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しんぐるへるには劇鉄がなる

ここは、相良やたかし達の住んでいる世界

今日はどうやらここでみんなが集まってパーティをするようです。

おまけストーリー01

SINGLE_HELL


「そういえば今日クリスマスか・・・」


「そういえばそうだね~」


「そんなことより炬燵最高・・・」


上から真 月子 ミーシャ

の順でしゃべっている。炬燵の中で。


「お前ら~餅買ってきたぞ~・・・う~さみ~」


買い出し担当〈じゃんけんで決定)のクルトが鍋の具と餅を買って帰ってきた。

雪を払っていることから雪が降っているのだろう。、


「サンキュ~クルト~」


「今日は雑煮だな・・・」


「真、ご飯作るのか?私もてつd「はいはいはいミーシャは座ってようね~」・・・」


月子と真は知っている。彼女が料理をするとどういうわけだか必ず暗黒物質が生成されるのを。


「そ、そうだ、そういえば作者は?」


「あいつはなんかの集会だとよ~」


「なんの集会だ?友達がいなそうな奴が集会とか、気になるな」


「なんつったっけかな・・・」


「『持たざる者の会』だっけ?」


「違うだろ、『反リア充協会』だろ」


「いや、確か『非リアの会』じゃないか?」


「なんじゃそりゃ」



一方その頃、この小説の作者、犬朗はというと・・・


「諸君、私はリア充が嫌いだ。

 目の前でいちゃつく奴らが嫌いだ

 公衆の面前でキスする奴らが嫌いだ

 彼女できたよ~的な報告をある日突然してくる奴らが嫌いだ

 夜の遊園地で告白する奴らが嫌いだ

 クリスマスが嫌いだ

 バレンタインデーが嫌いだ

 ハロウィンが嫌いだ。

 女がいるからなんなのだ。我らの心を掻き毟ろうというのか?

 それが一つのステータスに成り得ることなのか?

 敢えて言おう。我らは孤独である。

 だが、孤独から得ることができるものとは大きい。

 我らは孤独だ。守るべき物などない。

 我らは孤独だ。失うものもない。

 我らは孤独だ。だがらこそ強く、気高く生きることができるのだ。

 では守るものも、失うものもないものが取るべき行動とは何か?

 答えは一つ。進軍だ!

 そのために諸君らはここに集まったのだ。

 我らが目的はただ一つ!

『殺せ!!殺せ!!殺せ!!』

 あの電飾を施されたモミの木を奴らの血で染め上げ!

『クリーク!!クリーク!!クリーク!!」

 阿鼻叫喚の悲鳴を奴らに、世界にクリスマスプレゼントとしてお届けすることである! 

『プレゼントフォアユーーーー!!!!』

 持たざる者よ武器を取れ!我らが世に春を!!

『我らが世に春を!!』

 そして!世に平穏の有らん事を!!

『ウォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 進撃せよ!!駆逐せよ!!殲滅せよ!!

 我らにはその権利と義務がある!!

 いざ逝かん!!出陣だ!!!!!」


如何にも面妖な決起集会を開いていた。

この決起集会は某会員制動画投稿サイトで全国に生中継されていた。

さぁ、後の世に残る大戦争『嫉妬人達の戦い』の一部始終をここに残そう。


―北海道


「おかーさん、変な人たちがお外で行進してる」


「シッ!見ちゃいけません!!」


舞台は真の自宅に戻る


「さて。あいつが雑煮とか言う料理を作っている間、俺たちはテレビでも見てるか」


「そうだね。キッチンは完全に真のテリトリーだし」


「・・・そうだな」


「ミーシャ嬢もいい加減機嫌直せ」


「・・・(ムスッ)」


「じゃ、なんか面白そうな番組やってないか適当にチャンネル回すかな~」


「ん?おい、緊急ニュース速報だとよ」


「ホントだ。N○Kにしよう」



緊急ニュース速報


『ニュースです。北方領土が謎の勢力によって占領されました。

 これに対し、ロシア政府は「何が起こっているのか分からないがここも危険な状態なので手の出しようが無い」

 とのコメントを発表して・・・続報が入りました。

 これは・・・「ロシアを制圧した。我らは持たざる者である。次はアメリカ、その次はドイツが我らが手中に収まるであろう」

 といった犯行声明が届きました。差出人についてはわかりません。・・・え?はい。

 また続報です。今この世界で何かが起こっています。

 世界各国が謎の集団により次々と制圧を受けており、

 現在すでにアメリカ、ロシア、ドイツ、フランスなど様々な国のトップが謎の旗を背負わされている写真がさまざまな言語で呟き投稿サイトツブヤークに投稿されています。

 一体これは何が起こっているのでしょう。別の取材で現地に居合わせたロシアの前園リポーターと連絡が取れています。

 前園さーん」




『こちらは前園です!!・・・キャッ!!今のは爆発でしょうか!!いったいこの集団は何者なのでしょうか!

 今から接触を試みてみまs


ブツッ


『テレビを見ている良い子の皆、メリークリスマス。そして我らの敵であるリア充の諸君。メイリクルシミマス。

 持たざる者の会の会長、犬だ。これより、この世界は我々が占領する。そして、今日からクリスマスは終了とさせてもらおう。

 諸君らには申し訳ないが、クリスマスは全面中止だ。男女との屋外でのイチャつきも厳しく取り締まらせていただく。

 なぜこんなことをするのか?決まっている。この世界が憎いからだ。妬ましいからだ。嫌いだからだ。

 たかがパン屋の商戦に踊らされ街の風紀を乱している者どもが嫌いだからだ。

 そもそもクリスマスはS○Xする日じゃねえんだよ馬鹿野郎。見せつけられるこっちの身にもなってみろってんだよ。

 大体がだな・・・』




「え・・・作者何やってんだあいつ」


「うわぁ・・・」


ガチャ


「ただ今戻りました~。聞いてくださいよ~さっき外に変な集団が現れまして」


「変態が、変態の群が編隊を組んでやってきた」


「おかえり。アリア、ノイン」


「待って今それに関してニュースやってるから」


「すべては作者の仕業だ。あいつめ・・・朝からいないと思ったら何やってんだ」


「ミーシャ―雑煮の鍋そっちに持ってくからテーブルに鍋敷きしいといてくれ~」


「分かった。他は?」


「じゃ器と箸。人数分頼む」


「うん」




「餅うめぇ」


「ノイン、食べ物口に入れたまましゃべらないの。行儀悪いよ」


「で?あの馬鹿何やらかした?」


「世界征服だとさ」


「とうとうやったか。いつかやらかすとは思ってたが・・・」


「だとすると国連から電話来たりしてね。助けてくれ~って」


「あはは、洒落にならん。冗談抜きであいつ死なないから」


「ふ~ん」


その時、電話が鳴った。相手はどうやら秘匿回線を使用しているようだ。

その証拠に電話番号のところには【らりるれろ】としか書いていなかった。


「愛国者達・・・?奴ら、今更俺に何の用だ・・・」


ピっ


『やあ、7年振りかな?AR-9』


「・・・どちら様ですか?」


『つれないなぁ、せっかく君を造り上げた父親たちがこうして電話しているというのに』


「そんな事を頼んだ記憶はない。どうやってこの番号を知った?俺はあの時宣言した。いつかお前を殺すと」


『はっはっは、これは手厳しいね。ま、今日はこんなことを話すために電話したわけじゃないんだ』


「ならいったい何の用だ?また俺を殺すために何か送り込んだか?」


『依頼だよ、日本の報道機関も言っているだろう?世界が制圧された、と』


「世界を救え、と?」


『そうなるね。あ、この件に関しては【愛国者達】は一切の関与を否定させてもらうから自由に動いてくれて構わない。じゃ、いい返事を期待してるよ』


ピッ


「・・・表向きは非営利団体、その実態は世界を陰で操作しているまさにこの世の中心・・・か」


「今の誰?なんか如何にもヤバげな雰囲気が漂ってたけど・・・」


「つーかなんだよ愛国者達って」


「そうだぜブラザー、俺たちの間に秘密は不要だろ?」


「あ、お邪魔してます」


「オカルト研究部一同お邪魔させていただいております」


「おい相良君?誰だねこの外人美女の集団は?しかもさっきまで男はお前とそこで餅のどに詰まらせてる外人と来た」


「ハーレム反対!!クリスマス反対!!」


「おいおい柿崎、鹿島、三島、それとオカルト研の皆さん、誘ったのは俺だがどうやって入った?玄関にカギかけてたんだけど」


「いやちょ~っとピッキングで」


「やべえ110番しなきゃ」


「そういえばたかしは?あいつも誘ったんだが」


「部長なら今頃あの紫bあぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・」


「あ、荻久保消えた」



待て次回。

次はサンタ狩りじゃああああああああああ!!!!!

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