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目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第2章 学園生活の始まり
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180 初めての会議


 今日は教育部の人達と初めて開く小会議の日。

 あれから書類を作成し、あちらの様子見も兼ねて侯爵に行って貰うと、見違える程小綺麗になっていたという。

 意を決して全員で丸一日掛けて部屋を片付け、整理整頓をしっかりとして仕事に臨めば効率が上がったと、それからというもの終業時刻にはきちんと片付けてから帰るようにしてるのだとか。

 あの短期間で凄い進歩だと感心するが、侯爵はやって当たり前だとバッサリと切っていた。

 私としてはそれだけ汚くしていた場所を綺麗にしただけでも感心するというのに。

 それはさておき、今日の会議は私との顔合わせを兼ねて今後の方針を話し合うのだけれど、顔触れは教育部の長官とその補佐二人に私は勿論の事、臨時補佐である侯爵の五人でほんとに小規模だ。

 場所は隣の応接室で行うことになり、時間が近づいたけれど、私が先に待っているとあちらが気を使うので三人が到着してから移動する。

 時間の十分前に三人が応接室へ到着したとアルネから報告を受けたので、私は侯爵を伴い応接室へと移動すると、ソファに掛けていた三人が立ち上がり私を迎えてくれる。



「お待たせしましたね」

「いえ、こちらこそ日程を合わせていただきありがとうございます」



 長官が代表で口を開く。

 彼は貴族だけれど私は会うのが初めてだ。

 楽にするように伝え、私も席へつく。

 双方知っている侯爵が紹介を請け負ってくれる。

 長官のお名前はハルネス・アルセン。

 爵位は子爵でシベリウスにいるイクセル卿のお兄様だ。

 後の二人のうち一人はこの間私の執務室に来たダリアン卿で、残りの一人はブリット・エリ伯爵令嬢で二十歳という若さだけどかなりの秀才らしいが、少し変わった性格なのだとか。

 一般的に貴族令嬢がまだ二十歳で婚約もしていなければ行き遅れに差し掛かるところなのだけれど、本人は全く意に返さず働きたいということで働き続けているという。

 この国はその家庭にもよるけれど、婚姻しても働けるはずなんだけど。

 それはさておき、紹介が終わったところで早速本題に入るのだが。

 


「殿下、先ずはこちらの仕事の都合でお待たせしてしまい、申し訳ございません。殿下のお言葉で一日掛けて教育部内の整理整頓を行ったところ、その後の効率が上がりました」

「それなら良かったですわ。ですが、今まで誰も片付けをしようとしなかったのかしら?」

「殿下、(わたくし)が配属された時に見兼ねて整理しましたが、整理しても直ぐに乱雑になる卓上を見て諦めました。それからというもの、長官達の卓上()()汚いままだったのです。ベリセリウス侯爵様が見て判断したのは(わたくし)の卓上以外のところですわ」



 一緒にされたくないのか力いっぱいにそう訴えてきた。

 それを聞いた二人は縮こまっている。

 けど、あのイクセル卿のお兄様なのに想像つかないわね。



「改善されたのならそれを維持してくださいね」

「はい」

「では早速始めましょう」



 今回の議題は各学園で、生徒達の情操教育の件だ。

 先生方大人に対しても、学園に通っている間は生活の殆どが同じ学園の生徒達との集団生活になるので、それなりの見守りは必要になってくるが、半年通った私が感じた事は先生方は授業、勉強に関してはとても熱心に指導してらっしゃるけど、それ以外はあまり生徒に関わっている様子はない。

 問題があれば対処するといった感じだ。

 私の時もそうだったし、先生方がそれらを把握しているかも疑問だ。

 もう少し生徒に関心を持つべきだと思う。

 未成年者も居るのだし、学園では階級関係なく平等だと言いながらも一部の生徒達は親の威を借りて虐める、という行為に及ぶ。

 それが虐めだと認識すらしていない可能性もある。

 それらを教えることも大事な教育の一つだと思う。

 私達は意見を出し合いながら進めていくのだけれど、三人共にそれは私が思ったよりも真剣だった。

 学園で培われたものがそのまま宮廷に、そして似た者同士が組み合わさるとその振舞いを助長させるだけで大人になってからの改善って中々難しいものね。



 ――⋯⋯あっ! あの事を忘れていたわ。あれってどうなったのかしら。



「確認があるのだけれどよろしいかしら?」

「はい、何でしょう?」

「交流会の時に両辺境伯が総合学園に求めていたのも今話し合っている内容に通じるのですけど、学園は何か考えているのかしら?」



 昨年の交流会でアル伯父様とセイデリア辺境伯の連名で学園側に教育に関して改善するように要求していたのを思い出したのだ。

 あれから怒涛の毎日ですっかり忘れていた。


 

「その件でしたら学園側も頭を悩ませております」

「という事はまだ何も進展していないのですね」

「左様です。両辺境伯爵様には改善点を報告しなければならないのですが、難航しているようで⋯⋯。我々も良き案が出ず、頭を悩ませております。こういった事を殿下にお話しするのは心苦しく、申し訳ございません」



 元シベリウス辺境伯令嬢という立場ある私が、今こうして学園の教育に関して話している事に関して申し訳なく思っているのだろう。


 

「余計な気遣いは結構ですわ。ではここで話し合ったことを一度現場である学園側へ提案し、彼等の意見も聞きたいですわね。(わたくし)達が提案したとしても現場からはまた良き意見出るかもしれません」

「左様ですね。現場で働く者達の意見も聞かなければ、更に悪い方へと進みかねません」



 今日の会議内容を纏めて各学園に早ければ翌年度から取り入れていくに当たり意見を求める事で終了した。



「殿下、初めての会議お疲れ様でした」

「色んな意見が聞けて良かったわ」

「それだけ皆煩わされている、ということでしょう」



 会議が終わり執務室へ戻ってくると、アルネはお茶の準備を整えてくれていた。



「それにしてもよく思い出されましたね」

「伯父様達のこと?」

「左様です」

「当時は(わたくし)も当事者の一人でしたもの。それに、今は私が受け持っているのですからきちんと対応しなくては」

「あの二人もステラ様が自ら対応されるなどとは思いにもよらなかったはずですから、この事を聞けば後悔するかもしれませんね」



 何故伯父様達が後悔するの⋯⋯ってあ、なるほど。

 学園側に対応を求めたにも関わらず、結局私が処理しているからね。

 それは仕方ないわ。



「伯父様達には話さないでくださいね。セイデリア辺境伯は分かりませんが、伯父様はきっと落ち込まれるわ」

「アルの落ち込んだ姿が目に浮かびますね」



 耳に入らなければいいのだけれど、結局知られてしまう可能性はあるけれど。




「ステラ様、以前仰っていた物が仕上がりましたよ」

「以前話した物とはもしかして?」

「そのもしかして、です。まだ少し改良の余地はありますが、陛下には今朝報告しております。実際の魔道具がこちらです」



 そう言って目の前に出てきたものは腕輪だった。

 手に持ってみると思ったよりも軽くて着けていても違和感はなさそうね。

 色も黒を基調としているのでそう目立つ事も無いのでこれなら怪しまれることもないわね。



「これはどうやって使うのかしら?」

「腕に着けて魔力を少し流すだけで使えます。こちらの魔石が格になり、周囲を記録するようになっております」

「記録するときは腕の位置を気を付けなければならないのが難点ね」

「それは影達次第ですね。そのような初歩的な間違いは犯しませんよ」



 物凄く良い笑顔でそう言ってのける侯爵の言葉は彼等にとってはただの圧にしか感じないでしょうね。

 長としての怖い一面が顔を出す。

 彼等が常々長である侯爵の笑顔を嫌がるのがよく分かるわ。

 侯爵の話では今日から影達に持たせてるという事なのだけど、まだ量産が出来ないので今は私の手元にある物で計四個だけで、提案したのが私なのでその内のひとつは私が貰ってもいいという事なので遠慮なく頂いておく。

 その夜、私はアステール達を呼んだ。



「昼間、侯爵との話を聞いていたでしょう?」

「はい、魔道具の件ですね」

「そう。(わたくし)が持っていても使い道が無いでしょうから、渡しておくから使ってみて」

「有難く使わせて頂きます」



 アステールは魔道具を受け取り、それをノルヴィニオに渡した。

 彼に持たせるのが一番適切だからみたい。

 その時の状況で誰が使用するかを最終決めるみたいだけど。



「もし改善点とかあれば教えてね」

「畏まりました」

「⋯⋯役に立ちそうかしら?」

「それはもう! 証拠品が入手できなかった場合、対象者の言動、相手が誰なのか、それらを記録出来るのなら証拠として納得させられる事が出来ます。勿論証拠品まで入手する事が一番なのですが、それらのひとつとしてこの魔道具は画期的だと言えます」

「それなら良かったわ」

 

 

 これで少しはお父様の役に立つならいいのだけれど。

 ノルドヴァル公爵の件も解決してお祖父様のお心が晴れたらいいのに。

 


「姫様、何かお気になる事でも?」

「何でもないわ」



 それから数日後、ダリアン卿が報告書を持って執務室へとやってきた。

 この間の会議で取り決めた事を学園側と協議をする為の資料と学園側からの提案、というか要望があった為に直接報告をしに来たらしい。

 今日は闇曜日という事もあり、私の側近達も側にいる為、一緒に話を聞いてもらう事にした。



「学園からの要望って何かしら?」

「はい。先ずこの間の会議で取り決めた事を各学園へ通達をし、意見を上げるように指示をしたところ、概ね理解は得られました。学園側と直接協議を行う事は決まっていますが、その場に出来ましたら殿下もご参加頂きたく存じます」

「それが学園側からの要望なのね?」

「はい。監査の件から管轄が王女殿下に変わりました事、学園側も出来れば殿下にご挨拶を兼ねて直接意見をお聞きしたい、との事です」



 私が参加するのは構わないわ。

 その場合私の補佐として侯爵に来てもらう事にはなるでしょうね。



「それは三学園とも同じ意見なのかしら?」

「はい。殿下のご参加を希望する意見は三学園共に同じです」

「そう、分かったわ。日程は何時かしら?」

「来週の風曜日です」

「その日でしたら殿下のご予定はありませんのでご参加いただけます」



 来週の会議の参加が決まり、後は会議の内容の確認をして欲しいという事で書類に目を通す。

 特に問題は無いのでこれで進める様に伝えて彼は執務室を後にした。

 そして私の側近達には今現在進めている事を理解して貰う為に書類を渡し全員に目を通して貰う。

 その間に侯爵と会議へ向けての話し合いを行う。

 側近の皆は学園があるのでこの会議には出られないけれど、私が行っている事は理解し把握してもらわないといけないので情報共有は仕事の内だ。

 


「ステラ様、私達が学園に行っている間にこれらを行っていたのですか?」

「少し話し合っただけですわ」

「少し、と言うには内容が中々濃いかと」

「これらを読む限りでは、学園の学科が増えるのですか?」

「そうなるわ。こういった事は各家庭で教育を行っていればいいだけの話なのだけれど、やはり集団生活をしているとそれだけでは補えない問題も多発する事でしょう」

「確かに、目に余る部分も多くありますからね。ステラ様の疑念は最もです」



 皆も学園生活の中で色々と思う事があるのか、特に異論を言うことなく同意している。

 そしてその会議に参加できない事も悔しがっていた。

 学生の本分は勉強なので学園をサボるわけにはいかないものね。

 といっても私は休学の身なのだけれど。

 私のことはともかく、この機会に皆の意見を聞く事にした。

 彼等も貴族なのでやはり幼い頃から親の行い、周囲の目を見ているので疑問点がいくつも上がってきた。

 意見の対立は合ってもいいと思う。

 それだけ色んな考えがあるという事だから。

 だからといって自身の利益の為、意見を通すために裏で犯罪に手を染めたり、人を貶める行為は全く違う話であり許されない。

 親のそういった行動は子にも伝わるので学園での派閥争いやいじめといった行為に繋がるのではと、彼等もそう思っているようで、今回のこの議題に関しては賛成で学園の雰囲気が良くなるのならば学科が増えたとしても否は無いという事だった。

 特に一年のレグリス達と違って数年学園に通っているマティお従兄様達からの意見はとても参考になる。

 お従兄様達の年齢、成人したら将来に向けてより一層真剣に向き合うので、それらが顕著に表れるみたい。

 話を聞いているだけで頭が痛くなりそう。

 もっと純粋に学園生活を楽しめばいいのに、と思ってしまう。

 


「色んな意見をありがとう。来週の会議でも参考にするわ」

「いえ、私達が学園に行っている間はお役に立てませんから、とても歯痒いです」

「そんな事はないわ。とても助かっているもの。それに、(わたくし)が学園に復帰したらそれこそ皆の自由を奪ってしまう事になるから、今の内に楽しんで欲しいの」



 私が学園へ通うようになれば、同じクラスのレグリス達は日中それ程でないにしても、皆真面目だからきっと私を優先させるでしょう。

 私としてはそこが申し訳なく思う。

 

 

 皆と話をした数日後、私は宮廷の会議室で教育部の三人と各学園長、そして先生方とみられる方が一人ずついらっしゃっていた。

 いつもは教育部と学園側との会議の所へ今回は私も初めて参加するので全員と挨拶を交わす。

 この姿でカルネウス学園長と会うのは初めてだ。

 会議を進めるのは教育部の補佐官であるダリアン卿が行い、私は皆さんの話に耳を傾ける。

 話を聞いていると学園側もこの現状は目に余るものがあるので今回の施策には前向きのようだ。

 騎士魔法学園では上級生から下級生へ、訓練と称した苛めが目立つという事、専門学園でも同じような事があり、頭を痛めているようだった。

 年々心にゆとりの無い者が増えているという事、そしてとても悪知恵が働くというか、狡猾で証拠を残さないように徹底しているのか叱る事も対処に困っているとの事だ。

 こういった事から今回こちらが提案した情操教育を学園の一授業として取り入れる事は賛成かつ、教師陣の教育に関しても否は無いという。

 ただ、学園の教師陣全員が全員、同じ意見かというとそうではない。

 そこは多数の賛成と上の決定に従うのが組織というものなのでそこには従ってもらうとの意見で一致していた。

 問題なのは教師陣への教育をどう行うか、生徒達への教育をどのように進めるかだった。

 

 

「⋯⋯王女殿下のご意見も伺ってみたいところですが、如何でしょうか?」



 この問題を話しているとき、私にそう話をふってきたのはカルネウス学園長だった。

 他の学園長から何かしら意見を求められるだろうとは思ってはいたけれど、ちょっと予想外。

 


「そうですね。その二点の問題の内一点は教師陣への教育です。年に三度前期、中期、後期の学生達の休日中に研修を行っては如何でしょう? 今迄の年間の予定表を拝見しましたけれど、今までも幾度か教師方の研修を行っているようですが、かなり少ないように感じます。生徒達への指導は、資料に記載している通り、科目を増やし行う事、後は生徒同士が協力して授業を行う内容を盛り込む事もいいかもしれません」

「教師達の研修が少ないとお考えなのですか?」

「えぇ。その年の生徒達の気質も異なるでしょう。一人一人に対しては中々難しいですけれど、大体どういった者達なのか、それにより先生方の指導も変えていかなければ更に悪化する事もあるでしょう。後は各学園に医務室はありますが、問題を抱えている、または悩んでいる生徒達の受け皿として、専門の医師(せんせい)を置く事も提案しますわ」



 私がいくつか提案をしていくと、カルネウス学園長は別として他の学園長のお二人の私の見る目が明らかに変わっていた。

 最初はやはりまだ公に戻ったばかりの王女という事、学園を休学している事、私の情報が少ない事から表面上は歓迎しているように見えたが、何処か探る様な視線をずっと感じていた。

 それらが今は無くなり、私の話を真剣に聞いてくれている。

 


「ご意見は分かりました。ですが、それらを実行するにしても直ぐに、というのは難しいでしょう」

「カルネウス卿の仰る通りですわ。本当は直ぐにでも取り入れたいのは山々です。実際に学園では生徒同士の階級差別や苛めが行われているのですから。ただ、これらはかなり繊細な問題ですので、研修をするにしてもその講師を誰が行うか、人員の確保や学園で生徒へ指導を行うのを誰が担当するかを決めなければならない事は山積みです。これらを行うならば、早ければ一年後遅くても二年後を目指したいと思いますが、皆様の意見は如何でしょう?」



 私がいくら提案したとしても学園を束ねるのは学園長達であって私ではない。

 彼等の意見が重要で、教育部の皆さんもどう思っているのか聞きたい。



「私の意見としては殿下のご提案を取り入れる事を視野にこの問題の解決に向けて進めて行く事に賛成です。詳細を決めるのにはもっと話し合いが必要にはなりますが」

「カルネウス卿の仰る通りですな。我が学園でも深刻な問題で、殿下のご提案は一考の価値ありです」

「私も概ね同意見ですが、殿下のご提案には問題がいくつもございます。それらを解決しなければその案も難しいかと」

「勿論です。大きな問題を残したまま施行するのは皆様の負担にしかなりません。試行して改善するべき点は多く出てくるかもしれませんが、ありとあらゆる事を考えなければいけませんわ。教育部の皆様は如何かしら?」

「殿下と現場である学園側のご意見を合わせれば、より良い方向に向かうかと思われますので、次回は今回の意見を元に会議を行いたいと思います」

 

 

 色んな意見が出た今回の会議では学園としても深刻にとらえているのがとてもよく分かり、次回は今回出た意見をより深堀して今後の方針を決める事で今回の会議は終了した。

 

長い間更新が滞ってしまい、お待たせしてしまって申し訳ありません(_ _;)


お読み頂きありがとうございます。

週一で更新していきますので、また楽しみにお読み頂けたら嬉しいです。

次回は29日に更新しますので、よろしくお願い致します。




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