146 社交会別対抗試合
いよいよ今日から二日間、社交会別対抗試合の始まり。
私達は何時ものように生徒会室に集まっていた。
「待ちに待った社交会別対抗試合の初日だね! 昨日も話したけど、一番は全員で楽しむ事! そして怪我をしない事、いいね!」
「「「はい!」」」
「では行こうか!」
対抗試合の各会場は、今朝方登校すると各社交会がどの会場で行うのか発表があり、種目自体は会場での発表となる。
生徒会は魔法技が行われた会場だった。
あの会場でどんな種目を行うのか、想像がつかない。
会場に着くと、他の社交会の人達や観覧する人達で賑わっていた。
参加する社交会の人達は、違う入口から中へと入り、各控室へと向かう。
控室に入ると今日の種目が貼り出されていて、会長がまじまじとそれを見ている。
「うーん⋯⋯今回もまた先生方は面白い種目考えたようだね」
「会長、これって本気ですか?」
「本気だろうね」
その種目とは、剣技、魔石割、そして試験。
剣技は分かるわ。
魔石割って、試験って⋯⋯一体何をするの?
私が疑問に思っていると、会長が詳細を話してくれた。
「魔石割は、それぞれの社交会から一人ずつ選び、六人で争うのを三試合行う。そしてそれぞれ両腕若しくは両手首に付けた魔石を魔法で割っていくといった競技で、より多く魔石を割れば点数が高く、自身の魔石を割られてしまえば終了。魔石を割るには魔力操作が必要で、後は、頭脳戦も必要だから中々面白いよ。剣技は、普通にトーナメント制で、一試合一試合出場する人を変えることができる。私達の場合は対戦相手側から指名されることになるけどね。そして試験は、全部で三十問。四人で問題に挑み、早く回答した社交会が勝ちで答えるのは四人で順番に答えていくのだけど、相談は構わないようだね」
「その試験の範囲っていうのは⋯⋯」
「うーん⋯⋯かなり広範囲だね。この国だけでなく、他国の事も出るみたいだよ。それに内容は⋯⋯、これは本当に何が出るかわからないな」
「今回は厳しいですね」
「まぁそれも含めて楽しまなきゃね!」
ただの試験っていうより早押し試験的な感じかな。
内容が発表されたので、後は始まるまでの間、他の社交会の方達は誰がどこに出場するかを決める時間らしく、生徒会はそれがないので、皆それぞれゆったりと寛いでいる。
「アリシア嬢、レグリス君。二人共緊張はしていないかい?」
「少し緊張していますが、指名されるかは分からないので⋯⋯」
「私は試験に指名されたらと思うと自信がありません」
「試験ね。範囲が広すぎるからね。そこは私達でも緊張するよ」
「会長でも緊張する事があるのですか?」
「それはあるよ。私も人間だからね。アリシア嬢、一年は絶対に指名されるから、皆で頑張ろうね」
どの種目で指名されるか⋯⋯。
こればかりは始まってみないとわからないものね。
「因みに、指名に関しては一つの種目に同じ人を指名する事は出来ないけど、違う種目なら指名することが出来る為、一年生が三種目とも出る、という事も無くはないよ」
「それって⋯⋯」
「レグリス君の言いたい事は分かるよ。一年ばかりを指名するなんて卑怯な事だと思うけれど、それも戦略の一つだね。勝つ為の。ただ、指名した一年が何処まで出来るか、なんて試合に出てみなければ分からないから、逆にしてやられた、と思わせる事が出来るので、勝てば爽快だよね」
会長、それは暗にやってやれ! と言っているのでは?
笑顔で言う会長に対して、レグリスもそれが分かったのか、会長に対しての評価が変わったような表情だ。
黒いよね、お腹の中。
話をしていると時間が来たようで、私達は控室から移動をする。
観客席は満員のようで、生徒達や出場している方々の親達でいっぱいだった。
今日はお養父様達は来てらっしゃるのかしら。
場内を見回していると、正面に作られている特別席にはお父様とお母様、そしてフレッドがその席に座っていて、穏やかな表情でこちらを見ていた。
フレッドに関してはまだお披露目が終わってないのでかなり控えめでお父様達とは少し離れて護衛に挟まれて座っていた。
こうやって公の場でお父様達を見ることが今迄無かったのでとても変な感じがする。
お父様とは離宮で会ったりもするけれど、お母様達とは中々会えないから、二人共元気そうで安心をした。
そちらばかり見ているわけにもいかずそっと視線を外すとレグリスが、驚いた感じで特別席の方を見ていた。
「あの正面にいらっしゃるのって、もしかして陛下?」
「毎年学園の交流会にはお姿をお見せになるんだよ。それに今はヴィンセント殿下が学園に在籍しているからね」
「けど、王女殿下はいらっしゃらないんですね」
「ステラは離宮でまだ過ごしているし、公の場にはまだ出れないんだ。父上の許可は出てないからね」
レグリスってたまに抜けるよね。
彼処で姿を表すなら学園に普通に通ってるわ。
私達は微妙な顔でレグリスを見るけれど、本人はわかっていないようだった。
「あそこにいらっしゃるのは弟君ですか?」
「そうだよ。弟のアルフレッドだ」
「アルフレッド殿下は王妃様似でとても可愛らしい方なんですね」
そうよ! フレッドは可愛いのよね!
私は心の中でうんうんとレグリスの言に同意する。
お披露目は済んでいないので、控えめな装いでちょこんといる姿がまた可愛らしい。
そろそろこちらに集中しなくては!
社交会別対抗試合がいよいよ始まるに際して、こちらの会場の責任者である生徒会の顧問、ハセリウス先生の話が始まった。
先ずはご来席頂いた国王陛下への挨拶から始まり、対抗試合の注意事項、試合内容の簡単な説明があった。
「⋯⋯と、つまらない話はここまでにして、早速第一試合の剣技を始める!」
先生はそう話を締めくくり、早速第一試合が始まろうとしていた。
そういえば、トーナメントってどうやって決めたのかしら。
私がそう疑問を抱いていると、レグリスも同じことを思っていたようで、マティお兄様に質問をしていた。
「このトーナメントってどうやって決めてるんですか?」
「社交会別の詳細に関しては先生方が決めているので、私達もどの社交会と当たるかは始まってみなければ分からないんだよ」
「なるほど。これはこれで楽しそうですね」
「剣技に関してはレグリスは指名されないと思うよ」
「えぇ⁉ それって私が個人で優勝したからですか?」
「その通りだよ。これに関しては、戦いたい相手として指名してくれるか、除外されるかに分かれるけどね。私とクリスティナ嬢、ディオーナ嬢は指名されないことが多いね。勝ちたいだけの人は大抵剣が苦手そうな人を見て指名してくるので、もしかしたらシアが指名されることもあるかもしれないね」
「私、ですか? ですが寮では朝からお姉様方と訓練をご一緒させて頂いておりますので、指名されないのではないでしょうか?」
「見た目だけなら剣を握りそうにないからね、シアは」
「確かに。シアって見た目だけならか弱いご令嬢だよね」
マティお兄様にそういわれたと思ったら、レオンお兄様にも同意されてしまった。
私ってそんなに弱そうかしら⋯⋯
何だか複雑だわ。
お兄様達とお話をしていたら第一試合が始まっていた。
生徒会は第二試合なのでこの試合の後が初戦となる。
今回は六組だけなので、第三試合はで勝った方は決勝へ進むのだけど、第三試合に出る二組は会の人数が少ないのでそれが考慮されているのだろうと会長は話していた。
第一試合は魔法研究会と戦術研究会の対戦。
両会共にちょっと何と言っていいか⋯⋯オタクのような匂いを感じないこともないのだけれど、名前から分かるようにそれぞれ魔法、戦術に関してより過去の文献から深く学び、そして今自分達で更なる進化を目指しているという、自国の為に、という事もあるが、皆さん趣味でされてる人もいるみたいで、中々個性の濃い人達の集まりなんだとか。
だけど、一対一の試合だけれど、戦術研究会の方はよく相手の行動の裏をかいて攻撃を仕掛けている。
それに対して魔法研究会の方は魔法が得意の方達の集まりなのかと思いきや、そうでもないらしく、剣術もとても優れているように思う。
趣味も兼ねているとさっき聞いたけれど、決してそうではないと観ていて思う。
そしてのこの試合に勝利したのは魔法研究会で、戦術研究会の方達はとても悔しがっていた。
次は私達の番で、一体相手は誰を指名するのか。
相手は魔物研究会でその名の通り、魔物の生態についてを調べているらしい。
王都にいてると魔物と相対することはほぼ無いのだけれど、王都外れの森林に出現することがあるらしく、騎士団に同行したり、長期休暇を利用して主に魔物が出現するシベリウスやセイデリアに赴き領のギルドの人達や騎士団の見回りに同行して調べるという、休暇を使ってまで調べるなんてかなり熱の入れようだ。
だけど、その魔物研究会の人達は将来王宮の騎士団に所属したり、シベリウス、又はセイデリアで働くのを希望する人もいるという。
色んな人がいて改めてきちんと将来を見据えて社交会に所属している事に素直に驚く。
「第二試合、魔物研究会対生徒会。先ずは魔物研究会の代表は前へ!」
そう審判の先生が指示すると、魔物研究会の一人が出てきて、先生に生徒会の中の誰と対戦するかを指名するように指示されると、迷いなく対戦相手を告げる。
「私は、アリシア・シベリウス嬢を指名します!」
――えぇ!? いきなり私ですか⁉
「あいつ、結構せこいやつだったんだな」
「ほらね、早速シアが指名されたよ」
「指名されたら断れないからね。アリシア嬢、勝敗は気にしなくていいから怪我しないで楽しんできたらいいよ」
勝敗を気にするなと言われても⋯⋯。
指名されたからには精一杯頑張るけどね!
「シア、こっちにおいで。剣を選びに行こうか」
「はい、お兄様」
私はマティお兄様について行き模擬剣を選ぶ。
普段双剣を使うのだけれど、此処では標準的な剣が多いので、細身の剣を選び、手に取り重さを確認する。
うん、これくらいならいけそうかしらね。
「決まったね。では皆のところに戻ろうか」
「はい」
皆の所へ戻ると、とにかく怪我に気を付ける事と危険だと思ったら棄権していいからと会長に言われたけれど、双剣ではないにしても、そこまで弱いと思われているのもちょっと悔しい。
マティお兄様とレオンお兄様はそんな私の気持ちに気付き、そっと近付いてきて励ましてくれた。
「シア、遠慮いらないからね。だけど気を付けてね」
「シアが弱いなんて思ってないよ。やってしまっていいからね! 頑張って」
「お兄様達、ありがとうございます。行ってきますね」
お兄様達の後押しで私はアレーナへと向かった。
お父様達が見てるので弱い所は見せられないから頑張るわ!
「揃ったな。シベリウス嬢、無理は禁物だ。危ないと思ったら棄権しても問題ないから遠慮せずに言いなさい」
「ご心配ありがとうございます。ですが先生、それを私にのみこの場で伝えるのは問題あると思いますよ」
そんなことを言えば私に棄権しなさいと促しているように聞こえるので、先生がこの場で言うことではない。
「強がっているところが可愛いね」
「別に強がってはいませんわ。私はやれるだけの事をするだけです」
完全に私は舐められているのが分かる。
言葉からも視線からも⋯⋯。
気分の良いものではない。
「話はそこまで。⋯⋯では、始め‼」
先生の号令で試合が始まる。
相手の方は挑発するような行動をするが、私はそんな見え透いた事には乗らない。
相手が勝手に私をただのか弱い令嬢と思っているなら別にかまわない。
魔法と違って剣はそれ程だし、双剣でもないので自信はないけれど、だからと言って何も出来ない事は無いので、私は油断している相手ににこりと微笑んでから瞬発力を生かして一撃を放つ。
その行動に驚いたのか、雑に私の攻撃を躱すが、それを見越して切り返して次の一閃を浴びせるが、寸前で受け止められた。
力で負けるのは最初から分かっているので、後ろに飛びのいて直ぐに距離を取る。
余計な力を使わずに体力も温存したいところ。
相手の方は私が剣を全く使えない、と言うわけではない事を知ると、少し態度を変えてきた。
まぁ、そうなりますよね。
少し見直したのか、剣を構えるのも先程の挑発していた態度とは違っていた。
これからはそう簡単にはいかない、と思うけれど、まだ目の奥は私を侮っているようなそんな目で見てくる。
今度は相手から攻撃を仕掛けてきたので、私はその一撃を受け流す。
まともに受けてしまうと力の差で私への負担が大きいからだ。
そうして暫く攻防が続くが、私もだけど相手も疲れてきている。
私が直ぐに棄権しない事、そして負けない事に苛立っているようで、それが余計に体力を消耗しているようだった。
目に見えて攻撃が雑になっているのがよく分かる。
私は勿論そんな大きな隙を見逃さずに攻撃に打って出る!
相手はそんな私の攻撃に不味いと思ったのか慌てて対処しようとするが、私の方が早い。
――いける!
そう私が勝利を確信した時、何処からともなく私に向けた鋭い殺気のような、悪意ある気が向けられた!
――えっ、何⁉
一瞬その殺気を感じた方向に思わず視線を向けてしまった。
『姫様‼』
アステールの呼びかけにはっとした時には既に遅かった。
それは逆に私が隙を相手に与えてしまったという事だけど、私の意識はそちらへ向かっていたので、相手の攻撃から目を逸らしてしまっていたし、私も攻撃の手を緩めてしまい、真面に私の真正面に相手の件が迫っていて、咄嗟に身体を捻りつつ、剣で受け流そうとするが、やはり力で弾かれてしまい、私が持っていた剣は飛ばされた。
その時に右肩を掠ってしまったようで痛みが走る。
「そこまで‼」
先生の制止で、私の負けで試合が終了した。
『アステール、私に向けて殺気を放った者を調べて』
『既にルアノーヴァが調査に動いております』
『そう、ありがとう。何かわかったら直ぐに教えてね』
『畏まりました』
――はぁ。結局負けてしまったわね⋯⋯。
私は立ち上がって相手に一礼してこの場を後にしようとするが、何故か相手の方に呼び止められた。
「待ってくれ!」
「何か御用でしょうか?」
「あっ、いや、用というほどの事でもないのだが⋯⋯、その、怪我は大丈夫か?」
「大したことありませんわ。試合に怪我なんて付き物でしょう? 気にする必要はありません」
私はそう答えてアレーナを降りると、マティお兄様達が私の直ぐ傍まで走り寄ってきた。
これは、きっと私の変な行動はばれているし、嘘は、通用しないでしょうね。
「シア! 何があったんだ⁉ それよりも先ずは怪我の手当てが先だな。痛くはないかい?」
「マティお兄様、大丈夫ですわ。大したことはありません」
マティお兄様に付き添われながら会長達の所まで戻ると、皆心配そうに私を見ていた。
「負けてしまい、申し訳ありません」
「最初にも話したけど、勝敗は気にしていないよ。⋯⋯アリシア嬢、怪我は大丈夫かな?」
「少し掠っただけですわ」
「私はあまり剣術の事は分からないけれど、アリシア嬢が何かに気を取られたことくらいは分かったよ。隠さずに話してくれるよね?」
「⋯⋯分かりましたわ」
先ずは手当てを、という事なので、マティお兄様に付き添われ、会場内に設けている簡易の医務室へと来ていた。
室内にまさかお養父様がいらっしゃるとは思わず、驚いてしまった。
「お養父様⋯⋯」
「シア、傷は⋯⋯あぁ、見た目よりそれ程酷くは無くて安心したよ」
「シベリウス嬢、こちらへ傷を見せて下さい」
「はい。よろしくお願いします」
医師は先ずは私の傷の手当てをし、傷跡もなく癒してくれたので、お礼を伝えた後、お養父様と共に医務室を後にする。
そして今日使用していない室内を拝借して、部屋一体に防音魔法を使用したお養父様と先程の件についてお話をした。
「シア、何があったんだ?」
「あの時、殺気、のようなものを感じたのです」
「それであの隙を生んだのか。他に感じたことは無かったか?」
「他に⋯⋯と言われましても、試合中で相手の攻撃を避けるのに必死で、あまり余裕がありませんでしたし。今私の影が調べてくれていますわ」
「そうか。何故そうなったか、心当たりは?」
「私に対し、あのような場面で殺気を向けてくるような心当たりはありません。私があそこで避けることが出来なければ、模擬剣と言えど、ただではすみませんでしたわ」
流石にそこまでされるような事に身に覚えはない。
それとも、私の事がバレている、とか?
それだと、分からなくもない。
分かりたくないけれど。
「今ここで考えても埒が明かないな。この件は陛下も気付いていて調べている。マティ、シアから決して目を離すなよ。シアも、必ず誰かと一緒にいなさい」
「はい、父上」
「分かりましたわ」
流石にこの間みたいに一人になろうとは思わない。
「父上、今回の件に関して、エドフェルト卿も気付いていらっしゃいます。シアの身に起きたことを話さないわけにはいかないと思いますが」
「学園で起きたことだしな。話しても構わない。下手に隠すよりかはいいだろう。さて、あまり長いしていると訳にもいかないからね。そろそろ会場に戻りなさい。マティ、シアを頼むよ」
「承知しております」
お養父様は観覧席へ、私達は生徒会の皆様がいる会場へと戻ると、ハセリウス先生もいらっしゃって私の怪我の具合を聞かれたのできれいに治して頂いた事を伝えると、先生を始め皆様安心したように息をついた。
その後、会長達に私の試合中に起きたことをお話しをすると、難しい顔をしてた。
私の異変に気づいたのは、生徒会の中でも半数で、先生も異変に気付いてこちらにいらっしゃったようだった。
「アリシア嬢は何か心当たりはないのか?」
「ありませんわ」
「まぁ、アリシア嬢が狙われてるのかただ交流会の邪魔をしたいのか、目的が何も分からないからな⋯⋯取り敢えずは、アリシア嬢、決して一人にならない様に。必ず誰かと行動を共にしろ」
「はい」
「先生方は今回の件についてどのようにお考えなのでしょう?」
「難しい所なんだよな⋯⋯」
先生のお話では、学園に対して嫌がらせを行う者も中にはいるようで、それも否定できないという。
これまでもそういった事が多々あるので、その線が濃厚だろうと考えているらしい。
だけど、根拠も証拠も無いので色んな方面で気を付けるに越したことは無い、という事だ。
ただ、あの殺気のようなものは⋯⋯あれは、何とも言えない悪意があった様に思う。
どんな、と聞かれても答えられないのだけど。
今はルアノーヴァの報告を待つ事と、お養父様達が言うように一人にならない事しか出来ないわね。
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