122 今後の対応
夢も見ずにぐっすりと寝たので、目覚めは疲れもなくすっきりと起きることができた。
まぁそれも寝れない時に限っていつもエストレヤに眠らされている気がするのだけれど⋯⋯。
外は明るく、明るいと言っても少し陽は落ちてきているのか明るさの中に夕暮れの色が見える。
『おはよう。私はどれぐらい寝ていたの?』
『おはようございます。今は同日の十五時過ぎです』
『ありがとう。セリニ達もちゃんと休んだの?』
『交代で休んでおります』
時間を聞いて驚いたのと、セリニ達も休んでるようで良かった。
私はモニカを呼ぶのに鈴を鳴らす。
直ぐにモニカとエメリが部屋に入ってくると、ほっとしたような表情を見せた。
「おはようございます、ステラ様。お起きになられますか?」
「おはよう。起きるわ」
「殿下、ご体調は如何でしょう?」
「よく寝たので大丈夫よ」
「それは良うございました。殿下がお目覚めになられたらイェルバルド様がお会いになるそうですので、お支度させていただきます」
モニカ達に支度を整えてもらいながらとても心配をかけてしまったので大丈夫だと安心させながらも私が攫われた後のこちらの状況を聞いた。
お兄様達にも大分心配をかけたので今度お会いしたらいっぱい甘えよう。
きっとお二人のことだから自身を攻めているはず⋯⋯。
支度が整い、お祖父様が待つ執務室へと向かった。
部屋に入るとそこには深刻な顔をしたお祖父様に伯父様、ベリセリウス侯爵が揃っていた。
私の姿を見た三人はモニカ達と同じくほっとした、安心したというように先程までの表情と打って変わって和らいだ。
「来たか。気分はどうだ? よく休めたか?」
「エストレヤのお陰でよく眠ることが出来ましたので大丈夫ですわ」
「エストレヤが何かしたのか?」
「伯父様、エストレヤは私が眠れない時など、よく眠らせてくれるのです」
「なるほど、殿下にとってエストレヤは良い睡眠導入剤と言ったところですね」
伯父様のエストレヤの評価って一体⋯⋯。
「何にしてもよく寝れたのなら良かった。ここに座りなさい」
「はい。失礼致します」
私が座ると直ぐにお茶の準備と、私の為にスコーンやちょっとしたお菓子類が並べられた。
それらを見ると、お腹が一気に空いてきた。
よく考えたらほぼ丸一日何も食べてないわよね。
モニカ達は用意が終わると部屋を後にした。
「お腹が空いたろう? 食べながら話そう」
「ありがとうございます」
私は早速スコーンに手を伸ばす。
少し甘めだけど、お腹が空いている今はとても美味しくいただける。
私は少し食べるのに夢中なっていて気付かなかったけれど、きちんと食べている私の姿を見て三人は更に安心したといった、優しい表情をして見守られていた。
少しお腹が満たされ、お茶を頂いていると伯父様が表情を改めて私を見て話をし始めた。
「エステル殿下、改めて謝罪致します。護衛として二人を付けているにも関わらず、防ぐ事が出来ず危険な目に合わせてしまい、申し訳御座いませんでした」
伯父様はそう謝罪した。
伯父様は悪くない、そしてお兄様達も悪いとは思わないけれど、謝罪は受けなければならない。
私の護衛として側にいるからだ。
「シベリウス辺境伯の謝罪を受け入れます」
「この先更に警戒を強め殿下を御守りするよう精進させます」
あっ、これ長期休暇に入ったらお兄様達、伯父様の更にきつい訓練が課せられるのでは⋯⋯。
私がお兄様達に心の中で応援していると、お祖父様が話を進めた。
「今回の誘拐の件だが、ステラと言うよりシアだが、辺境伯令嬢が誘拐されたと言う醜聞を出すわけにはいかない。今後の事もあるからな。不本意ではあるが、ラヴィラを追求することはない。だが、これまで以上の警戒は必要だ。今までも不審な動きは幾度もあったが、確たる証拠がなかった。だが今回の件ではっきりと闇の者とラヴィラは繋がっていると言う事が分かった事は僥倖だ。まぁ公には出来ないがな」
「確かに。他の国々への注意喚起もままなりませんが、次からは繋がりが分かっていますので、それ相応の対処をしていけば公に出来る証拠も掴めることでしょう」
「根気が必要ですね」
何も分かっていないのと分かっているのとでは全く違ってくる。
この先何かあれば、私達の対処も今までと変わり、もっと上手く対処できるはず。
私達の技術や力ももっとつけなければならないし、呪術に関してももっと上手く対処できるようになれば⋯⋯。
何か方法がないかしら。
私が考えている間もお祖父様達の話は続いているが、話が一緒に囚われていた子供達の事へと進んでいた。
「⋯⋯今回保護した子供達ですが、グランフェルトだけでなく、ヴァレニウス、アルバネーゼ、ゼフィール、リアン共和国の子供達だということが分かりました。今は王都の我が邸にて保護しております。まだ皆警戒をしているので詳しい話は聞けておりませんが、子供達の話を聞くに当たり殿下にご助力を頂きたく思います」
「同じ場所に攫われ且つ子供だから、ですね」
「はい」
「勿論私に出来る事ならば協力いたしますわ」
「感謝いたします」
大人に攫われた閉じ込められたら不信にもなるわよね。
だからといって私に心を開いてくれるかは会ってみなければわからないけれど、話して貰えるように寄り添い思い遣りをもって接してみましょう。
「そろそろステラの視点で話を聞こうか」
⋯⋯それはそうよね。攫われた張本人だし、私の話を先ず話さないといけない。
だけど、空気が冷えている⋯⋯。
きっと私が無茶をしたと思っているに違いない。
いえ、ノヴルーノの怪我をさせてしまったのだから⋯⋯。
侯爵はご存知でしょうし⋯⋯それもりも、ノヴルーノは?
あの呪術は解呪できたの?
「ステラ」
「はい?」
「どうした?」
「いえ、何でもありません⋯⋯。私の事ですね」
私はノヴルーノの事が気になりつつも事細かく詳細をお話した。
呪術にかかり強制転移させられた経緯から石畳の部屋での事。
そして先に連れて行かれた子供三人の後に私を含めた三人が、伯父様達と会ったあのだだっ広い広間のような場所で、魔法封じを施した核を守っていたラヴィラの二人と闇の者が三人いて、どのように核を壊したか、その後の対処や私の行動等をお祖父様達に詳しくお話した。
私の話を聞き終わった三人は少し難しい顔をしていた。
お説教される、ことは無いみたい。
お祖父様は溜息を付き私を見る。
「良く耐えたな。それに咄嗟の判断も悪く無い。だが⋯⋯はぁ」
お祖父様がまた溜息をお付きになった。
もしかして説教する気力も無いくらい何か私とんでもない間違いをしてしまったの?
「あー⋯⋯ステラ」
「はい、お祖父様」
「無茶をしすぎだ。今は特に魔力を抑える魔道具も着けているのだぞ。それに、魔獣相手だと慣れてはいるだろうが、対人は慣れていないだろう? ステラが率先して相手にするのは⋯⋯好ましくないな。だが今回は少数とはいえ闇の者が相手だったからな⋯⋯」
お祖父様は何を言い淀んでいらっしゃるんでしょう?
「お祖父様?」
「ん⋯⋯あぁ、すまない」
「殿下。イェルハルド様は殿下が人に対し直接手をくだした事に関して心配していらっしゃるのですよ」
「え? ですがあの状況下でしたら⋯⋯」
「左様ですね。殿下が動かなければ殿下もあそこにいた子供達も皆犠牲になっていたかもしれません。影の二人だけでは阻止するのは難しかったことでしょう。アルも間に合っていたかどうか」
「ステラよ。私達は幼い頃から強くなるよう、何かあっても自身で身を守れるようにと厳しく教育してきたが、実際そういった事に手を下したと聞くとな⋯⋯」
結局何を心配していらっしゃるのかしら?
「殿下は全く分かっていらっしゃらないようですが、イェルハルド様も我々もエステル殿下に人を殺めてほしくなかっただけです。そういった事は護衛の役目ですので。殿下を鍛えていたのはあくまでも自衛の為なのですが、殿下の場合は筋がよろしいので⋯⋯我々の想いも簡単に突き破ってしまう」
「私達としては殿下には穏やかにお過ごし頂きたいと願っているのですよ」
「それは⋯⋯伯父様達の気持ちは嬉しいです。ですが⋯⋯」
「殿下の言わんとしている事はわかります。とてもお優しいですからね。ですが、護衛がどうなろうと護られることに慣れてください。彼らの仕事を取ってはいけませんよ。王宮に戻れば殿下自らが率先して手を出す事はいけません」
「はい」
王宮に戻れば今よりも柵が多くなる。
まぁ今は違う意味で自由には動けないのだけれど⋯⋯。
それよりも⋯⋯。
「質問があるのですかよろしいですか?」
「何だ?」
「私より先に連れて行かれた三人の子供はどうなりましたか?」
「残念だが生きてはいるが生きていることを認識することもましてや話す事など出来ないだろうな。あれは禁術の後遺症だ」
やっぱり⋯⋯。
無理やりその人の持つ魔力を盗る事は、命を取ることに等しい。
魔力の使いすぎで疲れるのとは別次元の話だ。
だから禁術に指定されているわけで、盗られた人は植物状態となる。
その状態だから身元もわからない。
生きてはいるから暫くは様子を見るらしい。
後気になる事は⋯⋯。
「侯爵、怪我を負った私の影はどうしていますか?」
あの呪術は解呪できたのか?
怪我は治ったのか?
だけどまだ私の元に戻ってきていない⋯⋯。
「殿下、あの者が殿下を御守りして受けた傷そのものは大したことありません。ですが、あの呪術は、あれも禁術の類です」
「呪術は解けたのですか?」
「⋯⋯あの禁術は傷口から侵食していき最終的には心の臓を絡め取り死に至らしめるものです。彼は自身の魔力を最大限に使い、侵食を食い止めていました。それはかなりの気力と集中力がいるもので、激痛の中それを行っていたので生きてはいます」
私との契約で彼がちゃんと生きているのは分かってはいる。
侯爵は言葉を濁している、生きてはいるけれど何かあったという事だ。
「私が聞いているのは呪術が解けたのか、そしてちゃんと回復したのかということよ。隠さずに話してください」
「申し訳ありません。呪術に関しては解くことができず。ですが防ぐ事は出来ましたので、あの者に呪術は残っていません」
良かった⋯⋯と思いたい。
今の言い方だとノヴルーノに呪術は残っていない。
解呪できたわけでなく、防いだ⋯⋯?
それって、もしかして⋯⋯いや、まさか⋯⋯。
嫌な予感しかしない。
「侵食は受けた左腕のみでしたので、犠牲は左腕のみです」
「侯爵、それは⋯⋯」
「殿下のお察しの通り、左腕を切り落としました。本人も了承の事です。でなければ今頃は死んでいた事でしょう。死よりも左腕を失おうとも、生きて殿下の元へ戻る事を選んだのです」
――そんな⋯⋯!
生きている事に安堵はするものの、左腕を失くした⋯⋯。
私がもっと上手く立ち回っていれば⋯⋯。
「殿下、あの者は影として努めを果たしたに過ぎません。ですので殿下の責任ではありません。先程も辺境伯が伝えた通り、護衛の怪我等で殿下がお心を痛めることではありません」
侯爵の言う事は分かっている。
ノヴルーノは私の影で護衛で私を守る事が最優先で、傷付くこともある。
場合によっては死ぬ事も⋯⋯。
だけど、責任が無い、という事はない。
私の行動次第なのだから。
「ステラ、今回の件ではお前はよくやった。だが対人の経験が足りない事はステラのせいでは無い。エリオットも話したが、お前を護衛することは影の役目だ。だから責任を感じるより主としてステラに怪我をさせなかった事に対し、自分の影を誇りに思え。それが奴等にとっては最大の賛辞で糧となる。決して奴等に謝るなよ」
「はい、お祖父様」
まだ自身の中で燻ってはいるけれど、お祖父様の言う事も最もだ。
だけど、気持ちとしては⋯⋯。
これは私の問題で、彼らにこの気持ちを出す事はできない。
それは彼等の仕事に対する侮辱となる。
私は気持ちを落ち着かせるために深く息を吐く。
「彼はどうしていますか?」
「今は侯爵家が管理する邸宅で療養しています」
「会えますか?」
「それは了承しかねます。彼の者が療養から戻るまでお待ち下さい」
会うことも出来ないのね⋯⋯。
元気で戻ってきてほしい。
ただそれだけよ。
「もうひとつステラに言っておきたいことがある。影の一人が隻腕となった事で影の一人として換算するには不十分だ。その為一人影を追加する事が決定した。人選は私が選ぶからその中からステラが選べ。否は聞かない」
「分かりましたわ」
気は進まないけれど、お祖父様の危惧も分かるので否はない。
私の影の件が終わると、今後の動きについて話が変わった。
私はというと、今週いっぱいは学園を休む事、既に学園に通達済みと言うことらしい。
理由は、勿論事実を言えるはずもなく、病欠という事になっていた。
病欠と言っても風邪を引いたことになっていて、念の為に一週間休むということにしたらしい。
その間、シベリウス邸に保護している子供達に接して話を聞く事が私の役割だ。
勿論それだけでなく、影の選定やお父様達と会う予定も盛り込まれていた。
私が目覚めたらすぐ連絡するよう言われているらしいのだけど、伝えてないらしい。
そこはお祖父様の一存で却下したとのこと。
お祖父様とはいえ、一応現国王はお父様なのだけれど⋯⋯。
理由は、あちらの仕事を放り出してこっちに来そうだから却下したらしい。
何とも言えません⋯⋯。
気を取り直して、私の予定としてはそのような感じで、伯父様は今回の件を主で動くけれど、私の護衛も兼ねているとの事。
領の事は伯母様が采配するので大丈夫みたい。
なので暫く王都の邸で一緒に暮らす事となった。
ちなみに、私が無事だという事はきちんとお兄様達にも伝えられていて私に会いたがっていたがそれも却下してお祖父様達に揃って有難いお話を聞いて学園の寮に戻されたという。
お兄様達のせいではないので、説教でなければいいのだけれど⋯⋯。
有難いお話ってきっとお説教も含まれているはず。
お兄様達に会ったら謝って、無事な姿を見せて安心させたい。
今後の予定を聞き終わり、侯爵は王宮へ伯父様は邸へと戻っていった。
私は今夜こちらで泊まり、明日の朝一でシベリウス邸に戻る事となった。
夕飯後はとても心配してくださったお祖母様に甘えて、取り留めのない話をして「今夜も早く休みなさい」と言われ、早々に部屋に戻ってきた。
寝支度が終わり、モニカ達も下がった後私はアステールを呼んだ。
いつの間にかこちらに戻ってきていたのだ。
「お呼びでしょうか」
「確認したい事があるの。ノヴルーノの件、私に話さないよう他の皆に口止めしてたの?」
「はい。元は長が姫様に話さないようにと私に依頼してきたのですが、今の私は姫様の影ですので、長の言を聞く必要はありません。ですが、姫様は我々に対してとても心を砕いていらっしゃいますので、ノヴルーノの事に関して心を痛めていらっしゃるのは分かっていました。ですので姫様にはこの件に関しては我々の口からお伝えするのを止めました。何故なら、我々からお伝えすれば姫様はノヴルーノに会おうとなさるでしょう。我々は姫様のために動きますので、姫様のお願いや命令には従います。勿論姫様に危険が及ぶようなことであればお止め致しますが、危険でなければ、きっとノヴルーノに会いたいという姫様の願いを叶えたと思います。ですがあれは姫様が会いに来るのを望んでいません。このような理由から今回姫様には口を閉ざしたのでございます。本来姫様から質問されれば応えなければならないところを口を閉ざすよう他の者たちに指示を出したのは私です。勝手をし、申し訳御座いませんでした。処罰は私のみにお願い致します」
ノヴルーノは私に会うことを望んでいなかった⋯⋯。
どうして?
「姫様、あれは情けない姿を姫様に見られたくはないのです。ですが姫様の気持ちは察していますので、勘違いなさらないで下さい」
「⋯⋯情けないなんて思わないわ。ノヴルーノは私を守ってくれた。感謝しかないわ」
「それは、ノヴルーノが側近くに戻ってきたら言ってやってください。⋯⋯姫様、改めて謝罪いたします。姫様を危険に晒してしまい、防ぐことが出来ず申し訳ありませんでした」
いつの間にかセリニとルアノーヴァも跪いて、深く頭を下げていた。
攫われてしまったのは、私もきちんと警戒できていなかったせいでもあるのだけれど、それは彼等にとっては関係ない事。
彼等は私を守る事が第一なのだから⋯⋯。
だけど、彼等のおかげで無事なのも確かなのよ。
「貴方達の謝罪は受け取ったわ。だけど、皆ちゃんと守ってくれたわ。ありがとう」
「勿体ないお言葉にございます。今後このような失態が無きよう、更に気を引き締めお守り致します」
「えぇ、頼りにしていますね」
彼等との話が終わったらまた姿を隠した。
私ももっと彼らに見合う主となる様に心を律しなければならないわね。
まだ弱いと思う。
はぁ⋯⋯。
さて、次は⋯⋯来てくれるかな。
「エストレヤいる?」
「呼んだ?」
思ったよりもあっさりと姿を現したので、ちょっと拍子抜けだ。
「呼んだわ。昨夜私を眠らせてくれたのね。ありがとう。おかけでぐっすり眠れたわ」
「良かった。顔色悪かったから心配したんだよ。本当は助けに行きたかったんだけど、僕達を阻害するような結界が張ってあったんだ。それで近づく事ができなかった⋯⋯」
「精霊を阻害するような、そんな事できるの?」
「出来るよ。僕達は負の感情が苦手だからね。⋯⋯流石の僕も気分が悪くなるくらいだから、他の弱い子達はあの場所には全くいなかったよ」
「そんなに酷かったの?」
「酷いってもんじゃない。最悪だよ。それだけ彼奴等力つけてるんだよ。だからね、エステルは本当に気をつけて。僕とアウローラ様の加護があるとはいえ無理はしないで。お願いだよ」
「分かったわ。気を付ける」
そう言うとエストレヤは安心したように笑ってくれた。
そしていつも通り颯爽と姿を消した。
私のことを心配してくれてるのはとても嬉しいけど、だからといってエストレヤはいつも通りだからそれが何だか安心する。
今日目が覚めてから心配事があり過ぎたから、それが一気に安心して、あれだけ寝たのにまた眠気がやってきた。
無理せずに寝れるときに寝ておかなきゃ。
明日からの為に⋯⋯。
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次回は28日に更新しますので、また次話もよろしくお願い致します。





