表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

イベント・季節もの

卒業

作者: 藤乃 澄乃

卒業前はこんな気持ちになったものです。

拙作詩集 (うたあつめ)中の作品を一部改稿したものです。

いつもなら待ち遠しい季節も

待ち遠しい薄桃色も

できることなら

1日でもゆっくりと

訪れてほしい


去年の春

暖かな日差しを浴びて

離れるのは

もっとずっと先のことと

考えることを避けてきた


今が楽しい分だけ

余計切ない


見慣れた校舎も

いつもの仲間も


この場所で会えるのは

もうほんのわずか


それぞれの道を

応援しよう


苦しかったことも

楽しかったことも


全ては

思い出に変わる


冬は早く過ぎ去って

暖かい春が

1日も早く訪れてほしい


でもまだ

思い出には変えたくない


それでも時計は進む

やがて卒業という名の

薄桃色の季節に



お読み下さりありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 春が出会いと別れの季節なら、冬は気持ちの準備期間かもしれませんね。 寂しさの向こうに、ほのかに希望を感じられる素敵な詩でした。 今日は感想欄で、梅ちゃんとよく会います^ ^
2018/01/22 22:29 退会済み
管理
[一言] ううー、卒業嫌です……。 いや、私はまだ先なのですが、今の高三はとっても優しくて便りになる大好きな学年なのです……。 寂しい気持ちが伝わる、素敵な詩でした。 明日高三に卒業やめてくださいー…
2018/01/22 18:03 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ