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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

公爵家ご令嬢との婚約を解消した俺は皆に疎まれながら生まれ故郷を追い出されました……だけど俺はまだ彼女のことを愛しています

作者:車馬超
 顔も知らない曽祖父が決めた婚約者、それは俺の住む領地一帯を治める公爵家のご令嬢であるアリシアだった。
 最初はその美しさに惹かれて、次第に清廉潔白で自他ともに厳しくも凛々しい彼女の内面にも惚れた俺は彼女の婚約者に相応しい男に成ろうと毎日努力を積み重ねていった。
 だけど駄目だった、才能に満ち溢れる彼女はその美貌と共にどんどん高みへと昇って行って凡人な俺との差はつく一方だった。

 そしてついには王族からも目をつけられたことで、俺との婚約はただの足かせになってしまった。
 周りから疎まれ陰口をたたかれ、彼女の両親から疎まれ自分の親すらも圧力に負けて俺に婚約解消を迫る中……それでも必死で努力して彼女の隣に立とうとした。
 しかしやっぱり駄目だった、こうなると俺が彼女にして上げれることは一つだけだ。

「婚約を……破棄してください」

 本当は愛している彼女との婚約を破棄した俺は、もうこの街にはいられなかった。
 生まれ故郷すら捨てて、彼女から貰った剣一つを手に領内を後にして俺は紆余曲折の後に隣国の冒険者ギルドへとたどり着いた。
 そこで少しずつ実績を積み上げ、人々からの信頼を確保していく俺……だけどそれでも彼女のことを忘れられなかった。

 そんなある日、アリシアは……何故か俺のいる宿屋へと姿を現した。
 憔悴しきった様子で、彼女はかつての気高さを投げ捨てたように俺の身体へ縋りつくと泣きそうな声で呟くのだった

「やっと見つけたぞレイド……やっと……」

 そして妙に従順になった彼女との生活が始まるのだった。

 そんな彼らの生活の裏で世界中に危険な魔物が溢れ、強力な力を持つ魔獣が暴れまわっていた。
 なし崩し的にその事件に巻き込まれたレイド達は、気が付けば最前線で世界を救うための戦いに身を投じることになるのだった。

【婚約を解消して心が折れた男女が、必死に立ち直りながら再構築しようとする話】

 出来る限り、毎日一話ずつ投稿したいと思っております。
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エピソード 101 ~ 156 を表示中
集合・対決⑤
2021/10/10 20:05
集合・対決⑥
2021/10/11 19:29
集合・対決⑦
2021/10/12 19:17
集合・対決⑧
2021/10/13 21:42
集合・対決⑨
2021/10/14 21:15
集合・対決⑩
2021/10/16 04:29
集合・対決⑪
2021/10/17 00:49
集合・対決⑫
2021/10/17 22:42
集合・対決⑬
2021/10/18 23:28
集合・対決⑭
2021/10/20 03:37
外伝 アイダ④
2021/10/21 02:05
終わりの始まり①
2021/10/21 23:30
終わりの始まり②
2021/10/23 01:33
終わりの始まり③
2021/10/24 05:10
終わりの始まり⑤
2021/10/26 23:44
終わりの始まり⑥
2021/10/28 03:55
終わりの始まり⑨
2021/10/31 02:07
終わりの始まり⑪
2021/11/02 03:14
終わりの始まり⑯
2021/11/07 01:37
レイドと最後の決断④
2021/11/17 03:00
レイドと最後の決断⑦
2021/11/20 03:51
レイドと最後の決断⑨
2021/11/22 04:58
レイドと最後の決断⑫
2021/11/26 04:58
レイドと最後の決断⑬
2021/11/27 23:05
レイドと最後の決断⑮
2021/12/04 04:24
レイドと最後の決断⑯
2021/12/06 05:44
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エピソード 101 ~ 156 を表示中
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