表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

Cinderella3

私とシンデレラは山の中へと入ってゆく。



こんなところに家なんかあるのかな・・・?




「ココよ」




シンデレラの前に建っているのは、りっぱな城のような家だ。




「すごーい」



私は感動した。



シンデレラに会え、家まで見れるなんて夢にも思わなかったからだ。



これは・・・夢・・・じゃ、ないよね?




「そう?普通の家よ」



シンデレラは軽く笑う。



やっぱキレイ。




「シンデレラ?どこ?」



・・・ん?この声は・・・。



「あ。お姉様だわ」



・・・ゲッ!!



お姉さんと言ったらあの意地悪な人じゃない!



私あのキャラ嫌いなのよね〜。




バンッ!



家の扉が思いっきり開いた。



開けたのは・・・お姉さんだ。




「お姉・・・様」


「ココにいたの?早く洗濯を・・・。誰?」



お姉さんは私に気づいたようだ。



「わ・・・私!光里ひかりです」


「そう。シンデレラ!早くしてちょーだいよ」


「はい・・・」



お姉さんはドアを閉めた。



・・・何なの?!


あの言い方!!


もっと優しくしてもいーじゃない!


だから嫌いなのよ!!!!




光里ひかりさん・・・」


「ん?」


「ごめんなさいね。いつもこうなのよ・・・」



シンデレラは俯いている。


その顔はきっと寂しい顔をしてるんだろう。



「ううん。いいの!シンデレラは悪くないよ」


「・・・ありがとう」



シンデレラはニコッと笑う。



よかった。



シンデレラに笑顔が戻って。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ