表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第2章 学園生活の始まり
139/273

139 交流会初日


 会場へ着くと生徒全員が集まっていて、学年により様々な様子を見せていて、ただ、共通して見える表情はこれからの交流会が楽しみだと物語っている。

 時間となったので生徒会から改めて日程や会場の案内、そして生徒だけでなく保護者にも分かりやすいよう詳細を貼りだしている。

 学園の正面ホールには来場した保護者の方への案内の為に生徒会と先生が朝から待機している事、他にも体調が悪くなったり怪我した時の救護場所、何か問題が起こったときの相談場所も設けている。

 その後、学園長から言葉を賜、その後に生徒会長からの言葉で開会式は直ぐに終わる。

 交流会は生徒達の人としての成長を促し学ぶ場でもあるので、こういった式は早々に済ませて生徒の皆は各会場へと向かう。

 今日の開催される種目は一、二年の剣技、魔法技、乗馬、討論会そしてダンスと初日に纏まっている。

 特に一年にとっては初めての交流会なので、初日に終わらせ、後は上級生方の種目をじっくりと観戦し、学ぶ事が一年生の課題でもある。

 私も今日は魔法技に出場するので、少し緊張はしているが、シャロン様、エリーカさんと一緒に競技会場まで緊張を解すかのように楽しく話しながら向かった。


 競技場に着くと、出場する生徒達はまず全員出席しているかの確認を入口で行い、場内にある控室に向かう。

 控室は学年別になっているので二年の先輩方とは別で、特に変な緊張もせずに自身の番を待つことが出来る。

 私達一、二年は魔力操作を披露するので、対戦をするわけではなく、怪我をする、という心配は特に無いだろうけど、魔力操作を失敗した時には怪我につながる事もあるので気を付けなければならない。

 魔力属性も複数持ちからひとつだけの者もいるので、属性が使えるのはひとつ、又はふたつまでと決められていて、事前にどの属性を使うかを申告し、もしそれ以外を使用すれば失格とまではいかないが、成績の部分で決り事を守れない、というのは評価としてはかなり下がる。

 一人十分の持ち時間で出来る事を沢山披露するのもよし、一つの事を精度の高い操作で披露するもよし、そこは個人の考えで行えるので自由だ。

 一人一人披露をする為、トーナメント制ではなく一、二年生で三組ずつ順番に披露し、審査員は先生方と王宮の魔法師団の方々が行うので、入学して間もないといえどかなり審査は厳しいとの評判だ。

 先生方は普段の実力が分かっているので、それを元に評価をするだろうが、王宮の魔法師団の方々は今日は初めて目にするので今日の魔法披露のみを観て厳しく審査されるので、気は抜けない。

 順番としては、私は六組目で他のお二人は二学年の方、例のノルドヴァル令嬢はシャロン様と同じ組で五組目なので私より前なのだけど、私としてはシャロン様に是非とも頑張って欲しい。

 エリーカさんは一組目なので一番最初に披露するからかその緊張は計り知れない。

 始まるまでまだ少し時間があるので、シャロン様とエリーカさん、そして私の三人で緊張しすぎないよう、言葉を掛け合う。

 そういえば、お養父様はもう来られたのかしら。



「どうされました?」

「いえ、今日はお養父様が観に来られるとお手紙を頂いていたので、もう来られたのかとふと思いましたの」

「シベリウス辺境伯様は来られるのですね」

「えぇ。シャロン様のご家族は観に来られるのですか?」

「どうでしょう?」



 確かにベリセリウス侯爵はお忙しい方ですものね。



「エリーカさんのご両親は?」

「えっ! あっ、その⋯⋯」



 どうしたのかしら。

 先程よりも緊張が増したような?



「両親、今日は観に来るって話をしていて、それでとても緊張してしまって⋯⋯」

「ごめんなさい! 今のでまた緊張を思い出してしまいましたよね」

「大丈夫です! 程よい緊張も大事だと思います! シア様は緊張はされないのですか?」

「緊張よりも、お養父様に不甲斐ないところを見られたくありませんから、きちんと出来るか、そちらの方が不安ですわ」

「シア様でも不安に思う事があるのですか?」

「勿論ありますわ」

「不安とか緊張とか、無いのかと思っていました」



 私だって普通に緊張するし不安に思うような人並みですよ。

 エリーカさんの中での私ってどうなっているのかしら。

 ふとエリーカさんが笑った。

 


「エリーカさん?」

「笑ってごめんなさい。シア様も不安に思う事もあると聞いたら、力が抜けてしまって。とても気持ちが楽になりましたわ」

「それは、良かったですわ」



 すこし複雑なのですけど⋯⋯。

 そう話していると、そろそろ始まるようで、歓声が聞こえてきた。

 一年は初めての事なので、今日は出場する生徒全員披露する舞台へと誘導され、私達は観客が沢山いる技場内へと足を向けた。

 競技場内は何度か見ているはずが、やはり観客が入ると雰囲気が全く違う。

 競技場内は“記憶”で言うコロッセオのような感じで、真中にアレーナがある。

 全員が場内へ入ると、先生から注意事項の説明と激励がされ、私達に声援を送るように観客席から拍手が送られるの聞きながら少し見渡すが、お養父様の姿は見当たらなかった。

 思ったよりも観客が多かったのでこの中からお養父様を探すのも、お兄様達を探すのも難しい。

 話が終わると、一組目に出る生徒を残して一度控室に戻るのだけど、その前にエリーカさんは一組目の出場なので、励ましの言葉を掛ける。

 


「緊張しますが、行ってきます!」

「頑張ってくださいね」

「いつも通りにしたら大丈夫よ」

「はい!」



 私とシャロン様はエリーカさんを送り出し、控室に戻る。

 出番までは各々気持ちを整えたり雑談をしたり、皆様々だ。

 私とシャロン様は特に話す事をせず、自分の魔力操作を頭の中で反芻する。

 暫くすると控室外から大きな歓声が聞こえてくる。

 披露が始まったようで、ここ控室にも緊張の空気が漂ってくる。

 この歓声を聞くと、始まったんだなと実感する。

 暫くすると一組目の終わりが近づいてきたのか二組目が呼ばれ、競技場内のアレーナへ続く入口へと向かう。

 披露が終われば観客席にてこの後披露される人達の魔力操作を見学する事が出来る。

 披露された評価、成績に関しては一、二学年全ての披露が終了後、上位十名がその場で発表されれ、その後場内入口に全員の順位表が掲示される事となっている。

 時間が経ち、次の順番を呼びに控室に入ってきた。

 次はシャロン様の番である。



「お先に行ってまいりますわ」

「えぇ、シャロン様、頑張ってくださいませ」



 私はシャロン様を見送り、次呼ばれるのは私なので少し緊張感が増した。

 先に披露が終わった生徒は後に出る私達の披露を見学できるので羨ましく思う。

 控室だと、他の皆さんがどんな魔法を繰り出したか見る事が出来ないので少し残念。



『姫様、緊張されているのですか?』

『少しね』

『緊張されなくても心配いりませんよ』

『何故?』

『他の生徒達とでは比べ物にならないからです』



 それは私の影達の身贔屓とかではないの?

 当てにならない。

 お養父様達もそのような事を言っていたわね、確か。

 あっ! シャロン様が次という事は、彼女も一緒だわ!



『お願いがあるのだけど』

『何でしょう?』

『五組にノルドヴァル令嬢が出るの。どれ程なのか見てきて欲しいの』

『畏まりました』



 そう言うと気配が消えた。

 実際に自分の目で見れないのは残念だけれど、仕方ないわね。

 さて、私も披露する時間が刻々と迫っている。

 頭の中ではきちんと想像できているので、本番はその通りにするだけ。

 後は変に緊張せずに、楽しく出来たらいいなと思う。

 時間が過ぎ、次、六組目で出る者達が呼ばれたので、引率する上級生に付いて行くと入場口の近くで同じ組の二年の先輩方と待つことに。

 その間に再度、どの範囲で行っていいか、自分の番が来るまではどこで待っていればいいかを伝えられる。

 説明が終わり待機していると、丁度次がシャロン様の番だった。

 ちらりとここから見ることが出来たので、心の中で応援を送る。

 此処からだとあまり表情は見えないけれど、特に気負う事なく魔法を駆使しているように思う。

 シャロン様も複数の属性持ちなので、今日は水と風を使って披露している。

 やはり現在魔法を使わせたら一番だというベリセリウス侯爵のご令嬢だけあって繊細な魔法操作だ。

 十分間の間で色んな事をしている辺り、やはり器用で見習うところは沢山ある。

 シャロン様の魔法披露に魅入っているとあっという間に十分が経ち、観客席から拍手が送られていた。

 披露が終わると披露した三人は一礼して生徒達が観戦する観客席に誘導される。

 そして私達の出番がやってきた。

 三人中私は三番目に披露するので、他の生徒が披露している間は壁際に待機し、前の人のを見学する。

 六組目の一人目、二年生の先輩は地属性のみだったけど、巧みに操り、可愛らしいゴーレムが沢山作り出し、可愛らしく踊っている。

 その愛らしい動きに女性の観客は「可愛い!」と声を上げていた。

 お庭にいてると可愛らくて癒されそうな感じの見た目だ。

 二人目は風の属性を使って音を奏でていた。

 やはり色んな方の魔法操作を見るのは勉強になるわ。

 風属性でこのような使い方があるなんて。

 きれいな音が振動し、曲を奏でているようで、聴き入ってしまう。

 あっという間に披露が終わり、とうとう私の順番が回ってきた。

 名前が呼ばれたので私は競技場の中央に上がり正面に先生方、審査する王宮の魔法師団の方達に一礼する。

 私は緊張を解すために一呼吸をすると、先生から開始の合図があり、魔法を想造し展開する。

 まずは火を使い私を中心に火の花を咲かせる。

 文字通りの花を、徐々にゆっくりと広げ、披露できる範囲いっぱいに花を咲かせる。

 炎の揺らめきが風が吹いた時に花が靡くのと同じように魅せる。

 ただ此れだけだと見た目が良くないと思うでしょう。

 此処からが始まりで私の腕の見せ所。

 大丈夫、ちゃんと出来る。

 そう心の中に言い聞かせ、次の魔法を展開する。

 今、ここには炎で造った花が満開だけど、これが互い違いなるように炎の花を氷の花に変えていく。

 緻密な温度調節が必要で、これはシベリウスで散々練習してきたので自信がある。

 そうして出来たのは炎と氷の花達。

 これだけ? と思う方もいるでしょう。

 私は此処から漣の様に私を中心に反転していく。

 そうする事で見応えも増すでしょう。

 ただ、これは集中力がいるので最後、九分に差し掛かった頃に、氷の花を小気味よくパリンッと割り、氷の粒を周囲の炎の花で一気に氷を包み蒸発させると同時に炎も消して私の披露は終わりとなる。

 場内は静まり返っていて、私は少し不安を感じたのだけど、どっと歓声が沸き起こった。

 良かった⋯⋯

 失敗したわけじゃなかったのね。

 私は安心して、一礼し壁際に下がる。

 未だ拍手が鳴りやまなくて、ちょっと嬉しくなる。



『姫様、お疲れ様です』

『ありがとう。どうだった?』

『姫様がずば抜けて素晴らしかったですよ。そのお歳であそこまで披露できる者は姫様以外そうはおりません』

『ちゃんと出来ていたかな』

『全く問題ありません。⋯⋯少々やり過ぎな感じではあります』

『何? ごめんなさい、最後聞き取れなかったわ』

『いえ、何も言っておりませんよ』



 何か言ったような気がしたのだけど、気のせい?

 ノルヴィニオと話をしながら先生の誘導で生徒達が観戦する席に移動すると、シャロン様が珍しく感情を露わにして私を迎えてくれた。



「シア様! とっても感動いたしましたわ!」

「シャロン様、ありがとうございます。シャロン様もとても繊細な魔法で魅入ってしまいましたわ。此処から観戦したかったくらいです」

「ありがとうございます。シア様にそう言って頂けて嬉しいですわ」



 そう話していると最終組の披露が始まった。

 七組目の披露を見ながら先程のノルドヴァル令嬢の事を確認する。



『ノルドヴァル嬢の魔法披露はどうだったの?』

『姫様と比べ物にならないですよ。断然劣りますが、流石に元は王家の血筋だけあって魔力は平均よりも上です。ただ、宝の持ち腐れ、と言った感じでしょうか。魔法操作はあまり得意とは言えません』

『本人に素質はありそうなの?』

『私の見た所によると細かい事を得意としているようには見受けられません。あの者はそもそもれ訓練など真面目に行わないでしょう。そのような者がそう簡単に魔法を行使できるとは思えませんが、自己を律することが出来ないものは総じて魔力操作を誤って大惨事になる事も多いのです』



 それはかなり危ないわよね?

 大惨事にならないかは心配だけど、まずは力量が分かっただけでもいいわ。

 ノルヴィニオにお礼を言って目の前の魔法披露に意識を戻すと最後の人が丁度魔法披露を行っていた。

 最後の方は二年生の方で風紀に所属している、エルランド・フェルセン。

 生徒会で五学年の主席であるフィリップ様の弟だ。

 フィリップ様も魔法がお得意で魔法技に出ると仰っていたし、ご兄弟揃って魔法がお得意でいらっしゃるのね。

 そして一、二年全ての披露が終わり、少し待ち結果発表がされる。

 今の私はどの程度の順位なのか⋯⋯。

 ドキドキしながら発表を待つと、競技場の中央に先生が出てきたので、いよいよ一位から十位の発表が始まる。

 競技場は広いので拡声の魔道具を使用するので声は良く聞こえる。



「参加して生徒諸君、お疲れ様でした。これより十位までの結果を発表をします。十位以下に関しては会場入口に貼り出すのでそちらを確認するように!」



 そこで一旦言葉を切り、先生は私達生徒が座っている観客席に身体を向け、話し始めた。

 発表は十位から読み上げられ、私と同じ組で披露した方のお名前も上がった。

 結果発表は読み上げられる毎に大歓声に包まれる。

 


「第五位、一年、シャーロット・ベリセリウス!」



 ――シャロン様が五位!



「シャロン様、凄いですわ!」

「もう少し上を狙っていたのですが⋯⋯少し残念です」

 


 シャロン様って見かけによらず負けず嫌いなのかしら。

 私も人の事は言えないけれど。

 まだ私の名前は呼ばれていない。

 順位の発表は続き、次は第二位の発表だ。



「第二位、二年、エルランド・フェルセン!」



 一番最後に披露した先輩だった。

 とても迫力があり、一位かなと思ったのだけどそうではなかった。

 いよいよ一位の発表。

 緊張しながらも誰が一位なのか発表を待つ。



「第一位、一年、アリシア・シベリウス!」



 ――え? えぇ!? 私が一位!?

 


「シア様! おめでとうございます!」

「ありがとうございます。驚きましたわ⋯⋯」

「一位が誰かはすぐ分かりますわ。魔力量もですが、技術が全く違いますもの」



 そうなの?

 もしかしてやり過ぎてしまった⋯⋯?

 私が少し焦っていると、二年で風紀の先輩、フェルセン様から話しかけられた。



「やっぱりシベリウス家は凄いな。一位おめでとう」

「ありがとうございます。フェルセン様の魔法もとても迫力があって感動しましたわ」

「いや、シベリウス嬢には負けるよ。此処から観戦できなかったのが残念だ」



 フェルセン様はそういって悔しそうにしていたけれど、本気で私の事を称え、最初からちゃんと見たかったと仰ってくれるのはとても嬉しかった。

 順位の発表が終わると他の種目を見に行くのか観覧席からも徐々に人が引いて行った。

 私達学生は今回の披露の評価の詳細を配られるのを待つ。

 王宮の魔法師団の方達の評価を頂けるのは今後の自分の課題にもなるし、将来に向けても役に立つので配られた生徒達は真剣に読んでいた。

 後半の私達も順次評価を頂き、私もその場で目を通す。

 私の評価は、魔力操作に関しては問題なしで一年でこれだけの事が出来れば今後も期待できると。

 そして今後も精進し、将来は魔法師団へ入団して欲しいという⋯⋯、これって評価というか、勧誘よね? 

 もっと何か言う事ないのかしら。

 というか教えて欲しいのだけど!

 勧誘されても魔法師団に入ることは無いので、そこは申し訳ないのだけれど、私としてはきちんとした助言と言うか、改善点とか、そう言った言葉が欲しい。

 これはもうお養父様にお尋ねするしかないわね。

 そうと決まったら早くお養父様を探して合流しなくては!



「シャロン様、これから如何しますか?」

「終わったらお父様と会う事になっていますの」



 あら? 侯爵が来るかどうか分からないようなことを言っていたと思ったのだけれど。



「会場を見回していたらお父様と目が合いましたの」

「そうだったのね」

「シア様は如何されますか?」 

「私もお養父様にお会いしたいので、一緒に探しましょうか」

「そうですわね」



 私とシャロン様はお互いの親を探す為席を立つと、エリーカさんがやってきた。



「シア様、シャロン様! お二人共一位、五位と上位おめでとうございます!」

「ありがとうございます」

「これからどちらかに行かれるのですか?」

「私達の親と合流しようかと思いまして。エリーカさんはどうされますか?」

「私も親を探します」

「ご一緒します?」

「え!? ですが、お二人のご両親となるとその⋯⋯侯爵様と辺境伯様ですよね? 私みたいな平民が会うのは恐れ多いです!」



 その言葉を聞いた私とシャロン様はお互いを見合って、心は同じのようで頷き合った。



「エリーカさん、そのような事を言うものではありませんわ」

「一緒に行きましょう」

「えっ? えぇ!? まっ、待ってください!」



 とても嫌がっていたけれど、この学園で勉強していくなら貴族社会にも慣れた方がいいし、まして爵位を持った方と接することも慣れておいた方が今後役に立つ。

 それが友人の親ならまだ会いやすいでしょう。

 という事で、私とシャロン様はエリーカさんの手を取り、競技場の出口へと向かった。


ご覧頂きありがとうございます。

ブクマ、評価、いいねをありがとうございます。

とても嬉しいです。

次回は十七日に更新しますので、よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ