第8話:「マルクス、それガチャじゃねぇから」──異世界・記憶バザール
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(登場人物)
◆ドーナル・トランプ:異世界転生した元アポリア大統領。ノリと直感で世界をぶった斬る男。
◆イセカイ・マスク:異世界工学に夢中な元地球の天才発明家。理論バカ。
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トランプ「マスク!“思い出3つで1MP”って屋台あるぞ!?」
マスク「またか…この世界、魂をポイントにしすぎ」
トランプ「交換したるわ、俺の黒歴史!」
マスク「やめろ、それ何出す気だよ?」
トランプ「まずは“高校時代のラップバトル敗北動画”!」
マスク「うっわ、あれはキツい…」
トランプ「続いて“推しVtuberにスパチャ10万円してブロックされた記憶”!」
マスク「なにそれ、純度高すぎる感情痛貨幣!!」
トランプ「トドメに、“中二病日記『闇の大統領クロノ・ドーン』”全12巻だ!!!」
スライム屋台「……MP2、せいぜい。」
神の声「価値とは、社会的関係性の中でのみ成立する…」
トランプ「出た!マルクス自動音声!」
マスク「スキップできない系チュートリアルだな」
トランプ「資本論、字幕つけて!」
屋台スライム「“価値形態”つき記憶、今ならおまけで“虚無感”つきまーす♪」
マスク「えぐっ、それただの社畜コース」
トランプ「もういい!俺の人生、使用価値ゼロだったのか!?」
マスク「うん。でも交換価値は…笑えたからセーフ」
※この物語に登場する人物・団体・概念はすべてフィクションです。
実在の人物・団体・国家・超富豪・超天才とは一切関係がありません。
むしろ、異世界の住人です。
※本作およびその世界観、登場用語(例:メモリウム™、魂経済、共感通貨など)は、シニフィアンアポリア委員会により創出・管理されたオリジナル作品です。無断転用や類似作品の公開はご遠慮ください。