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目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第2章 学園生活の始まり
182/273

182 男爵令嬢


 来週、お母様と慈善活動を行う為に私はお話を聞いていた。

 私にとっては初めての事なので、活動内容は知っていても実際お母様が行っている事をこうして確認を行っているのだ。

 孤児院への寄付は勿論の事、傷を負っている者がいたら癒しを、悩みを抱えているのなら話しを聞き寄り添う事を行っている。

 それが三日間行われる。

 到底一日では補えないので、三日に分けて暴動が起こらない様に配慮しているそうだ。

 私は初めての活動だけれど、三日間お母様と一緒に行う予定で、ただ私は別の目的の為、三日目に時間を作る事にした。

 それに関してもお母様にお話をして了承して下さったので、その予定で動こうと思う。



「いつもは(わたくし)(わたくし)に賛同して下さっているご夫人方で行うのだけれど、今回は貴女が一緒だから(わたくし)は嬉しいわ」

(わたくし)もお母様のお手伝いが出来て嬉しく思いますわ」

「貴女にとっては初めての事だから戸惑う事もあるでしょうけれど、神官達も助けてくれるますので安心しなさい。だけど、一番に(わたくし)を頼ってくれると嬉しいわね」

「お母様のお手が空いていれば直ぐにお願い致しますわ」

 

 

 初めての慈善活動なので不安が無い、と言いたいけれど少しだけそう言った気持ちがあるけれど、お母様が一緒なら心強い。

 ただ、中には心もとない事を言う人達もいるし、暴力に訴える人もいるという。

 稀だけれど、そういった事もあるので用心しなさいと注意も受けた。

 不安や不満を言葉だけではなく暴力にして訴える人もいるという事は残念だけれど、それだけ何かしら闇を抱えている可能性もあるがただただそういった性格なだけという事もある。

 警備体制は整ってはいるけれど、咄嗟の自衛が大事だという事。

 私達王族が傷を負うと、それが逆に批判を浴びる事にもなりかねない。

 これも残念な事なのだけれど、逆手にとってあれこれ言う人もいるのだという。

 


「今回(わたくし)が参加する事は事前に知らされているのですか?」

「警備体制の事があるから神殿に貴女が参加する事は伝えているけれど、それ以外には周知していないわ。夫人方にもお知らせしていないの。驚かせようと思ってね」

「お母様って意外にお茶目ですわよね」

「そうかしら? ふふっ、たまにはこういった事も良いでしょう?」

「お母様が楽しそうで何よりですわ。それより、ご夫人方ってどのような方々が参加されるのでしょう?」



 お母様に賛同して参加されるのだから懇意にしている方々なのは想像つくけれど、実際何方が参加されるのか気になるものね。

 今回参加されるのは、エドフェルト公爵夫人、ベリセリウス侯爵夫人、ヴィクセル伯爵夫人にフェルセン子爵夫人。

 これって、私の参加が決まってから人選決定したってわけではないわよね?

 私の疑問をそのままお母様にお聞きすると、それもあるけれど元々お誘いするご予定だったみたいなので問題はないそうだ。

 フェルセン子爵夫人は生徒会のフィリップ卿のお母様で私のお誕生日パーティーにも参加下さっていたので私も知っていて、おっとりした方でそこにいらっしゃるだけで場が和むのだけれど、それが分かってるのかどうかは分からないけれど、ご本人も率先して参加しているようだ。

 


「彼女、おっとりしているように見えて芯はしっかりしているのよ。慈善活動をしているとその人の本質が良く見えるの。興味本位で参加する人もいるようだけれど、大抵一度のみでもう来ないわ」

「お母様がお誘いしなくてもいらっしゃる方がいるのですか?」

「話を聞きつけ、(わたくし)に近づきたいと思う方々がたまにいらっしゃるのよ。だけど目的は民との交流であって彼女達とお話をする為ではないわ。参加したからには民と交流しなさいと叱るのだけれど、まぁ目的が違うから最初から続かない事は分かっているので途中でお帰りになるわ」


 

 それって皆さんに迷惑なお話ですよね。

 途中で帰るなんて事はさせたくないけれど、嫌々残られても貴族に対しての印象が更に悪くなるので午前中から来ていたなら休憩を堺に帰ってもらっているのだとか。

 お母様も呆れていらっしゃるけれど、そういった方は多いみたいで呆れを通り越して心底軽蔑するように顔を顰めていらっしゃった。

 そういった事を踏まえて私が参加する事を伏せたとの事。

 ただ、学園に復学してから参加した場合は更に増えるかもしれないと懸念していた。

 今は学園を休学している身だし、宮廷でも執務室から出る事が殆どないのでまさか私が王宮の外へ出るとは皆思ってはいないでしょう。



「今回もそういった方が来ないとも限らないから少し心配ではあるのよ。だけど貴女もやるべきことがあるのでしょう? だから陛下はお許しになったのよ。だからといって男爵夫妻を貴女に会わせたくはないのだけれど」

(わたくし)が会う日に夫妻は来られるのですか?」

「アンセが許していないので会うことは無い筈です。だけど貴女が慈善活動で神殿に来ている事は直ぐに知れ渡るわ。そうしたら来るかもしれないわね。陛下の言を無視する形で来てしまったら、それはそれで大問題なのだけれど、あの夫妻が何処まで守れるか⋯⋯」



 もし来てしまったら今度は厳しい罰が待っていそうね。

 流石にそこは彼等も分かっているでしょう。

 


「来てしまったら、その時は分かっていますね?」

「分かっておりますわ。厳しく対処致します」



 この件はここまでで、当日の流れをお母様に確認し、この日のお茶会は終了した。

 それから慈善活動当日までにアンデル伯爵に令嬢と面会する事を伝え、彼女自身に私が会いに行く事を伝えるかを迷ったけれど、神殿に行けば私がその場にいる事は伝わってしまうでしょうし、変に緊張を与えたくないという事もあり彼女には伝えない事にした。

 やる事は沢山ありこの件だけでなく学園の件も決めていく事が沢山ある。

 暫くはそうして忙しく過ごしているとあっという間に慈善活動当日を迎えていた。

 神殿には開放する時間よりも一時間以上早くに向かい、時間まで神殿の一室に案内される。

 そこには既に今日一緒に参加する四人のご夫人方が揃って私達を出迎えた。

 私が一緒だったことに皆様驚いていらっしゃったけど、それも一瞬の事で直ぐに挨拶の言葉を述べる。



「皆さん、今日は一緒に参加して下さってありがとう。今回は王女も初めて参加するのでよろしくお願いするわね」

「今回初めて参加させて頂きますので、至らないところがあるかと思いますが皆さんがご一緒で心強く思います。よろしくお願い致しますね」

「こちらこそ、よろしくお願い致しますわ」

「殿下がご参加されるのできっと皆さん驚かれるでしょう」

(わたくし)達も光栄ですわ」

「侯爵様は殿下の護衛ですの?」

「護衛兼補佐ですわ。陛下が過保護なのよ」

 

 

 間違ってはいないけれど、過保護の一言で済ませてしまったお母様は優雅にお茶を飲んでいる。

 まぁ侯爵が私の臨時補佐に就いている事は周知の事実なので何も問題はないし、彼の実力も相まって怪しまれる事は無いので過保護の一言で済ませられるのだ。

 私からしたらちょっとばかり恥ずかしいのだけれどね。

 少し雑談に花を咲かせていると時間になり神殿の広間へと移動する。

 そこには神官達が準備を整えて待っており、私達を迎える。

 皆さんは慣れていらっしゃるので皆さん神官達と話をして最終確認を行っていた。

 私は初めての事もあり、今日はお母様と一緒に付いて一緒に行うので今も近くでお母様と神官とのやり取りを聞いていた。

 そうしているうちに開放時間前となったので、皆さんこちらに集まってきた。

 今日から三日間慈善活動を行うにあたり、お母様主導で行っている事もあって皆さんに一言言葉を掛ける。



「今日から三日間という短い間ですが、今回も多くの民達が心穏やかに少しで力になれるよう、皆さんのお力を貸してください。ただし、無理はなさらないようにしてくださいね」



 お母様が話し終えたらそっと私を促した。

 まさか振られるとは思わず、少し驚いてしまったけれど落ち着いて私も皆さんに一言添える。



「今日は初めての参加という事もあり、皆さんの元で学びながら(わたくし)もお役に立てればと思いますので、よろしくお願い致します」



 私が言い終えると、皆さんは温かい微笑みと共に頷いて下さったのでほっとした。

 初めての事で私は思ったよりも緊張しているみたい。

 私達の挨拶が終わると、早速皆さん持ち場に戻り少しして扉が解放された。

 神官達が連携して振り割って下さるので混乱もなく一人一人話を聞いていく。

 中には怪我をされていらっしゃる方もいて治癒を施していく。

 お母様の対応を見ながら私も近くで言葉を交わすのだけれど、皆さん興味津々に私を観察しているのがよく分かる。

 遠くからも沢山の視線が感じられ、ご夫人方が対応されている方からと色んな所から視線を感じ、貴族達から感じるものとは違って探る様なものはあまり感じられないけれど、違う意味でちょっと怯んでしまう。

 純粋な好奇心やキラキラとした眼差しが多くそれをこんなに間近で受けることが無かった為にどうしていいか分からない。

 


「殿下」

「大丈夫ですわ。想像していたよりも間近くで受ける様々な視線に驚いただけなの」



 侯爵は少し心配そうに私に声を掛けてきたけれど、本当に少し驚いただけで心配するようなことは無い。

 慣れない視線に段々と慣れてくるとお母様の近くにいながら私も一人で対応していくとお母様は安心した様に、だけどたまに「大丈夫?」と声を掛けて下さるので私も気持ちがすっと楽になり、緊張も解け集中して話を聞いたり癒やしたりする事が出来た。

 大分集中していたようで、気付けばお昼を少し回っていて交代で休憩を挟む。

 午前中の私の対応に安心したのか、午後からは一人で対応する事になり、お母様は先に休憩を取るようと促されたので、私はエドフェルト公爵夫人とフェルセン子爵夫人と共にお昼を頂く事になった。

 

 

「殿下、初めての事でお疲れではございませんか?」

「ご心配ありがとうございます。疲れはありませんわ」



 私がにこりと微笑んで答えると公爵夫人はホッとしたようだ。



「お一人でご対応されるのも早くて驚きましたわ」

「本当に。殿下の対応力にも驚かされましたが、魔法の扱いが繊細で印象的でしたわ。確か、今は侯爵様がご指導されていらっしゃるとお伺いしました」

「仰る通り、今は私がお教えしておりますが、殿下は元から繊細な魔法操作を身に付けられていらっしゃいましたので私がお教えする事といえば応用です」



 応用も応用で実戦向けでしょう!

 伯父様でもあのような訓練はなさらなかったわ。



「まぁ。交流会の殿下の魔法披露はとても話題になりましたもの。あの頃はまだアリシア様でしたが、それはもう素晴らしいものが観られたと周囲の者達から伺っておりますわ」

「あれはやり過ぎだと、伯父様や侯爵から言われてしまいましたので少し反省をしたのです」

「殿下の魔法披露は素晴らしいものでしたが、学園の一学年で披露するには周囲との格差が激しいものでしたから」

「前以て学園の一学年の程度を教えてくださっていればそれに合わせましたわ」



 大体私の教育をしてくださるのはとても有難い事だけれど、シベリウスや離宮での訓練の水準が高すぎるのよ。

 今だったら分かる。

 あれがやり過ぎと言われても仕方ないと。

 来年はもう少し考えないといけないわね。



「殿下、次の交流会の時は一学年時と立場が違いますので、変に加減してはいけませんよ」

「⋯⋯分かっていますわ」



 考えを見透かされた感じがするわ。

 やっぱり侯爵は侮れない。

 人生経験の差と言われてしまってはそれまでだけど、私だって前世の記憶があるのだからそれなりな筈なのに。

 何だか悔しいわ。


 休憩時間も終わり、お母様達と交代して夕刻まで集中して行っているとあっという間に一日が過ぎ去った。

 次の日は朝から一人で対応する事になり、側には侯爵と神官が付き添って下さり滞りなく進んでいく。

 中には心無い言葉を浴びせてくる方もいらっしゃるけれど、それらに怯むことなく対応し、ただ度が過ぎたら流石に神官達間が入ってくださったりして特に問題なくこの日も終了した。

 そして三日目。

 今日の午前中は慈善活動に、お昼を頂いた後にフリュデン男爵令嬢と面会する予定だ。

 私が神殿に来ている事は既に知っているようで、事前に彼女の様子をアンデル伯爵に教えてもらった。

 少しそわそわと落ち着かない様子を見せていたようだけれど、思ったよりも安定しているとの事で面会しても問題ないだろうとの事だった。

 昼食後、アンデル伯と侯爵を伴って私は令嬢がいる部屋に向かっていた。

 彼女には私が会いに来る事は伝えていない、そして彼女のご両親は本日まだ会いに来ていないとの事だったけれど、もし私との面会中に来たとしても私はまだ会うつもりがないので会わない様にして手配して貰っている。

 部屋の前に着き、アンデル伯爵が慣れたように令嬢からの返事を待って中へと入っていくのに続き、私と侯爵は部屋の中へと足を踏み入れる。

 フリュデン嬢はアンデル伯爵と自然に挨拶を交わし、伯爵が今日は令嬢に会いたいとお客様を招いていると伝えた事で彼女の表情が少し強張った気ように見えたが、私の姿を確認するとその表情はみるみると青褪めていきそのまま固まってしまった。

 


 ――会いに来るのはまだ早かったかしら。



 そう思ってしまう程の様子だったが、私はそんな彼女に声を掛けた。



「ごきげんよう。事前に知らせる事無く来てしまい、驚かせてしまいましたね」

「あっいえ、その⋯⋯」

(わたくし)の事は既に聞き及んでいる事でしょう。この姿で会うのは初めてになりますね。フリュデン男爵令嬢」



 私は彼女に対して負担にならないよう優しく声を掛けるとようやくはっとなり急いで礼を取った。



「し、失礼しました! お、お初めてお目にかかります、フリュデン家のエディトと申します。あの、殿下に対して危害を加えてしまい、大変申し訳ございませんでした! 私はどのような処罰もお受けします。ですが、両親だけは助けてください! どうか、お願い致します!」



 何だかどこかで見た様な景色ね。

 彼女はまだ未成年だから彼女のご両親とは違うのだけれど、言っている事は同じなのよね。

 話が進まないので取り合えず彼女には椅子へ座るように促すが、立ち上がらないので私は彼女の近くへ行き膝をつくと侯爵が「殿下」と咎める声を上げる。

 私はそんな侯爵へ視線で黙らせるとそっと彼女に声を掛けた。



「フリュデン嬢。いつまでもそうしていては身体に障ります。先ずは椅子に掛けてくださいね」

「ですが⋯⋯」

「話はそれからです。まだ本調子ではないのでしょう?」



 私がそう声を掛けると、彼女ははっとした様に私に対して怪我の具合を聞いてきたので、私はもう大丈夫だと伝えると安堵した様にほっとした表情を見せたが以前青褪めているのは変わらない。

 だけど、きちんと椅子に座ったのを見ると少しは持ち直したようだ。

 そして私達も座ったところでアンデル伯爵が話し始めた。



「フリュデン嬢、今回殿下が此方にいらっしゃる事は内密の事。公に貴女へ会いに来ることが出来ない為、慈善活動の合間に来て下さったのだよ」

「はい、あの⋯⋯殿下の傷がもう大丈夫だと聞き、とても安心しました。申し訳ありません。それで、私はどうなるのでしょう?」

「どうもしませんわ。貴女は先ず心身的に回復を目指す事。そしてまた学園に通えるように前へ進む事。貴女がやるべきことはそこでしょう。また、学園で勉強をしたいのでしょう?」

「はい、そう、ですが⋯⋯、殿下に対し不敬を働いたのに、良いのでしょうか⋯⋯」

「それについてはあの場にいたのはあくまでシベリウス辺境伯令嬢です。そして学園内で起こったことですので貴女には学園からの罰が下されています。新たに(わたくし)が貴女に対して更に罰を与える事はありませんわ」



 私がそう答えると安堵した様にほっとしたようだった。

 隠す事も無く素直に感情がそのまま表情や仕草に出ているところを見ると、彼女の貴族として復帰する出来るのはまだまだ先になりそうだと思う。

 まぁまだ子供なのだし心身的にも傷を負っているのでそれも致し方ない事で今は逆にそのまま感情が表に出ているので彼女にとっても良い事なのかもしれない。

 

 

「アンデル伯爵からお話は聞いていましたが、大分元気が出てきたようで安心しましたわ」

「先生には沢山お話を聞いて頂き、とても心が軽くなりました。でも、学園にいる時はとても苦しかったです。今もその時を思い出すと怖いです。学園に行きたい、だけど行きたくない⋯⋯」



 相当苦しかったのか、今にも泣きだしそうだった。

 それはそうよね。

 今迄抑圧された環境で周囲の助けも無く、助けを求めることも出来ず一人で耐えていたのだから。

 彼女の様子を見て話を聞こうかと思っていたけれど、まだ詳しく聞くのは早いかも知れない。

 アンデル伯爵と他愛無い話はするけれど、まだ確実な話までには至っていないと聞いているので、まだそこまで話せる段階ではないのかも。

 私がそう考えていると彼女から話しかけてきた。

 

 

「あ、あの」

「何かしら?」

「⋯⋯その、話を」

「ゆっくりで構わないわ。どのようなお話かしら?」



 言い淀んでいるけれど、膝に置いた手を握り締めて震えているのが此方まで伝わってくる。

 彼女が何かを話したいのなら今日は時間をめいいっぱい使って聞くつもりで来たので話始めるまでじっと待つ。

 そして意を決した様に顔を上げ、先程よりもしっかりとした面持ちで真っすぐに私を見詰め、口を開いた。


ご覧頂きありがとうございます。


ブクマ、評価、いいねをありがとうございます。

とても嬉しいです。


次回は十二日に更新しますので、楽しんで頂けたら幸いです。

よろしくお願いします。



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