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社員達の早退生活

 今日を乗り越えるため、と言いますが、もう私には気力があまり残っていませんでした。燃え尽きた感が私を襲い、仕事のやる気がかなり削がれている状況です。

 何故私がこのような状況かというと、理由は2つあります。

 まず1つ目は、桐谷先輩と政略結婚を試みようとしたあの石井亮太社長を失墜させる準備がほとんど終わったからです。後は現在進行形でたまっている証拠の確認くらいですね。

 2つ目が疲れです。これらの事をやりながら、通常勤務を怠らないよう、いつも以上に入念に、用心し、進めた。結果、いつも以上に精神、肉体に疲れが残ってしまっているのです。

(困りましたね。)

 本当は恩を返したくて働くことを志願しているのに、これでは意味がありません。仕事に精を出そうにも、どうにも力が発揮できません。

(いえ、そんな訳にはいきませんね。)

 体調がよくないからと言って、仕事ができない理由にはなりません。例え、いつもの私より出来ることが狭まっているのだとしても、出来ることに力を注ぐとしましょう。

(とはいえ、今の私に出来る事って何でしょうか?)

 通常勤務は昨日のうちに今日の分もほとんど終わらせましたし、見直しくらい、ですかね。

 後は桐谷先輩の件なのですが、あれは今、工藤先輩が上層部の方にまとめたことを発表している最中ですので、結果待ちですね。

(工藤先輩、大丈夫でしょうか?)

 先輩方と話し合いをした結果、私達5人のなかで最も発表に向いているのは工藤先輩だと結論に行きついたのです。どのような話し合いで工藤先輩にお願いしたのかというと・・・ま、消去法なんですよね。


正直、工藤先輩に任せたくありませんでした。別に、工藤先輩が嫌いだから、という理由ではありません。このようなことを私以外の人に任せたくなかったからです。ですから、私がやると志願したのですが、

「「却下。」」

 工藤先輩と菊池先輩に即却下されてしまいました。一体何故?

「優君が言っても、相手にはきっと子供の戯言にしか捉えてくれないと思うわ。」

「こればかりは俺も賛成だ。優じゃなく、もっと大人して威厳あるやつがやるべきだ。」

 ・・・私の身体的特徴が理由であれば仕方がありません。後4人ですが本人、つまり桐谷先輩に全てを説明してもらう事も考えたのですが、客観的に見てしまうと、感情的になってしまう恐れがあります。自身のされたことを説明していくうちに感情が昂ってしまい・・・なんてことも否定できません。なので、桐谷先輩も不適切だと考えます。後菊地先輩なのですが・・・、

「ん?どうかしたの、優君?」

 何か悪寒がするので辞めておきましょう。私の想像以上に、菊地先輩は何かすることでしょう。それはもう非人道的に。それが誰の視線も届かない場で且つ、法に触れていなければいいのですが、多くの人の視線に晒されるので却下ですね。別に路地裏とか二人っきりの密室空間内等であれば何をしてもいいというわけではないですけどね。私も菊池先輩の思考に似ているためか、菊地先輩の所業の違和感に気づき辛くなっているのかもしれません。残りは橘先輩と工藤先輩ですが、

「俺、多くの人前で話すのは苦手だし、この人相だから辞めておくよ。」

 と言っていました。確かに仕事でも、あまり人と話をしたがらない方だとは思っていますが、人相は関係ないと思うのですが、違うのでしょうか?私がそのことを先輩方に言ってみると、

「こんな顔を見てそんなことを思ってくれたのは、優が初めてだよ・・・。」

 と、橘先輩は哀しそうに言っていました。

「「「・・・。」」」

 残りの先輩方も、橘先輩の人相に関して、何も言いませんでした。そんなに橘先輩の人相に問題があるのでしょうか?私にはそうは見えないんですけどね。

 今までの考えをまとめると、

「え?俺?う~ん・・・。ま、可愛い後輩のためだ。人肌脱ぐか。」

 工藤先輩にお願いすることになったのです。

 消去法で決めてしまい、少し罪悪感を覚えていたのですが、工藤先輩のやる気を見て、そんな心配をする必要が無いと分かり、私は一安心しました。


 このような理由で今回、工藤先輩が上層部の方々に説明してもらっている最中なのです。

「げ。」

 ん?急に菊池先輩から変な声が聞こえましたが、一体どうしたのでしょう?

「まったく。人の顔を見て“げ。”なんて失礼な事。」

 ああ、川田先輩ですか。川田先輩も今回の件、一枚噛んでいるんですよね。だから結果を聞くためにこの場に来た、ということなのでしょう。

「それで結果はどうなっている、の?」

 ん?何故私の顔を見るなり、川田先輩は顔を青くしているのでしょう?

「私の顔に何かついているのですか?」

 もちろん、毎朝欠かさず顔を洗い、鏡を見て顔に汚れがついていないか確認しているのですが、今朝はそんな汚れ、確認できていませんた。であれば川田先輩は一体私の何を見たのでしょう?

(そういえば。)

 私が入社した時、橘先輩、桐谷先輩も顔を青くしていましたね。今日初めて工藤先輩と菊池先輩の顔を合わせた時、二人も顔を青くしていたような気がします。どうして今日はみんな、私の顔を青くしているのでしょうね。私には分かりませんが。

「い、いや、何もついてないわ。というか、顔色がひどいわよ。大丈夫?」

「?大丈夫ですよ?」

 いえ、本当は大丈夫ではないと思います。結構疲れが残っていますし、体に力が入りづらいですし。ま、こんな体調不良は錯覚でしょう。

「う~ん・・・。」

 なんか、川田先輩は納得していないように見えます。私も気にせずに仕事しますか。といっても、今の私に出来る仕事はかなり限られているのですが。

 そして、数分間話をしあった後、

「まだ工藤君は来ないみたいだし、また来るわね。それじゃあ、」

 と、川田先輩が言い終える前に、見慣れた影が出現しました。

「オッス。」

「あ、お疲れ様です、工藤先輩。」

 どうやら工藤先輩が戻って来たみたいです。顔色を見る限り、最悪な事態にはなってないようです。もしこれで反対され、桐谷先輩を政略結婚させるのであれば、私が個人的に訴えるところでした。

「お、おぉ。相変わらず今日の優の顔色はひどいものだな。」

「?そうですか?」

 本当、何故みなさんは何度も私の顔色のことを話してくるのでしょうか?そこまで顔色が優れている自覚はないのですけどね。

「ま、それは後で話すとして、結果を伝える。」

「「「「「・・・。」」」」」

 工藤先輩の言葉に、私はもちろん、他の先輩方もかたずを飲む。

「思う存分やってくれ。こんな結婚、私の地位全てをかけてくい止める、だそうだ。」

「しゃ、社長・・・。」

「良かったな、桐谷。」

「は、はいぃ。」

 橘先輩が桐谷先輩を慰めている姿、とても素晴らしいです。なんだか、人の奥底に眠る感情を呼び起こし、慈愛の心で満たされていくような、そんな暖かな心が。

(桐谷先輩、良かったですね。)

 橘先輩が隣にいてくれている事ですし、私は私でやるべきことをやりましょう。それに、あの二人の様子に工藤先輩の言葉、やる気が出ないわけがありません。私は体に力を入れ直し、

「さ、仕事を再開しますよ、先輩方。」

 私は席に着いて仕事を再開した。今もたまり続けている証拠に見向きもせずに。


 早乙女優が仕事をし始める一方で、

(((((し、心配だ・・・。)))))

 優の周りにいる大人達は優の事を心配していた。優の顔はやる気に満ち溢れているものの、顔色が優れていない。まるで、青色の絵の具を塗りたくり、申し訳なさそうに赤の絵の具を塗り足したような、それぐらい真っ青であった。それでも優は気にせず仕事を続けていく。そんな優の様子を常に監視していたためか、周囲の大人達の仕事は遅々として進まなかった。


 あれからお昼まで順調に仕事をこなしていき、無事にお昼休みとなった。

(さて、そろそろ行きますか。)

 本来、この時間私はお昼を先輩方と共に食しています。ですが、今日は別件があるため、まとまった時間を利用し、学校に行くつもりです。本音を言うとこのまま職場に残りたかったのですが、お願いされたのであれば仕方がありません。私が荷物をまとめ、

「それでは菊池先輩、今日のお昼休みは別件があるので失礼しますね。」

 そう言うと、菊地先輩は急に私の手を握り、

「優君!これから用事があるのは仕方がないけど、今日はもう帰って!!」

 と、やけに深刻そうな顔で、真剣な声で言ってきた。

 ・・・。

「菊池先輩。」

「優君、私のお願い、聞いてくれるわよね?」

「質の悪い冗談は程ほどにしてくださいね?」

 まったく。急に早退を促すなんて、菊地先輩はどうかしています。確かに今日は私情により一時的に会社を抜けますが、勤務時間外に行動するのです。そんな理由で・・・いえ。もしかしたら別の理由なのかもしれません。そうだとすれば、私は勘違いであのような言葉を発してしまったことになります。これはうっかりです。ですが、理由もなしに早退、なんて発言をする菊地先輩にも非があると思います。て、これは言い訳ですね。

「冗談なんかじゃないわ。今日の優君、午前中ずっと顔色がひどかったわよ?絶対寝てないわよね?」

「ま、寝ていないですが、これくらい繁忙期なら普通の事ですよ。」

 繁忙期なら、多少寝不足でも仕事に臨まなくてはいけないでしょう。そうでなくとも、別件で寝不足な日だってあるはずです。多少寝不足だからといって早退するなんて、それをよしとする会社なんてないでしょう。

「ですよね、工藤先輩?」

 私は工藤先輩に賛同してもらうため、工藤先輩に話を振る。すると、

「いや、いくら寝不足でも、顔が真っ青な会社員を働かせ続ける会社なんて無いと思うぞ?」

「た、橘先輩。この数日ずっと思っていたのですが、あんな顔色していても会社に来なくてはならないのですか?」

「普通は絶対にないぞ。ただ優がおかしいだけ。何度言っても優は会社に来て仕事をし始めるからな。」

 ・・・なんか私の事、悪く言われていません?気のせい、でしょうか?

「だってみんな、優君の事が心配で心配で・・・。」

「・・・。」

 私自身、体に違和感がありますが、気にしないつもりでいました。ですが、もしかしたら、私の我が儘で周囲の先輩方に迷惑をかけていたのかもしれません。きっと、さきほどの発言も、私を心配しての言葉もあったと思います。私にはよくわかりませんが。

「そもそも、そんなに私の顔色、悪いのですか?」

 そういえば私、普段自身の顔を見ているのですが、まったく違和感を覚えないんですよね。ですが、周りの人は私の顔色を悪いとみている。このことから、私と周囲の人間との間で考えがずれているのではないでしょうか。

「・・・。」

 菊池先輩は黙って手鏡を私に見せてくる。これで私の顔を見ろ、ということでしょう。とりあえず見てみますか。

 ・・・。

 やっぱり、いつも通りの自分だと思います。顔色も正常に思えます。

「やっぱり、みなさんが思うような事は無いと思いますよ?」

 私の一言に、

「「「「・・・。」」」」

 先輩方全員が固まっていました。

「優君、私の顔も鏡に写すからよ~く、よ~~く見比べてみてね?」

「あ、はい。」

 そう言うと、菊地先輩は顔を鏡に写したので、私も自身の顔を鏡に写し、顔色を見比べてみる。

「・・・なんか色、違いません?」

 比べてみてようやく分かりました。なるほど、これは確かに顔色が悪い、というのも頷けます。

「優さん、あそこまでしないと気付かないんですね・・・。」

「優、周りには敏感なのだが、自身に対しては鈍感なんだ。」

「橘の言う通りだな。優のやつ、自分に興味ないのか?」

 ・・・なんか、さっきから私、結構悪く言われてませんか?

 ですが、これでみなさんが私を早退させようとする理由が分かりました。おそらく、この顔色の悪さで私が体調不良だと思っているのでしょう。私、今はそこまで不調ではないのですけどね。ですが、私がそう訴えても無駄でしょう。私も今は無いとはいえ、朝は少し違和感がありましたしね。

(そういえば。)

 今見てみて気づいたのですが、菊地先輩を含め、他の先輩方の顔色もどことなく悪いような気がします。私の気のせいでしょうか?

「優君、ようやく気付いたの?本当、自分の事になると優君は・・・。」

 そう言い、私に抱きついてきました。なんか、菊地先輩に心配かけたみたいで申し訳ないです。これは、私が学校に行ってから社員寮に戻り、素直に休んだ方が良さそうです。

「分かりましたが、私の午後からのお仕事、どうします?」

 確か一つだけ、今日中に仕上げなければならない仕事があったはずです。ほとんど終わっているのですが、完成したわけではありません。誰かに引き継がないとなりません。

「それなら私が・・・!」

「いや、私がやろう。」

 菊池先輩の言葉に割り込んできたのは、課長でした。

「か、課長!?」

 どうして!?

「…私が優君の仕事を代わりたいのだけど?」

 菊池先輩は課長に対し、強気の姿勢で話していました。あまり成人した方に言うべきではありませんが、目上の方に対する礼儀くらいはきちんと持っておいてくださいね。菊池先輩、暴走するときがありますから。

「いんや。今回は早乙女君だけではない。菊池君、工藤君、橘君、桐谷君にも早退してもらおうと考えている。」

「「「「!!!!????」」」」

 あれ?何故私だけでなく先輩方も??

「もう一人、人事部からは川田君も午後から早退してもらおうと考えている。理由は・・・分かるな?」

 課長はどうやら、こんな突拍子もないことを理由も言わずに言ってきました。課長の事ですから、何かしらの理由あっての発言だと思うのですけど、どのような理由なのでしょうか?

「もしかして、私だけでなく、他の先輩方も顔色が悪い、のですか?」

 私はさきほど感じた違和感を課長に話す。すると、課長は静かに頷いた。なるほど。それで早退して体を休めろ、ということですか。

 確かにここのところ、私達はずっと、通常業務に加え、桐谷先輩の件に時間を精いっぱい割いて動いていましたね。私だけでなく、他の先輩方も桐谷先輩のためにうごいていたのでしょう。だからこそ、今週休める時間がほとんどとれず今に至る。こんなところでしょう。あくまで私の推測ですが。もしかすると、自身の顔色に気付かなかったのも、周りの顔色も同様に変化していたからなのかもしれません。

「既に午後から早退できるよう手はずは整えている。だから君達は、」

「ちょっと待ってください。勝手に決めるのは良くないのではないですか?」

 私は課長の考えに口を挟む。本当ならこの場合、黙って従うべきかもしれませんが、あえて口を挟ませていただきます。

「何故かね?」

「本人達の意向も聞かず、そのような行為を勝手に進めるのは良くないのではないですか?」

「それは、自身の体調に気づける時の場合だ。今の君達はさきほどの早乙女君同様、自身の体調の変化に気づいていない。それは君達の顔色から判断できる。何か異論はあるかね?」

「「「「・・・。」」」」

 どうやら先輩方は心当たりがあったらしく、課長の言葉に反論しなかった。もしかして私、余計な事をしてしまったのでしょうか。

「私だってそこまで鬼ではない。君達がこのところ、詳細は知らないが何か大きな事をしようと準備していることは知っている。だから今日くらいはゆっくり休みたまえ。」

「「「「はい・・・。」」」」

 そう言い、先輩方は退社の準備を始める。

「もちろん、残りの仕事は私に任せておきなさい。」

「え!?でも、」

 私達5人分の仕事を1人で全うするなんて無茶です。

「大丈夫だ。こう見えて私は実力で課長まで登りつめた男だぞ?仕事能力の高さにそれなりの誇りを持っているから大丈夫だ。」

「そう、ですか。」

 ま、課長が言うのなら大丈夫なのかもしれません。困った時は誰かに頼むでしょうし、問題ないでしょう。課長の信頼であれば問題ないはずです。

「それじゃあ申し訳ありませんが、本日は後、よろしくお願いいたします。」

 私は頼むように頭を下げる。

「ああ。言われなくても頑張るつもりだ。さ、早乙女君も顔色が悪い。今日は早く帰って静養しておきたまえ。じゃないと、いざという時に力を発揮できないぞ?」

「いざという時・・・。」

 今のいざという時は、桐谷先輩と石井社長の政略結婚を止める時です。課長はその時に私達が万全の態勢で臨めるよう汲んでくれたのでしょう。

 それにしても、何かしらの情報統制はされているみたいですね。課長はさきほど詳細を知らない、と言っていましたし。となると、この事態を知っているのは社長と上層部の方々、人事部の川田先輩とここにいる私達5人、ということになりますね。それほど今回の事態を重く見ている、という意味に捉えてしまいます。

(頑張らないと。)

 そのためにも、課長の言う通り、しっかり休みませんとね。

「では課長。後はよろしくお願いいたします。」

「「「「お疲れ様でした。」」」」

 私達はお昼休憩の間に退社する。

「それでは私は用事があるので、これで私は失礼します。」

「「お疲れ様。」」

 橘先輩と桐谷先輩が言葉をかけてくれる。

「おう。優も早く用事を済ませて帰って来いよ。」

「そうよ優君!帰ったら一緒に添い寝しましょう!」

「添い寝はしませんが、用事が終わり次第、早急に帰宅しますね。」

「え!?そ、そんな!!??」

 菊池先輩の声を聴かず、私は会社を後にし、学校へと向かう。

 さて、桜井さんの渡したい物とは一体何でしょう?

次回予告

『女子小学生から小さな会社員への洋菓子贈呈生活』

 金曜日。早乙女優は会社を早退後、ジャージに着替えて学校に向かう。すると、登校していた桜井綾と出会う。


 こんな感じの次回予告となりましたが、どうでしょうか?

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