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小さな会社員と同級生な男子の中間考査対策生活

 まもなくというより、既に6月になりました。6月になったからといって何かが起きるというわけではありませんが、気が緩まないように引き締め直しましょう。

「それで早乙女君、来週行われる中間考査の対策はしているの?」

「対策はしていませんが、これまで習ったことを復習していました。なので問題ないかと思います。」

 最も、復習している範囲が中間考査の範囲と重なるかどうか分かりませんが。

「そう。まぁへまするとは思っていないけど、頑張ってね。」

「えぇ。ご期待に添えられるよう頑張らせていただきます。」

 私と保健室の先生である寺田さんと話をしている時、突然保健室の扉が開きました。

「早乙女―!」

 先月も見た人物、太田君が入ってきました。保健室に来たという事は、どこか怪我をしたのでしょうか?ですが、怪我をしたわりには元気そうですし、さきほど私の名前を呼んでいました。怪我をしたのであれば私ではなく保健室の先生を呼ぶはずです。となると、太田君は怪我をしてここに来たわけではない、ということなのでしょう。

「どうかしましたか?」

 私がそう聞いた直後、

「俺に勉強を教えてくれ!もう絶体絶命なんだ!!」

 そう返しました。

「絶体絶命、ですか?」

 私は太田君の言葉の意味が分からず、言葉を復唱するかのように聞いてしまいました。絶体絶命という事は、太田君の命が危ない、ということなのでしょう。一体どう言う事が起きて命が危ないのかまったく分かりません。

「ああ!もうやばいんだ!」

 ・・・誰か私に詳細な説明をお願いしたいところです。もしかしたら保健室の先生なら何か知っているのではと推測し、保健室の先生を見ました。私の意図を汲み取ってくれたのか、保健室の先生は話し始めました。

「多分だけど、来週行われる中間テストのことだと思うよ。」

 私はさきほど発言していた太田君の言葉を思い出します。

 

俺に勉強を教えてくれ!

 もう絶体絶命なんだ!

 もうやばいんだ!


 ・・・最初の言葉は分かりますが、中間テストで絶体絶命とはどういう意味なのでしょうか?それにやばい?どういう・・・?

(あ。)

 ようやく分かりました。

「中間テストでいい点数をとらないと自身の命が危ぶまれるくらい激怒される、ということですね?」

「ああ!テストでいい点を取らないとゲームを取り上げられ、毎日親監視の元、勉強漬けの毎日になっちまう!そうなったら俺、死んじまう!!」

 なるほど、そういうことでしたか。大体太田君の言いたい事、おかれている状況は伝わりました。

「であれば、同じクラスの方に教わればいいのではありませんか?」

「そんなの駄目だ!あいつら、俺より頭が悪い上、ヤマを当てるのに必死なんだよ。」

「あ~・・・。なるほど。」

 それはあまり頼りにならなさそうですね。

 ・・・ん?

「風間さんや桜井さん、神田さんならそんなことしないと思いますが、頼まなかったのですか?」

 私がそう聞くと、

「ばっかお前!そう簡単にいけたら苦労しないっての!」

 と言い返されてしまいました。そういうもの、なのでしょうか?私は、大切な人が困っていたら助けたいと思いますし、助けることが出来たら嬉しく思います。太田君はそう思わないのでしょうか?もしかしたら、私と太田君の価値観や感受性、考え方の相違がこのような形ででているのかもしれません。まぁ人それぞれですし、このことはもうこれ以上突っ込まないでおきますか。

「だから、俺が頼めるのはお前しかいねぇんだ。頼む。」

 ・・・。

「分かりました。」

「!?本当か!?俺、駄目だと思っていたのに。」

「別に構いませんよ?」

 太田君には恩がありますからね。

 太田君がいてくれたから、この学校生活で孤独を体感することなく生活出来ていますからね。そういう意味では、桜井さん、風間さん、神田さん、そして保健室の先生にも恩があります。その恩を返す時が今なのでしょう。

「それで、中間考査にはどのような問題が出るのですか?」

「え?早乙女、お前知らないのか?」

「いえ、把握はしていますが、あくまで確認の為です。」

 まぁ、私は今日中間考査の範囲を知ったのですけど。前来た時はまだ公開されていませんでしたからね。

「そして、今太田君がどのくらい出来るかも把握しておきたいです。」

「俺か?自慢じゃないが、何一つ出来ん!」

 と、偉そうな態度をとりながら言いました。

 そう、ですか。何故偉そうに言ったのかは分かりませんが、状況は把握しました。

「なら明日、学校を休んである場所に来てくれますか?」

「学校を、休んで?」

「ええ。太田君の目的がテストの高得点獲得であれば、学校で勉強していては難しいと思います。」

「・・・早乙女君?それ、遠回しに学校を否定していない?」

「え?そんなことないと思いますよ?」

 そんなことはないと思いますが、否定しているのでしょうか?

「学校には学校でしか学べないことがあると思います。ただそれが勉強でないだけです。」

「つまり早乙女君は、学校に行かなくても問題ないと?」

「勉学だけを見るなら問題ないと思います。」

 他の面も考慮するなら、学校には行った方がいいと思います。例えば、人付き合いの方法とか、他の人の考え方とか、勉強だけでは学べない事はあります。

「それを学校の先生の目の前で言っちゃうんだ・・・。」

「まぁ、先生には勉強以外の事を数多く教わっているので問題ありません。」

「・・・まぁいいや。それで太田君はどうするの?」

「俺か・・・。」

 太田君は少し考えた後、

「決めた。俺、明日学校休むわ。」

「分かりました。それで明日、この場所に向かってください。」

 私は簡単に地図を描き、その地図を太田君に渡しました。

「おう。」

 太田君は、私が描いた地図を受け取りました。

「そして、現段階の太田君の能力が分かるような何かを持っていますか?」

「何か?最近解いたプリントでいいか?」

「それでお願いします。」

「分かった。ほらよ。」

 太田君は自分のバックからプリントを取り出し、私に渡してくれました。

「・・・分かりました。これで明日、太田君用に色々資料を作成いたしますね。」

「お、おう。明日はよろしくな。」

 そう言い、太田君は去っていきました。

「ねぇ?本当によかったの?」

「ええ。私もいい勉強になりますし、太田君に恩を返すいい機会ですからね。」

「そう?ならこれ以上言わないわ。」

 その後、学校の先生としては、学校に来て欲しいんだけどね、なんて言っていた気がしますが、気のせいにしておきましょう。

「それでは先生、次は来週の中間考査の日に登校します。」

「ええ。それまで元気でいるのよ。後、太田君の事は任せたわよ。」

「ええ、任されました。」

 そして私は学校から自宅に戻りました。

(さて、と。)

 私は会社に行く準備をし、仕事をしながらも、太田君に向けて作成する資料について考えていました。

 そして仕事終わり。

「さてと。」

 私は自室の椅子に座り、

「資料、作りますか。」

 太田君のために資料を作り始めました。


 後日。私は先日描き示した場所に行きました。すると、既に大君の姿が見えました。

(早いですね。)

 待ち合わせの予定時刻は紙に7時半と記載していたのですが、それより早い時刻に来ているとは。

「おはようございます。」

「おう。」

 私が太田君に挨拶をすると、太田君は私に挨拶を返してくれました。

「ご両親から許可、もらえたのですね。」

「ああ。俺のやる気を信じてくれたんだ。」

 そう言い、太田君は私に向けて親指をたててきました。

「そうですか。一応私の方から忠告しておきます。」

 今の太田君に言う必要はほとんどないようですが、もしものために言っておくとしましょう。

「この計画は全て、太田君にやる気があることを前提としています。なので、やる気がないのであれば、このまま登校をオススメしますが、どうしますか?」

「そんなのもちろん、ここに残るに決まっているだろ。」

 太田君は言い切りました。

「分かりました。では行きましょう。」

「おう。てどこに?」

「こちらです。案内します。」

 私は太田君を連れ、朝早くからとある建物の中に入りました。

「少々お待ちください。」

「お、おう。」

 私は受付を済ませ、太田君のところに戻ります。

「お待たせしました。これで使用可能になりましたので行きましょう。」

「だからどこへ?」

「部屋です。」

 私は借りた部屋の中に入る。借りた部屋の中はほとんど何もなく、机と椅子にPCがあるくらいです。

「この部屋、何もないな。」

「これくらいで十分です。筆記用具は持ってきていますね?」

「ああ。」

「それじゃ始めますか。まずは、と・・・。」

 私は持ってきた資料を広げます。

「基礎からやりますか。」

「う。なんか随分と厚くないか?」

「これは練習問題用です。要点はこちらにまとめてあります。」

 私は分厚い冊子を横に置き、やや薄めの本を太田君の前に置きます。

「まずはこちらを見ながら解いてください。次に見なくても解けるようにする。まずはこの2工程を何度も繰り返して、知識量を増やしていきましょう。」

「わ、分かった。」

「後、太田君の好きなものに絡めると覚えやすいので、そのことも忘れずに勉強していってください。」

「好きなもの・・・例えばゲームとかでもいいのか?」

「構いません。流石に勉強中にゲームをするのは駄目ですが、記憶するのにゲームを絡めてはならない、なんてことはないはずです。」

 多分、ですけど。

「それでは隣の部屋にいますので、分からない箇所があったら私を呼んでください。」

「おう。」

 さて、集中して勉強出来る環境は整えました。後は太田君次第です。私は部屋を出て、隣の部屋に入りました。ちなみに、今日私が予約した部屋は2部屋なので、隣の部屋も使うことが出来ます。

「さて、急なことにも関わらず、ある程度在宅で出来るよう申請を受理してくださった課長方のためにも、仕事を頑張りますか。」

 まぁ、今は自宅ではない別室で仕事をしようとしているので、在宅とは言えない気がしますけど。

「まぁ、そのようなことを考えるのは後にしましょう。」

 早速、仕事にとりかかるとしますか。

 私が仕事にとりかかっている間、1時間に1回のペースで太田君が今使用している私の部屋に来て、勉強を教えていました。まったく出来ないと思っていたので、もっと来訪頻度が高くなると思っていたのですが、私の思い違いのようです。

(何度も考えた跡が見受けられます。)

 何度も書いては消して、を何度も繰り返したのでしょう。太田君が指差した場所は、他の場所より黒ずんでいます。

(こういう黒ずみを見ると思い出します。)

 私も今の太田君みたいに勉強したものです。その時は確か、菊地先輩が私の勉強を見て下さっていたのですね。あの時を懐かしく感じます。

(と、思い出に浸っている時ではありませんね。)

 聞きに来てくれた太田君のために、全力で応えるとしましょう。


 そして時刻は過ぎ、お昼。

「腹減った。」

 太田君は自身の空腹を言葉でストレートに表してきました。太田君の言葉で時計を見てみると、確かにそろそろお腹が空いてもおかしくない時刻ですね。

「それでは昼食にしましょう。何かリクエストはありますか?」

「う~ん・・・美味しいモノ!」

「そう、ですか。分かりました。」

 だいぶ抽象的なリクエストが返ってきましたね。ですが、食べたいものは分かりました。

「それでは持ってきますので、それまで引き続き勉強していてください。」

「分かった。俺の胃袋を掴むくらい、美味いものを頼むぜ!」

「ええ。任せて下さい。」

 さて、どんな料理を作りましょう。朝食の余りものを上手く活かすことが出来ればいいのですが。

 考えた結果、私はトルコライスを作ることにしました。トルコライスなら満足感が高いでしょう。そういえば、太田君はアレルギーとか持っていなかったのでしょうか?持っていればさきほど私に言ってきたはず。ということは、太田君はアレルギー持ちではないのでしょう。念のため、食事直前に聞いておくことにしましょう。トルコライスだけですと野菜が不足しそうなので、サラダや野菜を使ったスープを追加で出すとしましょう。

 私が昼食を出すと、

「うお!?これ、美味そうだな~。買ってきたのか?」

 と聞いてきたので、

「いえ、自分で作りました。既製品の方が良かったですか?」

 と答えてみました。人によっては既製品の方がいいと言う人もいますからね。

「いや、あまりに美味そうだったから、近所の店で奮発して買ってきたのかと。それにしても美味そうだ。」

「涎は垂らさないでくださいね。」

「!?分かってるよ!」

 私と太田君は共に昼食を済ませました。

「さて、これからですが、午前中で基礎を身につけた前提で話させていただきますが、よろしいですか?」

「まだあまり出来るわけじゃないけど、いいか?」

「問題ありません。今出来なくても中間考査の時までに出来るようになればいいので。それでは簡単に説明しますね。」

「おう。」

 私はカバンから分厚い資料の束を5つ取り出します。

「これらは、過去の中間テストや先生の傾向を分析して作った対策問題集です。5教科分ありますので、一通り解いてもらいます。」

「一通りって、これ、無理じゃね?」

「ええ。今日中に全ての問題を解くのは無理だと思います。テストまでに解ければいいので問題ありません。」

「それにしたって、かなり問題があるんじゃないか?」

「問題数はかなりありますが問題ありません。類似した問題も結構ありますからね。解き方が分かれば難なく解けるはずです。」

「う。」

「大丈夫です。やる気がある太田君であれば。」

「・・・ああいいよ。やってやる!」

「その意気です。分からない箇所が出てきたら、その都度来てください。解説しますし、それまで解いてきた問題の答え合わせも致しますので。」

「おう。」

「それでは。」

 さて、再び自分の仕事をするとしますか。そろそろ行われる桐谷先輩の2年目研修の最終チェックもしておきましょう。と言っても、私が直接出来る事はほとんどありません。上手くいくことを祈るくらいです。

(頑張ってくださいね、桐谷先輩。)

 私も、自分が出来る事をするとしましょう。

 それから私は午前と同様、会社の仕事を任せていただいたので、仕事を全うしていました。途中、何度か太田君が来訪したので、その都度説明し、太田君が解いた問題を答え合わせし、解説していきました。それらを何度も繰り返していくうち、時刻はもう4時。

(そろそろですね。)

 私は仕事のきりがよかったので仕事をきりあげ、太田君の元へ向かいます。

「今、よろしいですか?」

「ああ、いいぞ。」

 太田君の了承した返事が聞こえたので、私は部屋に入ります。

「午後4時になりましたので、そろそろ帰宅する準備をしてください。」

 そう言うと、太田君は目の前の資料に目を落とし、動き辛そうにしていました。

「どうしました?」

「これ、全然終わっていないんだけど、どうしたらいい?」

 太田君はさきほど私が渡した資料を見せてきました。見てみると、全体からすればあまり進んでいないようには見えます。

「いえ。今日一日にしては捗っていたように見えます。よくここまで理解し、問題を解いていったと思います。」

「そ、そうか?」

「ええ。この答案を見ればよく分かります。」

 努力された跡がところかしこに見られます。数学に至っては色んな箇所に筆算しているようです。検算したのでしょうね。

「今日は学校を休んで勉強していましたが、今日みたいに勉強できることはそうありません。自分で時間を見つけて勉強していってください。」

「おう。」

「一応、この冊子を一通り出来れば出来ると思いますので。もちろん、この冊子に不満があれば自分で他の冊子を見て勉強しても構いません。」

「いや、俺は早乙女を信じているからな。これ一筋でいくわ。」

「そうですか。」

 これは責任重大ですね。一応出題範囲を絞って問題を作成したのですが、出題範囲を間違えたらどうしましょう。間違えていたら・・・素直に謝るとしましょう。

「もしかしたら出題範囲を見間違えている可能性もありますので、間違えていたらすみません。」

「別に問題ねぇよ。というかこれ、出題範囲間違っているの?」

「間違わないように作成しましたが、万が一間違っている可能性もありますので。一度、きちんと太田君自身で確認した方がよろしいかと。」

「そうか?分かった。ちゃんと確認するわ。」

「お願いしますね。それでは退室準備をお願いします。私も退室準備を致しますので。」

「おう。」

 さて、帰宅準備をしますか。

 帰宅準備を済ませ、受付での対応も終わり、私達は外に出ました。

「それで、今日渡した資料ですが、テストまでに出来るだけ取り組むことをオススメします。問題を解くのはもちろんですが、解いた後は自分で答え合わせをしてください。解答もつけてありますので。」

「お、おぉ。だからあそこまで分厚くなっていたのか?お前、どこかの本から持ってきたのか?」

「?いいえ?これは全てお手製です。」

 本から引用すると、著作権に引っかかる恐れがありますからね。例え引っかからなくても、面倒くさいことはないに越したことはありませんからね。

「これ全部手作り!?凄いな。」

「いえ。これも太田君に恩を返すためですから。」

「恩を返す?俺、早乙女に何かしたか?」

「ええ。私は、太田君のおかげで今、孤独な学校生活を送らずに済んでいます。そのことに私は恩を感じているのです。」

 と言いましたが、恩着せがましいのではないでしょうか?大丈夫でしょうか?

「そうか?俺はそんなことないと思うが・・・。」

「別に太田君はどう思うが構いません。太田君の行動で救われた人もいる、ということです。」

「そうか。それならこれはありがたく使わせてもらうわ。ありがとな。」

「いえ。その資料を太田君の糧にしてください。」

「おう。」

「それでは太田君、来週の中間考査、頑張ってください。」

「・・・一応言っておくが、早乙女、お前も受けるんだからな?」

「・・・そう、でしたね。」

 なんだか家庭教師の気持ちで太田君を見ていましたね。そういえば森さんは女装、上手く言っているのでしょうか。

「本当に大丈夫か?」

「ええ、問題ありません。」

 日頃から復習していますし、問題ないと思います。楽観視し過ぎでしょうか?テスト前は念入りに復習するとしましょう。

「そうか。ならいいや。」

 そして、

「それじゃあな。」

 太田君は私に向けて手を振ってきました。

「ええ。また来週、お会い出来たらお会いしましょう。」

 私は一礼し、太田君と別れました。

(さて、帰りますか。)

 私は太田君の背中を見てから、私は自分の進むべき道を進み始めました。

次回予告

『新入女性社員の二年目研修生活』

 学生達が中間考査の対策をしている一方で、社会人2年目の桐谷杏奈はいつも以上に緊張していた。それは、今まで準備してきた2年目研修のプレゼンを行う日だからである。

 桐谷杏奈は、これまで培ってきた社会人としての経験を活かそうとする。


 こんな感じの次回予告となりましたが、どうでしょうか?

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