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会社員達の考査結果確認生活

 夏祭りの屋台に関する話をしてから初めての週末。

(・・・よし。これでこのレシピ通りに焼きそばを作れば、誰でも同じ味の焼きそばを再現出来るはずです。)

 私は、今年の屋台で出す焼きそばのレシピを書面に起こしているところです。

「うんうん、美味しい♪流石は優君ね♪流石過ぎて欲情しちゃうわ♪♪」

「何欲情するのかまったく分からんが、確かにこの焼きそばは美味いな。」

「お褒めいただきありがとうございます。」

 そして、菊地先輩と工藤先輩に味見してもらい、味の最終確認をしてもらっています。

「それにしても優君、屋台とは関係ないけど、期末テストの結果、どうだったの?」

「別にいつも通りでしたよ?」

 私の子の一言で、一瞬菊地先輩と工藤先輩の動きが止まったように見えましたが、気のせい、でしたかね。

「・・・いつも通りって?」

「いつも通り、カンニングを疑われて0点でしたよ。」

 こういった瞬間、二人の空気がピリつきました。

「・・・優は何も思わないのか?」

「?思いませんよ?」

 もう何を言っても無駄だと判断しましたので。

「・・・そうなの?」

「ええ。」

 菊池先輩の質問に、私は即答します。

「そう・・・。」

 何か菊地先輩は言いたそうです。なんとも歯切れの悪い返事ですね。私も何かしらフォローを入れておきますか。もちろん、学校の行いを正当化するわけではありませんよ。学校側は、私がしてもいないカンニングをしたと言い張り、満点の答案用紙を0点にしたわけですから。

「ですが、今回の期末考査で、私もまだまだ知識不足である事を痛感しましたから気にしていませんよ。」

 私の言葉に二人は、とても驚いた顔を見せてきました。

「知識不足、だと?」

「・・・確か優君、義務教育で教わる事は全て修了しているんじゃなかったの?」

「ええ。それは既に修了していたのですが、修了していない科目がありまして、それが全然出来ていませんでした。」

「修了していない科目?その科目ってなんだ?」

「音楽と体育です。私としてはどうでもよかったので、別に0点でも全く出来ていなくても気にしませんよ。」

「・・・優君、その答案用紙、見せてもらってもいい?」

「?別に構いませんが・・・?」

 どうしたのでしょう?二人とも見つめ合って・・・?

 ・・・駄目です。全然理由が分かりません。分からないことをいつまでも考えていても時間の無駄でしょうし、菊地先輩の言葉通り、自室から答案用紙を持ってきますか。

 私は自室から音楽と体育の答案用紙を持ってきて、工藤先輩と菊池先輩に見せました。

「おはようございます。」

「おはようございます!・・・みなさんは何を見ているのですか?」

 ここで橘先輩と桐谷先輩が共同スペースに顔をだしました。こんな休日の朝に顔を出すなんてあまりないですね。どうかしたのでしょうか?

「二人とも休日の朝早くからどうかしたのですか?」

 もしかして私に何か用があり、チャイムを鳴らしても出てこなかったのでこの共用スペースに顔を出したのでしょうか?だとしたら二人に手間を取らせてしまい申し訳ないです。

「いや、昨日の夜からずっと動画見ていてな。腹が空いて何か食ってからふと眠りしようと思って冷蔵庫開けたら何もなかったから、何か買ってこようと思っただけだ。」

「実は私も昨晩から今の今までずっと作業していて、ご飯を食べようと思ったら家に食料が何もなかったので、これから何か買ってこようかなと出かけるところです。」

 なるほど。てっきり私に何か用があるのかと考えていたのですが、私の考え過ぎだったようです。

(ですが、さきほど作った焼きそばが役に立ちそうです。)

 試食用に多く作っておいて良かったです。

「ちょうどここに私がさきほど作った焼きそばがあるのですが、食べますか?」

 私は二人にこう提案します。

「・・・いいのか?」

「先輩方の朝ご飯なんじゃ・・・?」

「いえ。これは屋台用のメニューとして試作していたものですので、先輩方が食べても何も問題ありません。むしろ、食べて感想を聞きたいくらいです。」

「そういうことならいただく。あ、運ぶの手伝う。」

「私も手伝います。」

 二人の協力もあり、すぐに朝食の用意を終え、ご飯を食べ始めました。

「!?美味!!??この焼きそば、ものすごく美味いのだが!!!???」

「!!??ほ、本当に美味しいですね。この焼きそば、一体どうやって作ったのですか!?」

「この焼きそばを作るには、このメニュー通りに作れば再現出来るかと思います。」

 私は桐谷先輩に、先ほど作成したレシピのコピーを1枚渡します。

「あ、ありがとうございます。これで橘先輩の胃袋を・・・、」

「・・・あの二人は一体何を見ているんだ?」

 どうやら桐谷先輩はレシピをもらって満足したみたいです。このレシピを使い、少しでも桐谷先輩の料理技術が向上すれば嬉しいです。

 そして橘先輩は、焼きそばを食べながら二人を見ていました。二人を見ていたというより、二人が見ている紙を見ているのでしょうか?

「あれは、期末考査の答案用紙ですよ。」

「・・・誰の?」

「私のですが?」

「「!!??」」

 私の答案用紙を見ていると公言した瞬間、橘先輩と桐谷先輩の目の色が変わりました。

「・・・見てもいいか?」

「私も見たいです!いいですか!?」

「・・・構いませんよ?」

 ・・・どうしてみなさん、そんなに私の答案用紙を見たがるのでしょうか?別に面白い事なんて記載したつもりはないのですが・・・?

「・・・優、お前・・・。」

「まさかあの優君が・・・、」

 ・・・何でしょう?まさかですけど、私、何かやらかしたのでしょうか?

「えっと~・・・!?」

「どれど、れ!!!???」

 どうやら橘先輩と桐谷先輩も、私の答案用紙を見て驚いているようです。それほど問題がおかしい、ということなのでしょうか?それとも、私の答案がおかしいのでしょうか?

「優。お前は一体・・・?」

「どうやったらここまで・・・?」

「・・・あの、そんなにその答案用紙がおかしいのですか?」

「「「「うん。」」」」

 ・・・どうやら先輩方がおかしいのは、私の答案用紙が原因のようです。何がそんなにおかしいのでしょう?

「具体的にはどのあたりがおかしいのでしょう?」

 別に私は全知全能というわけではありません。なので、私に知らないことがあってもおかしなことではないはずです。それなのにおかしいと言っているのです。それなりの理由があるはずです。

「まず、サッカーの1チームの人数は何人か、という問題でどうして空欄なんだ?」

「分からなかったので空欄にしただけです。」

 流石にテスト中に、先生に質問するわけにはいかないですからね。それだとテストの意味がなくなります。

「「「・・・。」」」

「・・・ちなみに優君、サッカーは1チーム何人か分かる?分からなければ勘でもいいから答えてみて。」

 勘でいいなら勘で答えますか。

 ・・・。

「5人、ですかね。」

「「「「!!!!????」」」」

「?どうかされたのですか?」

 勘でもいいから答えて欲しいと言ったので勘で答えただけなのですが、何か問題があったのでしょうか?

「・・・え?俺今、バスケの1チームの人数を答えて欲しいって言ったか?」

「いえ。間違いなくサッカーの1チームの人数を聞いたかと。」

「優さん・・・。」

「・・・優君。一応言っておくと、サッカーは1チーム11人よ。この知識は一般常識でほとんどの人が答えられるわ。」

「へぇ。みなさん、サッカーに興味をお持ちなのですね。」

 おそらく、サッカーに興味があるから、サッカーに関する知識を覚えられたのでしょう。私はサッカーに対して、微塵も興味がないので何も知りません。

「「「「・・・。」」」」

 ・・・どうやらさきほどの私の発言は失言だったようです。私を見る目がいつもとかなり異なっています。

「ちなみになんだが、バスケは1チーム何人だか、知っているか?」

「バスケ、ですか?」

 確か、バスケットボールの略、だったはずです。

 ・・・。

「分からないなら勘でもいいから答えて欲しい、かな?」

 菊池先輩にそう言われたので、勘で答えるとしますか。

「1人、ですかね」

 私がそう答えると、

「「「「!!!!????」」」」

 一瞬で空気が重くなりました。おそらくですが、私の勘は間違っているようです。

「優、答えは5人、だ。」

「バスケにはセンターとかフォワードとかいるんだ。」

「優さん、本当に知らないのですね・・・。」

「優君、本当に言っているの?嘘、よね?」

「?本気で言っているのですが?」

 というか、バスケって1チーム5人なのですか。初めて知りました。

(いえ、もしかしたら既に他の誰かが私に教えてくれていたのかもしれません。)

 だとすればさきほどの驚きも納得です。教えられたことを覚えていなかったわけですからね。

(とはいえ、仕事に関係なさそうな事を、仕事中に話すでしょうか?)

 もちろん、仕事中に雑談はしますので、バスケの話題になる可能性はあります。ですが、バスケの話を社内でした記憶がないんですよね。まぁ、今までの雑談の内容を全て記憶しているのかと言われたら、しているわけありませんので絶対していない、とは言い切れないのですが。

「それじゃあ優さん、野球は1チーム何人なのかご存知、ですか?」

「野球・・・。」

 確か・・・球技の一種だった気がします。

(ですが、まったく覚えていません。どうしましょう?)

 さきほど、勘でもいいから答えて欲しいと言っていましたので、これも勘で答えるとしますか。

「1チーム2人、ですかね。」

「「「!!!???」」」

 私が勘で答えたところ、菊池先輩や工藤先輩だけでなく、近くにいた先輩方も目を見開いてこちらを見ていました。私、何かおかしなことを言ったのでしょうか?

「ゆ、優君?じょ、冗談で言っているのよね?本気、じゃないわよね?」

「優、ちょっと冗談が過ぎるんじゃないか?別に笑いのことなんて気にせず正解を言っていいんだぞ?」

「?私は至って真面目ですが?」

 工藤先輩の言葉に、私は正直に答えたと言ったところ、なんだか周囲の空気が冷えてきました。・・・もしかしなくても私のせい、ですよね。

(となると原因は・・・さきほどの私の解答、ですね。)

 ここで冗談です、と答えるのもいいですが、正解を聞かれた時に答えられないので、このままにしときますか。

「嘘、だろ・・・?」

「まさか本当に優さん、知らないのですか?」

「知りませんけど?」

 桐谷先輩の質問に対し、正直に答えたところ、

「・・・おい。どうして優の知識がこんなに偏っているんだ?これじゃあ世間知らずのお坊ちゃまじゃないか!?」

「私は知らないわよ?私は仕事に関することしか教えていないもの。常識を教えるのはあなたの担当でしょう?」

「担当も何も、スポーツのプレイ人数なんて一般常識、自然と覚えられるだろうが!」

「あんたこそ何を言っているの?優君はこれまでひたすら仕事や料理と、生きるのに必要な技術、知識を身につけるのに必死だったのよ?」

「だからって、スポーツ関連の知識が一切ないのはおかしくないか?」

「きっと優君のことだから、生活や仕事に関係ない知識、技術は一切頭に残っていないんじゃないかしら?」

「だとしても一回くらいプレイしていればそれなりに知識は・・・?」

 ここで工藤先輩は私を見ました。私の顔に何かついているのでしょうか?

「どうしました?」

「いや・・・優、もしかしてだけど、野球とかサッカーとか、したことあるか?」

 う~ん・・・。

 ・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・・・・。

「ないですね。」

「・・・一度も?」

「ないですね。」

 工藤先輩の質問にはっきりと答えます。

「「「・・・。」」」

 何でしょう?周囲の空気が更に冷たくなった気がします。

「これが噂に聞く現代っ子なのか?」

「興味ないことには一切何も知らない。そもそも知ろうとしない世代ね。」

「だからって、野球やサッカーのことを一切知らないっていうのは・・・、」

 周囲からヒソヒソ声が聞こえてきます。何と言っているのか分かりませんが、おそらく私のことを言っているのでしょうね。

「・・・まさかだが優、音楽のテストの点数が0点なのも・・・?」

「?興味ありませんし、仕事に不必要だと思いましたので、一切触れてきませんでした。」

「一切?でも去年、演奏したじゃない?」

 去年に演奏?したでしょうか?

(・・・あ。)

 確かに私は去年の秋ごろ、工藤先輩の知り合いである毛利さんのお願いでピアノを弾きましたね。そのことを言っているのでしょう。

「演奏はしましたが、あれは毛利さんの演奏姿を真似ただけであって、何一つ分かっていませんでしたよ?」

 なんなら今も分かりませんし。それは今先輩方が見ているテストの点数が証明していますね。

「毛利さんって誰です?この会社に勤務している方ですか?」

「いや、俺の知り合いだ。だがそれ以上に・・・、」

「優君、仕事や家事以外にもっと興味を持とう?ね?」

 菊池先輩は私の手を取り、私の目を見ながら優しく言ってきました。

「いえ、これからも仕事、家事に腰を入れるつもりですので、そのような余裕は当分ありませんよ?」

 必要かどうか分からないスポーツや音楽の知識より、日常的に使用する家事スキルや、仕事関連のスキルをのばした方が有益でしょう。

「優・・・、」

「優さん・・・、」

「・・・。」

 何故でしょう?どこか哀れまれている、気がします。橘先輩は声をかけず、肩に優しく手を置かれました。

「優君、今度、スポーツ、しようね?」

「はぁ。時間があればいいですが、仕事と家事を優先しますからね?」

 そちらの方が大切ですからね。

「・・・優のやつ、言っていることが社畜予備軍じゃないか?」

「このままですと、好きなことは仕事、生きがいは仕事!とか言い出しそうです。」

「会社に何日も泊まり込む優さんが容易に想像出来ますね・・・。」

「その時の優はきっと、目に色濃いクマを作っているだろうな。」

「優君にクマなんて似合わないわ!優君に似合うクマは・・・これよ!」

 そう言いながら菊地先輩は私にあるものを被せてきました。

「これは・・・クマの耳、ですか?」

「そう!これはクマをイメージしたフードよ!とっても可愛くて、優君にお似合いのフードなの!」

「・・・そうですか。」

 いつの間にクマのフードなんて作っていたのでしょうか?菊池先輩の事なので、あっという間に作ったのでしょうね。菊池先輩、ハイスペックですからね。

「・・・優君、どうして何も言ってくれないの?何か言ってよ。」

「いえ。どうせ何を言っても無駄ですので、何も言いません。」

 菊池先輩のことですから、やめて下さいと言ってもやめないでしょう。であれば、やめて下さいと言ったところで無駄になりますから言わないだけなのですが。

「無視、というご褒美をくれる優君最高♪はぁ、はぁ。」

「「「・・・。」」」

 ・・・どうやら無視をしても、菊地先輩にとっては一種のご褒美だったようです。無視をされたにも関わらずご褒美と言える菊池先輩の感覚はどうなっているのでしょう?

「優、今日は暇か?」

「まぁ、特に差し迫った用事はないですね。」

 急ぎの用事は確かなかったはずです。まぁ、朝食を作りながら、今日は副業とか料理の研究をしようとか考えていたのですが、それらは別に後でいいでしょう。

「なら今日はこれから外に出ないか?これから球技について教えるからな!」

「・・・別に私は知らなくても困らないのでそのようなことはしてもらわなくても・・・、」

 と、私が遠慮がちに言ったら、

「優君、たまには子供のように遊んでみたら?優君、いつも仕事ばかりしているんだもの。少しくらい遊んでも罰は当たらないわ。だから、ね?」

 菊池先輩は私の手をとって言ってきました。

(子供のように、ですか。)

 球技をすることが子供の遊びというなら、たまにはしてみますか。

(それに、工藤先輩と菊池先輩の2人が誘ってくれているんです。よほどの理由がない限り、断るのは控えますか。)

 私は工藤先輩と菊池先輩に視線を向ける。

「分かりました。何も分かりませんがよろしくお願いします。」

 そして頭を下げる。

「おう!俺に任せな!」

「それじゃあ私は音楽に関することを色々教えてあげるわ!」

「俺も出来る限りのことは手伝うぞ。」

「ですです!」

「橘先輩に桐谷先輩・・・、」

 本当、私の周囲には頼れる先輩が数多くいて助かります。

 朝食を食べ終えた私達は4人の先輩達の元、体育と音楽関連のことを教わりました。

 その結果、

「優、お前、本当に覚える気あるのか?」

「優って実は運動音痴・・・いや、球技音痴だったんだな。全然気付かなかった。」

「優君、せめて四分音符くらい覚えない?え?全然覚えられない?」

「優さんって、仕事に関係ないことだと覚えられないのですね。」

 4人の先輩方の指導虚しく、全然覚えられませんでした。

 どうやら私は、仕事に関係ない事柄を覚えることが苦手なようです。今までも何度か思っていたのですが、今回のことで改めて実感しました。

(私って、仕事と家事以外何も出来ないのですね。)

 少し凹みましたが、考え方を変えることにしました。

(仕事と家事に関しては十分に覚えられる、ということですね。)

 私は、仕事と家事が出来ればそれで十分です。球技とか音楽とか、そのようなことをしている時間や余裕はなくていい、そう考えましょう。

(それに・・・、)

 私はカレンダーを見て、ある行事の日程を確認します。

(来週末は、商店街の夏祭り。そこの屋台で頑張りませんと。)

 私はキリのいいところで副業を辞め、レシピを見直します。

(実際にこのレシピで作ってみたところ、好評だったのですが、屋台でも同じ味が出せるのでしょうか?そもそも、外で出すのだから、もっと濃い目の味にした方が・・・?いやいや、そもそも外で食べるとは限りません。家に持ち帰って食べる可能性もあるわけですから、味付けはこのままでも・・・。)

 レシピと向き合い、本当にこのレシピで作ればいいのか思考し、

(ここで野菜を投入と・・・いや?もっと早く入れた方がいいのか?早く入れたらその分時間短縮に繋がるのでは?ですがそうすると、短縮した時間だけ野菜に火が通らず、柔らかくなりません。う~む・・・、)

 再度作り直して味や調理工程を確認していきました。

(さて、来週は頑張らないと、ですね。)

 これまで助けてくれた商店街の方々に、少しでも恩を返す為に頑張りますか。

次回予告

『小さな会社員達の屋台準備生活』

 早乙女優のテストの件、焼きそばの試作を終え、屋台の準備を始める。不安な色が差し込む中、夏祭りが始める。


 こんな感じの次回予告となりましたが、どうでしょうか?

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