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目覚めた世界が私の生きる場所  作者: 月陽
第1章  大切なもの
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01 夢の中


『⋯⋯ここは、どこ?』


 目覚めると視界に入るのは見知らぬ天井。


『私は⋯⋯』


 記憶が混濁して思考が定まらない。


 今の状態が分からずぼんやりと考える事すら出来ず、体を動かすことも億劫で⋯⋯。


 そしていつの間にか眠りにつく⋯⋯。





 夢の中で全く知らない情景が映りだされる。

 その景色は私がいる世界とは全く違う世界。

 街並みや服装からその何もかも見た事がない。

 だけど何故かひどく懐かしい。

 そんな思いが胸をよぎる。


 

 その世界で“私”は大手化粧品会社の秘書として働いていた。

 名前は、黒川菜月 二十八歳。

 大学卒業後、会社に入社しがむしゃらに働くこと三年。

 辛いこと、楽しいこと、色んな事がありながらも頑張りが実って秘書課に転属。

 先輩について秘書の勉強を頑張り、ようやく一人前の秘書としてその一歩を踏み出した。

 社長の付き添いで外出した時の出来事が事態を一変させた。

 会食が終わり、車に乗ろうとしたところに暴走した車が社長目掛けて突っ込んできた。

 私は咄嗟に社長を突飛ばし、衝撃に備え目をぎゅっと閉じた⋯⋯。

 記憶はそこで途切れてた。



『つまり、この時に私は死んだのね。そして“今”の世界に生まれ変わった』


 

 つまりこの“夢”は私の前世。



 そして、前世を思い出すきっかけは⋯⋯。


 私は気分が悪くなり倒れたのだ。


  “今”の世界で毒を盛られ生死を彷徨っていた。


 段々と今置かれている現状を理解し、ふわふわと意識が浮上していった⋯⋯。

 

初めまして。

お読みいただきありがとうございます。

初めての小説投稿でとても緊張していますが、よろしくお願い致します。

何分初めての事ですので、温かい目で見ていただけると嬉しく思います。

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