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小さな会社員と女子小学生モデルの買物生活

「ここが、ですか。」

 電車に乗られ、目的地に到着した。

「そういえば、近場の店は調べていませんでしたね。」

 しまった。これでは空き時間に入ろうと思っていた店のチョイスが出来ません。まぁこの目で見て、良さそうな店に入ればそれで十分だと思いますが。

「少し、早かったですかね。」

 どうやらまだ来ていないみたいです。楽しみにしていたつもりはないのですが、知らず知らずのうちに行動を早めてしまいました。

「さて、どうしますか?」

 約束の時間まで数十分。どこかの店に入って一息つきたいところです。店の前に突っ立って待ち続けるのは店の方に失礼でしょうし。

(何かいい店はないでしょうか?)

 あ~あ。こんなことなら、周囲の店を調べておくべきでした。て、今調べればいいんだ。何故こんな簡単なことに気付かなかったのだろうか。

(ん?)

 数分歩きますが、アイスを売っている店がありますね。有名な店ではなさそうですが、アイスとなると行かない理由がありません。

「行きますか。」

 こうして私は、約束の時間までの間、アイスを販売しているお店に向かう事にした。


「ふぅ~。美味しかった~♪」

 まったく。どうしてアイスはこんなに美味しいのでしょうか?あまりの美味しさに、これから一生アイスしか食べられなくてもいいと思えるくらいには美味しいです。アイスにも無限に近いほど味の種類が豊富ですからね。食べ飽きる事はないでしょう。

(さて、いるでしょうか?)

 もうそろそろ約束の時間になりますが、果たして潮田さんはいるでしょうか?

(いた。)

 店前にいますね。

 おや?こちらからの視線に気づき、近づいてきました。

「おはようございます、潮田さん。」

 私は小さいながらもはっきりとした声で話しかける。潮田さん、有名人ですからね。

「おはよう、優。近くでアイスでも食べていたのかしら?」

「!?ど、どうしてそのことを・・・!?」

 まさか、私の顔にアイスがついている、とか!?ついていたら今頃服に溶けたアイスの滴が服にしたたり落ちているはず!…今見たのですが、服がアイスで汚れているようには見えません。もしかして、コーンの欠片が服に付着している・・・こともなさそうです。となると潮田さんは一体何を見て私がアイスを食べたと判断したのでしょうか?

「あなた・・・。前々から思っていたけど、本当にアイスが好きなのね。それはもう、待ち時間に食べちゃうくらいに。」

 そう言い、潮田さんは笑った。

(もしかして、嵌められた!?)

 まさかさっきの言葉はハッタリ!?だ、騙されました・・・。

「そ、そうですけど、何か悪いのですか?」

 私は開き直り、堂々とした態度をとることにした。もう自白してしまったので、今更隠しても意味なんてありませんからね。自棄です。

「ひ、開き直ったわね。別にいいけど、食べ過ぎてお腹周りがいつも以上に大きくて服が入らない、なんてことにはならないわよね?」

「さすがにそこまでは食べていないはず・・・です。」

 そこまでは食べていないはずです。ですが、あくまで私の主観。客観的に見ればアイスの摂取量が過多だった可能性も捨てきれません。一応、お腹を触ってみますか。

(・・・。)

 やはり、アイスは食べ過ぎていないようです。数種類のアイスを食べただけでそこまでお腹周りに影響を及ぼさないようです。よかった。

「触って確認するのね。ま、いいけど。」

 そう言った後、潮田さんは軽く息を吐きだし、

「それじゃあ服、一緒に見に行こう?」

 潮田さんは私に向けて目を向ける。

「はい。」

 私は潮田さんの視線の意図に答えるよう、足を動かし、店内へ足を踏み入れた。


 店内に入ってみると、空気がいつも入っている店よりどこか重く、少し体が強張ってしまう雰囲気です。私がこんな店にいてよろしいんでしょうか?罪悪感を覚えてしまいます。隣に潮田さんがいることですし、出来るだけ緊張していることがばれないようふるまうとしますか。

(高っ!?)

 服一着だけで諭吉さんが必要になるとは。そりゃあ服を複数購入すれば購入額が万を超えると思いますが、まさか一着だけで万を超えるとは。潮田さんはこの服を買いに来たのでしょうか?中学生間近の小学生がこのような服を買えるのでしょうか?お年玉貯金を使えばなんとかなるのでしょうか?普通の感覚がよく分かりません。私の感覚から判断していいのであれば、何故服にこれほどのお金をかけるのか分かりません。なので、私が出勤時に着ているあのメイド服にお金をかけた菊池先輩の心は今でも理解できません。ですが、菊地先輩が手間暇かけ、私のために作ってくださったので今も大切に着ています。

 まてよ?ということは、潮田さんは普段着ではなく、大事な時に着ていく…勝負服?

みたいな服を買いにきたのでしょうか?であれば納得です。こんな高級な服を複数購入するなんて、普通の小学生が出来るとは思えません。私は普通の小学生ではないと自覚しているので、本当のところどうなのかは不明ですが。さらに言えば、潮田さんも普通の小学生じゃありませんしね。潮田さんは私と同じ小学生でありながらモデル活動していますからね。お金は他の小学生より持っているのでしょう。だからこの店で高級な服が買えるのですね。納得です。

「?どこを見ているの?こっちよ。」

 潮田さんがそう言うと、私は高級そうな服が陳列している場所から移動した。移動した先は、

(さきほどより安いです。)

 さきほど見ていた服の値段より下がり、金額が5桁から4桁になりました。

「・・・。」

 潮田さんはこの金額の服を徹底的に見始めました。何度も服を自分の体に当て、ちゃんと着られるかどうか確かめていました。

「これ、試着してもいいですか?」

 中には、実際に試着した服もしばしば。

「どう?」

 一着毎に、私に感想を求めてきました。

「いいんじゃないでしょうか?」

「素敵だと思います。」

「潮田さんにお似合いの服だと思います。」

 その度に感想を述べていました。試着した服の数だけ感想を言うのは色々とこたえます・・・。

「・・・。」

 そんな中、潮田さんはようやく絞れたのか、複数の候補を手に取り、比較し始めました。私から見たら、今潮田さんが比較している服のデザインがほとんど同じように見えるのですが気のせいでしょうか?ですが、色が異なっているので、もしかしたら潮田さんは色で悩んでいるのかもしれません。着る服の色が違うだけで、人から受ける印象は変わりますからね。

「・・・ねぇ?ちょっといい?」

「はい、なんでしょう?」

「今、この3つにまで絞れたんだけど、どれが一番私に似合うと思う?」

 そう言い、潮田さんは3種類の服を見せた。

 1つ目は、薄い桃色。

 2つ目は、薄い水色。

 3つ目は、薄い緑色。

 何度見ても、3つの服の違いが分かりません。もちろん色以外は、という意味です。さて、少し考えますか。

 桃色の心理的効果は、私の観点から考えるに、華やかな人、というイメージです。潮田さんは自らを華美に着飾ったりおしゃれしたりするような人には見えません。もちろん、常に清潔を心掛け、身だしなみを整えているので、おしゃれに疎いということではありません。言うなれば、必要以上に自身を着飾らない、というところでしょうか。聞かざる場面は着飾りますが、聞かざる必要がない時は着飾らない、そんな性格な気がします。似合うとは思うのですが・・・保留にしておきましょう。

 次は、水色の心理的効果です。私の観点から考えるに、冷静な人、ですかね。潮田さんは普段落ち着いているようで、人の事をよく見ていたり気にかけていたりと、内面を大事にとても大切にしていると思います。それはもう、冷静さを欠くくらいに。確か去年、私と統一テストを受けた時、私を罵った人を庇ってくれましたね。あの出来事で私の事をとても大切にしてくれる想いを、熱さを感じました。かといって冷静でないのかと言われれば・・・そうでもないんですよね。潮田さんが感情任せに発言した事なんて聞いたことないですし。・・・この色も保留にしておきましょう。

 最後は、緑色の心理的効果です。私の観点から考えるに、安心安全な人、ですかね。この人がいるだけで心が安らぐような、そんな人のことでいいのでしょうか。では、潮田さんの近くにいると気が休まったり穏やかになったりするでしょうか?う~ん・・・何か違う気がします。どちらかというと、潮田さんは周囲の人にほどよく緊張感を与えるような、自分にも周囲の人にも厳しい方な気がします。と考えると・・・保留ですかね。

 結局のところ、どの色が詩織さんにふさわしいのかは分かりませんでした。自分なりに検討してみたのですが、どの色も似合いそうで一つに決められません。そういう時は複数の案を同時に選択すればいいのではないでしょうか?

「その服を全部買うというのはどうでしょう?」

 私は一度、潮田さんが聞いてきた案と異なる案を提唱する。質問に質問で返すのはよくないかもしれませんが、許してください。

「う~ん・・・。」

 潮田さんは少し悩んだ後、

「やめておくわ。」

「分かりました。」

 私がさきほど全着購入するかどうか質問し、潮田さんが1着だけ購入すると判断したのであれば、私はそれに従うとしますか。となると、潮田さんには何色が最も似合うか判断しなくてはなりません。考えてもどの色が似合うのか分かりませんし、今回は直感で判断しますか

 ・・・。

「緑、ですかね。」

 私は自身の直感で判断した結果、潮田さんに最も似合う色は緑色ではないか決めた。

「これね。」

 潮田さんは緑色の服を眺めた後、

「確かに、これなら似合いそうね。」

 潮田さんなら何色でも似合うと思いますよ。口に出して言いませんが。

「うん。これにするわ。それじゃあ、」

 潮田さんは緑色の服を購入するみたいです。水色の服を片付け始めたみたいですが、桃色の服は片付け忘れているのか、そのままになっています。

「これは私からのプレゼントにするわ。」

 どうやら潮田さんは、緑色の服を自分用に購入し、桃色の服はプレゼント用に購入するみたいです。サイズからして潮田さんと同じくらいの体格である女性にプレゼントするのでしょう。峰田さんにプレゼントするには、サイズが小さ過ぎます。となると、同業者の方にプレゼントするのでしょうかね。

「・・・。」

 ところで、何故私の体に桃色の服を合わせているのでしょうか?私の体に当て、着た時のイメージを確立しているのでしょうか?

「やっぱり、サイズはもう少し小さくした方がいいわね。」

 潮田さんは、さきほどの服より小さい服を持ってきて、再び私に合わせる。

「うん。これならバッチリそうね。」

 どうやら、購入する服は決まったようです。そういえば、私も何か買わなくてはならないのでしょうか。こんな高そうな服は買いたくないのですが、何か記念に勝っておきましょうか。お手頃な価格で普段使えるものを売っていないでしょうか?

「これは優、あなたにプレゼントするわ。」

 この潮田さんの発言に、

「・・・え?」

 私は驚きを隠すことが出来なかった。何せ私は男。男の私に潮田さんは女性服をプレゼントしようとしているのですから。潮田さんは、私が男だなんて思っていないでしょうけど。

「だから、これを優にプレゼントするって言っているの。」

 そう言った後、

「もしかして、駄目?」

 この潮田さんの発言に、

「別に駄目というわけではありません。」

 ただ、滅多に着る機会がないだけです。男性が女性服を着る機会なんてない方がいいと個人的に思いますけど。

「それじゃあ買ってくるわね。」

 そう言い、潮田さんはレジに向かった。

「・・・。」

 失敗、してしまった。これで私は、男性でありながら女性服を持っていることになります。女性服所持がばれないよう、貸し倉庫と契約でもしようかな。

「まぁいいか。」

 私の部屋に無断で入る人なんてほとんどいないですしね。いるとしたら・・・菊池先輩、ですかね。菊地先輩なら事情を説明すれば分かってくれるでしょう。ついでに、私は女装趣味に目覚めていないことを熱弁しておきますか。

「・・・。」

 なんか、もう買い物がどうでもよくなってきました。私は周囲を見渡し、

「このタオルでいいかな。」

 この店で購入するのは、大型商業施設で売っている安物タオルとは違い、高級素材を用いた特殊な加工を施しているらしいタオルに決めた。私が普段使用しているタオルとは段違いに肌触りが素晴らしく、とてもフカフカ。このタオルを複数枚購入し、家で使うとしますか。

(そうだ。)

 さきほど潮田さんは、私を気遣い、服をプレゼントしてくれるというので、このタオルをプレゼントしますか。色は・・・緑にしますか。緑色の服を着て、緑色のタオルで汗を拭う。悪くないかも。

 そんなことを考えていると、潮田さんが私の方向へ向かってきた。

「?どうかなさいましたか?」

 さきほど会計に行ったはずですのに。おや?まだ会計を済ませていないのか、梱包されていない服を持っているようです。

「そういえばあの半額券、あなたが持っていたことを忘れていたわ。」

「あ。」

 あの半額券がないと、金額が半額にありませんね。当たり前と言えば当たり前ですが、すっかり忘れていました。

「私も買うものを決めたので、レジに向かいますね。」

「ところで優、あなたは何を買うつもりなの?」

「このタオルですね。」

 私は購入予定のタオルを潮田さんに見せる。

「あなた・・・。せっかくこんないい店に来たんだから、服を買えばいいのに。」

 なんだか呆れられてしまいました。仕方がないじゃないですか。この店にジャージが無い状態なんです。

「いつもジャージ着ているんだから、たまには思い切っておしゃれすればいいのに。」

 と、潮田さんは私の全身を見てきます。確かに今の私の服装はジャージですけど、そんな呆れなくてもいいじゃないですか。私にだっておしゃれする時は・・・ないですね。せいぜい、菊地先輩が無理矢理女装してくる時と、潮田さんとモデル活動する時ぐらいですね。

「私はジャージで満足しているので、これで十分です。それにこのタオル、吸水性が従来のタオルより優れ、速乾性も・・・、」

「はいはい。」

 むむ。何故潮田さんは私の話をつまらなさそうにしているのでしょう。せっかくこのタオルの優れた機能について語っているというのに。まぁいいでしょう。私もタオルにこだわりなんて持っていませんし、タオルの機能について聞いたところで、「だから何?」と言われてしまえばそれまでです。

「さ、会計しましょう?」

「そう、ですね。」

 私と潮田さんは会計を済ませ、店を出た。

「はいこれ。」

 潮田さんは綺麗に梱包された袋を渡してきた。この中身は言うまでもなく、先ほど購入した服だろう。この女性服をもらってもいつ着ればいいのだろうか。

「あ、ありがとうございます。」

 私は、返事がぎこちなくなりながらも受け取る。

「私からもこれをどうぞ。」

「これってさっきのタオル?」

「はい。先ほどのお返しにどうぞ。」

 私もさきほど潮田さんがしたように、潮田さんにプレゼントを渡す。

「ありがと。」

 面と向かって言われると、少し恥ずかしいです。ですがまぁ、感謝の言葉を聞くと、贈って良かったと思います。

「あ。そういえばちょっといい?」

「?なんですか?」

「去年、統一テストを受けたでしょう?」

「統一テスト?・・・ああ、受けましたね。」

 すっかり忘れていました。

「その結果が今家にあるんだけど、いる?」

 統一テスト?そんなの受けた記憶が・・・ありましたね。ですが、今更結果を見せられたところで、だから何?と言いたいです。

「・・・別に要らないです。潮田さんの方で廃棄をお願いします。」

 そういえば、どうして私のテストの結果が潮田さんの家に届いていたのでしょうか?潮田さんがそうなるように設定した?でも何故?・・・もしかして、私の住所を知らないから、潮田さん本人の住所を記載したのですかね。私の現住所は極秘にしているわけではないので、聞いてきたら教えるつもりでしたのに。もしかしたら、緊急を要する事態だったのかもしれません。であれば仕方がないでしょう。

「分かったわ。結果は知りたい?」

 結果ですか。別に知っても知らなくてもどっちでもいいんですよね。その旨を伝えますか。

「どちらでも構いません。覚えていたら伝える程度でお願いします。」

「分かったわ。それじゃあ。」

「ええ。本日は貴重な体験をありがとうございます。」

「それはあの半額券をくれたあの人に言うべきじゃないかしら?」

「そうですね。後でお礼を伝えておきます。」

 私が言い終えると、潮田さんは歩き出す。私はその姿を見送るようにして、

「ところでなんだけど、他に何かやりたいことってある?私、付き合うわよ?」

「いえ、今のところないので大丈夫です。お気遣いありがとうございます。」

「…そう。」

 このやりとりの後、潮田さんは本当に去って行った。去り際、哀しそうにしていたのは気のせいでしょうか?きっと気のせいでしょう。

(さて。)

 私も帰るとしますか。アイスは待ち時間の内に食させていただいたことですし、この後は帰宅し、副業でもやりますか。先月は控えめでしたので、今月は先月の分を取り返すために頑張りますか。


「ただいま。」

 一方、潮田詩織は昼前に帰宅する。そして、すぐに自室に行き、

「えっと~・・・。あった。」

 あるものを捜すため、自室の色んな場所を捜索する。そして、見つける。お目当てのものは、とある封筒だった。潮田詩織はその封筒を開け、ある紙を取り出す。その紙には、去年行った統一テストの結果が記されていた。だがその結果は、潮田詩織本人のものではない。早乙女優の成績が記載されていたのである。本来、テストの結果が本人に直接届かないのはまずいことなのかもしれないが、これは峰田不二子の不手際であった。だが、この事態を峰田不二子は知らない。何せ、潮田詩織はこの事態を峰田不二子に報告していないからである。

「・・・え?嘘?」

 そして、潮田詩織は早乙女優のテスト結果を閲覧する。その成績に潮田詩織は驚き、何度も見直し、

「すご。」

 短い感想を感心しながら呟くように言う。

 その紙には、早乙女優の統一テストの順位が記載されていて、総合順位の欄にはこの数字が1つだけ記載されていた。

 “1。”と。

次回予告

『目つきが鋭すぎる会社員と新人女性社員の転居準備生活』

 橘寛人と桐谷杏奈が引っ越しの準備を進め、色々書類を提出している中、人事部に所属している川田から呼び出しをくらう。その呼び出しに応じると、ある者が待っていた。


 こんな感じの次回予告となりましたが、どうでしょうか?

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