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超短編

声が、音が

作者: ミーケん

【Twitter企画12作目】

 ある少年が道で泣いていた。

 誰もが無視するなか、私はその少年に話しかけた。

「君、名前は?どうしたの?」

 少年はそれまで下に向けていた顔をこちらに向けた。

 少年の顔はまったく不思議な表情をしていた。

 なんでこの人は僕に話しかけてきたのか。そんな感じだ。

 私は繰り返し少年に尋ねた。

「名前は?」

 すると少年は口を動かした。しかし、声は聞こえなかった。

「?」

 私は不思議に思った。なぜそんなおふざけをするのか。なぜ声を出さないのか。

「   」

 少年は口を動かした。しかし、やはり声は聞こえなかった。

 うーん?どういうこと?なんで声を出さないのかな?

 そこでわかったことがある。その少年はずっと私にメッセージを送っていた。少年の右手のスマホ。そこに文字が書かれていた。

『どうしたんですか?』

 は?それは私のセリフだ。なんでこの少年がそれを私に伝える必要がある?どういうことだ?

「どういうこと?」

 私は少年に問いかける。しかし、少年は私のそれを見て更に言葉を文字にした。

『しゃべってください』

 ?????????

 なにを言ってるんだこの少年は。

 あれ?なんだか淋しい気がする。どういうこと?

 私はあわてて周りを見渡す。私の周りにはちゃんと人がいた。みんななにかを話したり、スマホをしたりしていた。

 でも、

 でも、なんで?どういうこと?

 そのみんなの行動に音が伴ってない。音だけがおいてけぼりにされている。音だけが───。

 少年が私をつつき、私にスマホの画面を見せる。


『耳聞こえないの?』


 私は声で答える。

「     」


 ───あれ?私の声は?

はい。ミーケんです!

今日は遅れてすみません!

今回からはここでちょっとした解説?をしていこうと思います。なのでそういうのどうでもいい人は読まなくても大丈夫です!

さて、今回の短編小説ですが、この小説の主人公は耳の聞こえなくなってしまった少女なのです。

まぁ、それはわかるとおもいますが、、、。僕の手違いでわからなかった場合も考えていきましょう。

しかし、わかってほしいのは『少女はこの物語の中で唐突に聞こえなったこと』だということです。

それは少女が最初、周りに違和感なんて感じずに、少年に話しかけたためです。ついさっきまで聞こえてたのに町の雑踏のなかでいきなり音がなくなれば少女はすぐに混乱しているはずです。

しかし、少女は最初、いたって冷静に少年に話しかけました。

そしておそらく聞こえなくなったのはそれと同時でした。(聞こえなくなると声を発せられないらしいので声を出せないような描写にしました。)少年は唐突に近づいてきたお姉さんが口パクでなにかを言うのです。そりゃ、あんな顔で見ますよね。笑

まぁ、そんな訳で終わりでいいですか?正直僕の短編は全部書いてる途中で展開が思いつくのでそんなに深く考えてないんですよね。笑

では、そんな訳でまた、明日!読んでくれるとうれしいです!!

最後まで読んでくれてありがとうごさいました!

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