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狼男とロマーシカ  作者: 鈴河鳴
プロローグ
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プロローグ

 薄暗い石の廊下(ろうか)に、硬質な靴音(くつおと)が反響し溶けていく。子供用でありながら質の良いエナメルパンプスの足音だ。照明はなく、手の平で輝く炎のような緋色(ひいろ)の光が、代わりに足元をぼんやりと照らしていた。頼りない光ではあるが、壁伝いに歩くだけならこれで十分だ。

 真夜中の地下を歩くのは、若草色のミニドレスを(まと)う人形のような少女。心なしか足取りは速く、シトリンを思わせるオレンジの瞳には(かす)かな焦りを宿していた。左右の壁には十を超える扉が設けられていたが、そのどれをも気にせず彼女は進む。

 急がなければ、人が来てしまう。見張りは魔法で一時的に動けないようにしたけれど、それも長くは持たないはずだ。

 やがて足音が止まる。彼女がぴたりと足を止めたのだ。

 目の前には、扉。今まで見てきた扉のどれよりも重厚な、堅固(けんご)という言葉が相応(ふさわ)しい、けれど長い年月を思わせる、両開きの木製の扉だった。

「……ここか」

 少女――ロマーシカは、光を灯した手を掲げながら扉の天辺までを見上げて、それから中央に視線を戻すと、呟く。舌足らずさの残る、幼く甘やかな声だ。

 扉の中央には大きく複雑(ふくざつ)魔法陣(まほうじん)が描かれ青白い光を放っていて、そこから枝が伸びるように、扉全体に光の筋が()っている。手を近付けるだけで肌がひりひりと痛むのは、それだけ強力な魔力が込められているという証拠だ。

 しかも扉は『木』でできている。木は本来、魔法と相性が良く、その力を補佐し増幅(ぞうふく)させる。つまりそれだけ厳重(げんじゅう)に、中にある何かを守っている――いや『それ』を決して外に出さないよう隔離(かくり)している。

 それを見て彼女は理解する。聞いた話は本当だった。立ち入り禁止と言われたり、見張りが付けられていたりする時点で分かってはいたけれど、これで確信した。

 手に灯した光をふっと消し、肩にかかった(あわ)いブロンドの髪を背中へ払いのけ、彼女は静かに顎を引き寄せる。下ろした片腕を持ち上げると、たっぷりとした袖から白く細い指先が覗く。

 目を伏せた。大きく息を吸い込み、そうして歌うように紡ぎだすのは不可思議な言葉。目の前の魔法を解くには、この呪文を唱えねばいけない。でないと、干渉(かんしょう)どころか魔力を吸い込まれ、魔法が強化されてしまうのだ。目の前の魔法を打ち消すこの詠唱(えいしょう)は、いわば鍵だ。

 (しばら)く続けていれば、その人差し指には彼女の瞳よりも明るいオレンジの光が灯る。集めた魔力の微かな熱に伏せた瞼を持ち上げ、彼女は扉に描かれた魔法陣へと指を近付けた。

 魔法陣の中央に、光を灯した指先を触れさせる。最初は中心に描かれた星が赤黒く染まっていく。チリチリと焦げ付くような音を立てて赤黒は円の端に向けて広がり、そうして完全に染まった魔法陣は扉から剥がれ落ちていった。伸びた光の筋も、魔法陣が消えれば同様に崩れて、消え去っていく。

 扉から青白い光が消えてなくなると同時に、彼女の歌が終わる。あれほど集まっていた魔力はもう感じない。ただ重いだけに過ぎない木の扉にもう片手もひたりと触れさせ、強く押す。

 低く(きし)む音を立て、扉はゆっくりと開かれた。中から(あふ)れ出る(ほこり)が肺へと滑り込み、苦しさに思わず(せき)()らした。

 (のぞ)く中には、暗闇が広がっていた。再び手に光を灯して照らしてみようとするけれど、奥までは(うかが)えない。不気味さに不安が鎌首(かまくび)をもたげるけれど、進まねばならない。

 意を決し、少女は足を踏み入れる。

 その先にあるのは、照らす壁も踏む床も、やはり全てが古い木材でできた部屋だった。目的は、部屋の奥に居る『それ』の封印を強化するためだろう。

 口と鼻をたっぷりとした袖で覆いながら床を軋ませ、真っ直ぐに進む。暫くそうしていると、やがて彼女は立ち止まる。魔法の薄明りによって照らし出されるのは壁。そして。

「……あなたが、ルカー・ニキートヴィチ?」

 グレーの頭髪が生えた頭だ。下に繋がる体は、長い期間、食事もなく閉じ込められて過ごしたとは思えぬほどに鍛え上げられている。体格から見て男だ。

 そして、投げ出された四肢は全て(かせ)と鎖によって床に繋がれている。頭は項垂(うなだ)れ、長い前髪が垂れていた。

 少女が声をかけても、男はぴくりとも反応しない。 声をあげることも、指先を動かすことすらしなかった。

「眠っているの?」

 聞いた通りならこんな時間に眠っているとは思えないし、仮に眠っていたとしても先ほどの足音で簡単に目が覚めるはずだ。それでも彼女は、あえて問いかけてみる。

 けれど、やはり答えは返らない。それを見下ろすロマーシカの頭に、一つの考えが過る。

 まさか、死んでいるのでは。

 流石に食事もなく放置されれば、いくら幻想生物(ファンタズマ)であろうと死ぬのではないか。

 一度そう考えてしまえば、いくら心の内で否定しようとも不安感が(つの)り始める。しかし、それでは困ってしまう。だから、ざわざわと首筋を這い上がるその感情を抑えつけるため、そしてここに来た目的を果たすために、彼女はそっと屈み込む。

 積もった埃で白く染まった床へ膝をつけて、ロマーシカはその顔を覗き込――。

「眠るわけねぇだろ、今は夜中だぞ」

 覗き込む前に、逆に覗き込まれる。大仰に顎が突き出される。長い前髪の隙間から窺える目と口元は笑みに歪んでいた。孤を描く唇の間から覗く歯は白く鋭い。

 どうやら生きていたらしい。持ち上げられた顔を見て、少女は驚くでもなく、(むし)ろ安堵する。先まで首筋を撫でていた感情は一瞬で消えてしまった。

 彼の生を確認すると少女は立ち上がり、唇を動かす。

「……起きているなら返事をして」

「なんだよ、つまんねぇな。もっと驚くかと思ったんだが」

 ロマーシカが目を見開くこともなく冷静に告げるのが気に食わなかったのか、途端(とたん)に舌を打って男は斜め下に視線を落とす。そんな()ねた子供のような仕草に、しかし彼女は興味がないとばかりに続ける。

「そんなことに驚いている時間もないの。それで……あなたがルカー・ニキートヴィチ?」

 他に閉じ込められている誰かがこの屋敷にいるなんて聞いたこともなかったから答えは明白なのだけれど、それでも万が一、間違えていないとも言い切れない。

 尋ねるロマーシカに、男はふんと鼻を鳴らして、今度は笑ってみせる。

「何だよ、そんなことも知らずに来たわけじゃねえだろ?」

「……そう」

 つまりは合っているということか。

 男、ルカーの返事に少女は短く相槌(あいづち)を打ちながら、そう判断した。それなら良い、と安堵する。ここに住む彼らが封印していたのが別の何かじゃなくて『ルカー』本人であるなら、彼女は自身の願いを叶えることができるのだから。

「つーか、ガキがこんな所に居て良いのか。俺が誰か知らねぇわけじゃねえみたいだが」

「そんな事はどうだっていいの。それよりも無駄口を叩かないで。わたしには時間がないと言っている」

 笑みを崩さぬまま言うルカーに、冷たく少女は言い放つ。

 そうだ。『ちちさま』に入るなと厳しく言い付けられたうえで入ってしまったことも、目の前の男がどれだけ残虐非道な性格の持ち主であるかすら、彼女にはどうだっていい。ロマーシカには時間がない。そして目の前の人物が、あの事件を起こしただけの力を持つ『ルカー』その人であることが重要だった。

「時間、時間ねぇ。そんなの俺には関係ねぇし、そんなに焦らなくても、てめぇも若ぇんだから時間くらいたっぷりあるだろ」

 再び顎を突き出し、わざとらしく見上げる。ロマーシカの焦りを感じ取って(あお)るようなその言葉や態度(たいど)に、少女は不快を見せることもせずに、極めて単調に返した。

「焦っているのが分かるなら、話が早い。ルカー・ニキートヴィチ、お願いがある」

 ロマーシカの冷たいシトリンの瞳が、男の顔についた暗い闇色の目を見つめる。淡々(たんたん)と告げられる言葉に、ルカーが間抜けた声を漏らした。それもそうだろう、唐突(とうとつ)に訪ねてきた子供が、自身がどんな存在か分かっていて(なお)も『お願い』をするなんて、わけが分からないはずだ。

「はぁ? なんで俺がてめぇみたいなガキのお願いを聞かなきゃいけねぇんだよ」

 ルカーが手を動かそうとして、すぐに襲う抵抗感(ていこうかん)と微かな痛みに手を見遣る。そうして、床に繋がれているせいで体がまともに動かせないことを思い出すと、諦めたように再び床に手を投げ出した。息を吐いて、ロマーシカをまた見上げる。

「この通り、俺は拘束(こうそく)されてんだぞ。それも魔法付きでな。なのに何をお願いするんだよ?」

 彼の言う通り、四肢と首にはめられた黒い鉄枷の周りには魔法陣が浮かび、微かな光を放っている。枷を素材以上に強化し、仮に壊れてもすぐに修復することで対象を逃がさぬようにするものだ。しかも、無理に引っ張ると痛みが走る、意地の悪いおまけ付き。

「……その程度の魔法も解けないなんて」

 淡々と無感情に呟かれる小さな声を拾って、ルカーは眉根を寄せる。確かに彼は魔法に造詣(ぞうけい)が深い方ではないが、その程度、と言われたのが少しだけ彼の感情を逆撫でた。

「うるっせぇな、魔法は苦手なんだよ」

「……ふーん、そう」

 ムッとした表情で言うルカーに、ロマーシカは思うところこそあったけれど、短く相槌を打つのみだ。が、それが逆に気に食わなかったのか、彼はますます苛立ちを露わにする。

 そもそも、彼女は『その程度』と言ってのけたが、確かこの拘束具の魔法は、強化系の魔法を専門とする者によるものだったはずだ。かつてこの屋敷の主が自慢げに言っていたことを思い出すと、この幼い子供が『その程度』と言ったことに腹が立つ。いや、単純に彼は自分が馬鹿にされた事に苛ついていた。

 けれど、そんなルカーの思考など(つゆ)()らず、彼が声を出すより早く、少女は再び口を開いた。

「それよりも。ねえ、ルカー・ニキートヴィチ。取引をしましょう。早くしないと奴らが来る」

「……取引だ?」

 先ほども言ったように、少女には時間がなかった。幸いにも、まだ連中は来ていないけれど、いつ来るか分かったものではない。だから先にも話した『お願い』をするため、言葉を紡ぐ。

 改まって話し出す少女に、ルカーはいい加減に拒否をするのも面倒になってきたのか、それとも『取引』ということは自分にも悪い話ではないと思ったのか、一応は聞く姿勢を見せた。

「……わたしが求めるのはたった一つ。わたしを、ここの連中から逃がしてほしい」

 正確には、逃げる手伝いをしてもらう。

 そうしてくれると約束するのであれば、その(わずら)わしい拘束を解いてあげる。

 良い条件ではないか……そうロマーシカが同意を求めるように問いかけると、彼は小さく俯く。確かに悪いものではないだろう、とは彼も考えた。

「ふーむ……いやでも、無理だろ。てめぇみたいなただのガキに、これが解けるわけ――」

 ないだろう。

 そう続けようとした声は、少女が突然しゃがみ込んだのに目を奪われて(さえぎ)られた。続いて何かが焦げ付くような音が鳴り、次には涼やかな音色。それらが聞こえたかと思えば、ルカーの右手首に感じていた重みと鈍い痛みがなくなる。軽く転がった手枷が、鈍い低音を(かな)でるのがやけに大きく聞こえた。

 数秒の間。やがてルカーは、自由になった手をゆっくりと自身の顔の前に(かか)げ、見回す。その表情はひどく滑稽(こっけい)なものだ。暫く言葉を発せずにいたルカーを見かねて、ロマーシカは立ち上がり問いかける。

「解けるわけ、何?」

「……おい、おいおいおい。てめぇ、自分が何したのか分かってんのか?」

 声をかけられて正気付いたように、肩を僅かに()らしてルカーはロマーシカを見上げる。揺れる瞳は戸惑いに満ちていて、唇から零れる声は少しだけ震えていた。何故そこまで驚くのか、ロマーシカには分からず不思議そうに首を傾ける。

 解けないと見くびっていたのに驚いてしまった――というだけにしては、少しばかり反応が大き過ぎる気がした。

「こうでもしないと、きっと頷いてくれないと思った」

「……解いた瞬間に、俺がてめぇを殺す可能性だってあったんだぞ」

 解放された手で自身とロマーシカを順番に指差して語るルカーに、少女は興味深そうに小さな声を漏らす。

 どうやらこの男は、想像していたよりも常識を持ち合わせているらしい。

 聞いていた話と同じ性格なら、彼が言った通り、腕が解放された瞬間に少女一人など首を掴み上げるなり、その鋭い爪で掻っ切るなりして殺していてもおかしくなかった。しかし実際は、こうやってロマーシカの身を案じているではないか。

 ルカーの感情など他所に、冷静にそう思考すると、ロマーシカはやがて下ろされそうになる彼の手を掴み、強く引き寄せた。途端、首にはめられた拘束具で喉が締まり、小さく呻く。それを気にした様子もなく、少女が掴んだ手を運ぶ先は、自身の胸だ。

 紡ぐのは疑問。そして彼にとっては従わざるを得なくなる、脅迫(きょうはく)めいた言葉だった。

「何を心配しているの。わたしは確かにここを出たい。だけど、あなたは『あの』ルカー・ニキートヴィチでしょう。殺したいなら殺せばいい。もっとも、わたしを殺せばあなたがここから出る機会は消えるけど」

 闇色を映す冷たいオレンジに、ルカーは目を逸らし黙り込む。暫くはそうしていたが、やがて答えを急かすように少女が口を開こうとしたところで、わざとらしく溜息を吐き出し、舌を打った。

「分かったよ、手伝えばいいんだろ……てめぇを殺しても、この退屈は紛れそうにねぇ」

 ルカーだって、ここにずっと拘束されるのには飽き飽きしていた。折角ここから出られそうだというのに、一時の快楽に身を任せてチャンスを逃すほど、ルカーだって馬鹿ではない。

 何より、会ってからここに至るまで、彼女は一切の感情を見せてくれない。先までは驚いて殺さなかっただけだが、死すら恐怖しない様子の彼女を片腕でいたぶったところで、得られる快楽などたかが知れている。

 それならば、彼女に協力して外に出る方が幾らかマシだろう。そうルカーは判断した。

「そう。最初からそう答えてくれれば良かったの」

 彼の答えを聞くと、感情を込めることなくロマーシカは首肯する。それを見て、ルカーは軽く手を揺らして鎖を鳴らし、拘束具の存在を主張した。

「ほら、時間がねぇんだろ。早く取れよ」

「分かっている。少し待って」

 そう言ってロマーシカは再び屈み込むと、浮かんだ魔法陣を次々と消していく。拘束具にかけられた魔法が解け、ガラスが割れるような音と共に外れた鉄の拘束具は、鈍い音を立て床に落ちる。最後に、壁に取り付けられた首枷が外れると、彼はそれを床に放り捨てて深く息を吐いた。

「これで終わり」

「案外、あっけねぇもんだな」

 少女が立ち上がると、ルカーはそれを追いかけるように見上げる。微かな息苦しさと痛みはずっとそうされていたせいでまだ残っている気がするが、拘束されているときよりはマシだろう。首を捻って音を鳴らし、尋ねる。

「で、具体的にどうすればいいんだよ」

 そう言うのも、彼女を逃がすとは言ったが、実際にどんな行動をとってほしいのかがルカーには分からないからだ。何をしてほしいのかと問えば、彼女は片手の人差し指を立てて答えた。

「簡単な話。わたしのしたいことを邪魔(じゃま)する人、それらを退けてくれればいい。今のところは、あなたの役目はその一つだけ」

「要するに、殴ればいいってことだな」

 残虐さで有名な彼に説明や説得の類を任せるつもりは元からなかったし、そんなことで逃げられるとも思っていない。しかし直接的な表現を言葉で肯定する気にはなれず、ロマーシカは首を縦に振るだけだ。

 彼が笑う。殴る蹴るならルカーの得意分野だ。ルカーを捕らえたような魔法の使い手達が相手にならなければ邪魔する者を倒すくらい余裕だろう。ふんと鼻を鳴らし、ルカーはゆらりとした動作で立ち上がる。その身は大きく、ロマーシカの頭なんて彼の腰ほどの位置にしかない。

「さて……行く前に、最後の質問だ。てめぇの名を教えろ」

 ふと彼が少女を見下ろして尋ねるのは、彼女の名だ。一方的に名を知られているのは気に食わなかったからだ。彼の考えを何となく察してか、ロマーシカは静かに俯くと、呟くような声量で静かに紡ぐ。

 その表情はひどく複雑なものだったけれど、ルカーには見えていない。

「……ロマーシカ・アイラトヴナ・シュリギーナ」

「そうか。んじゃあ行くぞ、ロマーシカ・アイラトヴナ」

 ルカーは少女の名前を反芻すると、やがて頷く。そうして彼女の横を通って歩き出した。彼の唐突な動きに驚きワンテンポ遅れるも、少女もすぐにその背中を追いかけた。

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