Cinderella6
え?!何?!何で光ってんの?!
私は、シンデレラの体が光っている理由が分からなかった。
パッ。
シンデレラの姿が変わった。
それと同時に光がやんだ。
よく見ると、シンデレラは水色のドレスを着、ガラスの靴を履いている。
月の光でドレスがキラキラ光っている。
「きれ〜い♪」
「なんで・・・こんな・・・っ」
シンデレラはとても驚いている。
「まぁいーじゃん♪舞踏会!行っておいでよ」
「でも・・・歩いて行ったら間に合わない・・・」
そっかぁ・・・。
ならば!
「ビビデバビデブー!」
私はまた木の棒を振り、近くにいた動物に向けて呪文を唱える。
すると、動物が馬車に変わった。
「まぁ♪」
「さ!行っておいでよ」
「ありがとう光里さん♪」
シンデレラが馬車に乗り込む。
「シンデレラ!鐘が鳴る前に戻ってきてよ!」
「わかった」
馬車は城に向って走って行ってしまった。
・・・これからどうしよう・・・。
つか、どうやったら戻れるの?!
グ〜。
腹の虫が鳴く。
・・・お腹すいたぁ。
今日何も食べてない〜。
もうやることないし、舞踏会でも見に行くか。
でも・・・。
”歩いて行ったら間に合わない・・・”
って言ってたよね・・・。
ならば!!
「ビビデバビデブー!」
私はまたまた木の棒を振り、近くにいた動物に向って呪文を唱えた。
すると、動物は乗馬に変わった。
おっしゃ〜!!
「いざ!舞踏会へ!!!」
私は城へ向かった。