わたくし)が役に立っているのならば良かったですわ」

「殿下の謙虚さは美徳ですが、もう少し誇っても宜しいのですぞ」

「それは今後の結果次第ですわね」



 何事も始まったばかりだものね。

 本格的に始まるのは来期からだけれども、今は無事進める様に勉強に改善を加えて滞りなく始められるように準備をしていくだけ。

 この場は大丈夫そうなので、医師にこの場を任せ他の学園の教師達の様子を確認し、宮廷へと戻った。


 宮廷の執務室に戻るといつもと違う光景で、本来ここにいない筈の人達が居座って優雅にお茶を嗜んでいる。

 この人達は一体ここで何をしているのか⋯⋯。

 ティナとマティお従兄様は特に気にしていないけれど、他の皆はまだ少し気圧されている感じがする。

 それもそうよね、三人もいるのだから。

 


「お帰りなさいませ。お帰りをお待ちしておりました」

「今日は貴方方と会う約束は無かったと思うのですけれど」

「お約束はしておりませんが、久し振りに殿下とお話しをしたく休憩時に参ったのです」



 エドフェルト公爵は相変わらずの様子だ。

 それにしても⋯⋯。



「ヴォルゴート公爵は領に戻るのではなかったのですか?」

「その予定でしたが、エドフェルト公爵に捕まってしまいましてな。彼に誘われて参ったというわけです」



 という事は最後の一人、ヒュランデル公爵もその一人、というわけね。

 彼だけは少し申し訳なさそうにしている。



「休憩がてら此処に来ても仕方ないでしょう?」

「休憩を取りながら殿下にお話ししたい事があります」

「どのような内容かは知りませんが、陛下やお兄様にではなく(わたくし)にですか?」

「王子殿下はもうすぐこちらにいらっしゃいますよ」



 お兄様がいらっしゃるのね。

 それだったら話し合いの場は此処ではなくお兄様の執務室にしたら良かったのに何故私の執務室なのかしら。

 公爵達、特にエドフェルト公爵を見ると⋯⋯あぁ、態となのね。

 全く、相変わらずな公爵に呆れてしまう。

 暫く雑談をしつつ待つと、お兄様がいらっしゃった。

 冷ややかな笑顔付きだ。



「何故ステラの執務室を陣取っているんだ? 私の所に来ればいいものを。ステラに迷惑をかけるな」

「迷惑はかけておりませんよ。王子殿下の執務室よりも王女殿下の執務室の方が落ち着いて話せるのです」

「ヴィー、お前の父親をどうにかしろ。何かの理由につけてステラに付きまとう、幼女趣味の変態か?」



 幼女趣味って、幼女と言われるほど幼くはないのだけれど、この状況でお兄様に突っ込むことは止めておく。


 

「難しい事を仰いますね。私に父をどうこうする事は出来ませんよ。私よりも殿下自ら苦言を呈した方が効きますでしょう。あぁ、それよりも王女殿下自らきつく申せば聞くはずです」



 その言葉ですっと私の手を握って目で訴えてくる。



「いいかいステラ。このどうしようもない者達が邪魔なら遠慮せずに追い出して良いんだよ。私の可愛い妹が大のおっさん共の我儘な理由で話しに乗らなくていい。前にも話した事、覚えているよね?」

「勿論覚えておりますわ」

「なら、遠慮なく追い出せるよね?」



 お兄様の有無を言わせない圧に思わず頷く。

 けど、本人達がいる前で流石に公爵達を捕まえておっさんは無いと思う。

 年齢的にはそうだけれど外見は若いのよね。

 ヴォルゴート公爵は流石にその域のご年齢だけれど。

 って、年齢の事はどうでもいいけれど、私が彼等を追い出さないのには理由もある。

 私の側近達がこの国筆頭の貴族に慣れて貰うのに丁度良いと思っているからだ。



「聞きしに勝る溺愛ぶりですな」

「このような事は序の口ですよ」

「殿下方の仲がよろしいのは良い事です」

「確かに。だがこの様子だと王女殿下は何処にも嫁げないのではないか?」

「あぁ、それなら近くて安心安全な嫁ぎ先がありますよ」

「そんなところが何処に?」

「⋯⋯まさかとは思うが、そこにいる其方の息子か?」

「そのまさかですよ。王家に近く、王子殿下の側近で王女殿下とも親しい間柄。何よりまだ相手すらいないので良き相手だと⋯⋯」

「許すわけないだろう!」



 好き勝手に話す公爵達をお兄様は私に笑顔を向けたまま冷めた声で答える。

 エドフェルト公爵は涼しい顔で駄目ですか、と声は残念そうなのに表情が全く合っていない。



「公爵、(わたくし)達で遊ぶのは止めなさい」

「両殿下で遊ぶなんてそのような不敬な事はしませんよ。半分は本気なのです」

「貴方達、親子はよく似ていらっしゃるわ。発言が同じですもの」

「それは嬉しいですね」

「王女殿下、それは嬉しくないお言葉です」



 相反する二人の言葉に、ベリセリウス侯爵親子を思い出させる。

 私はお父様と似ていると言われたら嬉しいけれど、皆は嬉しくないのかな。

 疑問に思っているとお兄様から場所を移そうと言われ応接室へと移動する。

 ティナに付き添うよう目線を送ると直ぐ私の側に寄る。

 後ろでは安堵する気配を感じ相当三人の公爵から感じる重圧が響いていたようだ。

 落ち着いたところでそろそろ本題に入れとお兄様は公爵達を促す。

 その言葉に三公は居住まいを正した。



「では、本題に入らせて頂きます」



 エドフェルト公爵が代表で口を開く。

 先程の軽いやり取りが嘘のように鳴りを潜め、真面目に切り出した。



「本日我々が揃っているのは三公会議をいつも通り行っていました」

「何か問題でもあったのか?」

「そうですね、問題はありませんでした」

「問題が無いのは良い事だ。だが、その問題が無い事が問題なのだろう?」

「どういう事です?」



 問題が無かったのなら態々三公がここに来る事も無いのは分かるけれど、こうして集まっているのは、逆に問題がないからという事なのだけれど、よく分からない。

 お兄様はご存じだからそう公爵に返したのだろうけれど、一体どういうことなのか。



「王女殿下はご存じでないのでしたね」

「今の話しから問題があった方が良かったような口振りだけれど、何もないから問題なのだという事以外は分かりませんわ」



 謎かけをしているような感じだ。

 何が問題だというのだろうか。

 


「殿下⋯⋯」

「⋯⋯あっ! ノルドヴァル公爵が問題なのね」



 エドフェルト公爵が話す前に私は彼の家だと気が付いた。

 最初から三公会議だと話していたが、現在国内には公爵位が四家ある。

 あの家は一代限りの公爵位だけれど、三公会議には出席できない。

 となれば、話に聞く性格では何かしら行動を起こしていたのだろう。

 それが今回なかったから問題、ということかな。

 それらを伝えると驚きつつも感心していた。



「流石ですね。直ぐにそこまでお分かりになるとは」

「少し考えれば分かる事ですわ。それに貴方方を困らせられるのは、陛下以外にはノルドヴァル公爵だけでしょう」

「概ねそうですね」

「で、あの者が今回は何もしてこなかったのか?」

「はい。今迄我らの動向、言動を注視していた方が今回何も行動に起こさなかった事が逆に不審で少々、嫌な感じがいたします」



 確かに今迄行っていた行動がパタンと無くなると不審よね。

 改心したとは思えない。

 けれど、この話はする相手を間違っているのではないかしら。



「陛下にご報告は?」

「こちらにお伺いする前に私からお伝えしております」

「そうか」



 既にお父様に報告しているのならば、私達に話す意味って何かしら。



「王女殿下、何かお気になる事でもございましたか?」



 顔には出していない筈なんだけれど、目敏くそう問いかけてきたのはヒュランデル公爵だった。

 


「いえ、大したことではないの」

「ステラ、気になる事があるなら話していいよ」

「本当に大したことではないのです、お兄様」



 今のお話しと関係なくはないけれど、この様な質問は流石に気が引ける。

 内容としては関係ないものね。

 けれど公爵達も私が口を開くのを待っている。



「陛下にご報告なさったのなら、何故揃って(わたくし)達に報告に来るのか疑問に感じただけですわ」



 思いにもよらなかった質問だったのか皆きょとんとしている。

 そんな中お兄様だけはきまり悪そうな顔をしている。



「あー⋯⋯ステラ、ごめん」

「何故お兄様が謝るのです?」

「ステラがそう疑問に思うのは陛下と私のせいだからだよ」



 ――陛下とお兄様のせい?



 お兄様がそう答えた事で三公爵は合点がいったようだ。

 分かっていないのは私だけ。



「お兄様、どういう事なのでしょう?」

「昨夜話した事を覚えているかい?」

「どの部分でしょう?」

「ステラに会うには陛下の許可がいるという事だよ」

「勿論覚えておりますわ。後半年はそのようになさると仰っておりましたわね」

「だからだよ」



 お兄様が仰るには私に会えるのは陛下の許可が下りた者のみ。

 許可の出ないものは来ることが無い、というか出来ない。

 仕事で既に関わっている者達は勿論の事、許可の出た者は直接面会の許可を求める事ができる。

 だが、まだ私と直接関わりのない者は陛下にお伺いしなければいけないので、こちらに戻って半年以上が立つけれど、ほんのごく一部、それも王家に対して反意がない者に限っている。

 それを考えると経験の浅い私は過保護な程に守られている。

 けれど、それに甘えているわけにもいかないのも事実で⋯⋯。



「本来は態々陛下を通さなくても直接ステラに面会を申し入れる事ができ、今回の様に不審な点があれば警戒を促しに来ることもある。勿論それだけではないけれどね」



 確かにそうね。

 今迄姿を偽っていた時は伯父様を始め、お祖父様にお父様達からお聞きしてたので、私が公に戻った今となれば、貴族達からそう言った話を聞くのが普通なのかもしれない。



「今迄はステラがシベリウス家の令嬢として過ごしてきたから異例の対応をしていただけで、まだ公に戻って直ぐに執務、学業との両立に加えて公務を行っているけどそれらはステラの実力で出来る事。けど貴族達への対応についてはまだ未熟なのだからこうして許可を得て堂々と会いに来ている公爵達を利用するといい」

「お兄様、最後のお言葉はどうかと⋯⋯」



 流石に本人達を目の前に利用していいってどうかと思う。

 利用じゃなくて公爵達で勉強させてもらう、が正しいかな。



「王女殿下に利用されるなら可愛いものですね」

「撤回する。ステラ、エドフェルト公爵は利用しなくていい。この変態を態々喜ばせる必要はないよ」

「お兄様、流石にその表現は如何なものかと」

「この変態に気を使わなくてもいい。公爵の顔を見たら分かるだろうが寧ろ喜んでいるんだぞ」



 確かにそう見えるけれど、寧ろ公爵はお兄様で遊んでるのではないかしら。

 そんな気がしてならない。

 まぁ話を脱線させた要因って私だから強くは言えないけれど。



「お兄様、そろそろお話しを戻しませんか?」



 強くは言えないのでやんわりと話しを戻す為にお兄様に声を掛けた。

 

ご覧頂きありがとうございます。


ブクマ、いいね、評価をありがとうございますm(__)m

とも嬉しいです。


今月終わりまで不定期更新になるかと思いますが、引き続き楽しんでいただけたら幸いです。

よろしくお願い致します。


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