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即興小説

逆転勝利

作者: 人儚 由夢
掲載日:2015/09/09

痛みって何だと思う?」

彼女は突如として、そう聞いてきた。

「痛みって人それぞれあるんだよ、いろんな痛みがね。物理的なのもそうさ、精神的なものも。」

彼女はまるで卓越したかのようにそういうのだった。

「私はね、親に暴力を受けて家庭をバラバラにされたんだ。DVだよ、いわば。私はそこで痛い目にあった。そのとき思ったんだ。家族なんて、いらないって。痛みを感じないといけないような関係なら、ない方がいいって。」

彼女は僕の方を見てそう言うのだった。

「君が告白してきたときは断るつもりだったんだ。」

彼女は寂しそうな目をしてそう言った。

でもね、彼女はそのあとこう続けた。

「君はこう言ってくれた。一緒に苦労しようって。一緒に傷つこうって。だから、私わかったんだ。痛みってたくさんあるけど、いい意味の痛みだってあるってこと。」

彼女は僕を見てこう、続けた。

「よろしくお願いします。私と一緒の痛みを分かち合ってください。」って。

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