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【課題】
一条先輩と本屋であってから一週間。
中学生入学の準備をしていた時。ふと思ってしまった。
――俺、課題やってなくね。
そう、俺はと言うと生き返ってから課題をやってないことに気づいた。
し、しまった。今から間に合うか？時間的にあと8時間しかない。
いや過去の俺を甘く見すぎだ。もうやってあるに違いない。
そう言って引き出しの中から取り出した課題は……
真っ白。あえてもう一度言おう。真っ白
全く手をつけていない。
清々しいほどにも名前すら書いてない。
「やばい。間に合うか！？」
時間的に1教科約30ページ、普通にやれば2時間弱ⅹ5…あっ、オワタ。
いやまて！答えがある！いける！やるんだ今ここで！殺らなきゃ！
「うおぉぉぉおー」
俺は必死にやった。入学初日から怒られないように。俺の青春を失わないために。
