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最悪最凶の失敗作⑫

 アリシアの変貌を訴える彼女の両親の言葉に、最初は偽物に騙されているのだと思い呆れかけていた。

 しかし彼らが語った特徴は紛れもなく俺と共に居た本物のアリシアそのものだった。


(王都でアリシアに化けてた偽物は、それこそ俺と別れる前の彼女の姿だったし普通に喋っていた……俺に会ってから声を出せなくなったんだから演技しようがなかったんだろうが……逆に言えばそれを知っているこいつらはアリシアとアイダに出会っているってことかっ!?)


 まさかいきなりこんな形で彼女の情報が入って来るとは思っていなかった俺は、驚きに目を見開きながらもすぐに彼らへと尋ね返した。


「そ、そのアリシアとはどこで出会いましたかっ!? 傍にはアイダと言う女性が一緒にいるはずですがっ!?」

「黙れっ!! 貴様が何を企んでいるのかは知らぬが、これ以上我が娘を利用させてなるものかっ!!」

「そうですよっ!! 誰が貴方などに教えるものですかっ!! アリシアをあれほど傷つけておいてっ!!」

「っ!?」


 そんな俺の質問に対してアリシアの両親は怒りを露わに拒絶してきた。

 

(くそっ!! 俺が魔獣とつるんでるって噂を聞いてるから警戒してるのかっ!? それとも婚約者時代のことを引きずって……そんな場合じゃないってのにっ!!)


 せっかくアリシア達の居場所が掴めそうだというのに、こうも拒絶されると焦りが込み上げてくる。

 だから言い返す手間も惜しみ俺は話の通じそうな相手を求めて、他の人達へと視線を移すが誰もかれもがこちらへ不信感と得体のしれない物を見るような目で見つめてくるばかりだった。

 恐らくは実際に魔獣と呼ばれる特徴を持っているル・リダとドラコの二人と行動を共にしている事実を目の当たりにして、本格的に俺が魔獣と結託しているという噂を信じかけているのかもしれない。


(あるいは当時あれだけ見下していた俺が多混竜と渡り合っていた事実を認めたくないのかもしれないが……くそ、こいつら……人が命がけで助けたってのに何だこの態度は……っ!!)


 こんな奴らの為に多混竜と言う強敵に挑んだ自分が馬鹿らしくなり、同時に彼らに対して腹立たしい気持ちが湧き上がってくる。

 そんな感情のままに怒鳴りつけて、今すぐ彼らを追い払いたい衝動に駆られるが今の時点でアリシア達の情報を持っているのはこいつらだけなのだ。


(落ち着け俺……ランド様に言われただろ……冷静に行動するんだ……俺個人の感情と、アリシアとアイダ二人の命……どっちが大切だ?)


 必死に感情を押し殺しながら冷静に何をすべきか考えて、すぐに答えが出る。

 アリシアとアイダ、俺にとって世界で最も大切な女性たち……彼女たちと比べれば何もかもがどうでもよくなる。

 それこそ俺の気持ちだとかプライドだとか、二人の笑顔に比べればゴミみたいなものだった。


「……俺はあの二人を……アリシアとアイダを助けに行きたいんです……どうかお願いします、二人の居場所に心当たりがあればどうか教えてください……っ」

「っ!?」

「れ、レイド様っ!?」


 彼らに向かいアリシア達の居場所を教えてくれと俺は頭を下げて頼み込んだ。

 本当は力ずくで脅してでも聞き出してやりたいところだけれど、こうして魔獣との結託が疑われている状態で暴力による脅しをかけてもまともな情報が得られるとは思えなかったからだ。


(信頼を得ないと……悔しいけど、間違った情報を渡されてすれ違いに成ったらお終いなんだ……一刻も早くあの二人と合流するためならなんだってやらないと……この程度平気だ……っ)


 命がけで助けた相手に暴言を吐かれた挙句にこちらが頭を下げる姿を見て、ル・リダが悲痛な叫びをあげるが俺は気にせずに頭を下げ続けた。


「お願いします……一刻を争うんですっ!! 多混竜の強さを知っているあなた方なら分かるでしょうっ!! 俺のためじゃなくてあの二人を助けるためにもどうか情報をっ!!」

「そ、そんな態度に騙されるかよっ!! 大体お前が行ってどうなるんだってんだっ!? 軍学校の試験にも落ちる俺以下の雑魚のレイドがよぉっ!?」

「そ、その通りだっ!! お前如きでアリシア様の力になれるものかっ!!」

「さっきのは何かの間違いか偶然でしょっ!! あんたなんかが行っても足手まといになるだけじゃないのっ!!」

「それより俺たちの質問に答えろよっ!! お前が魔獣事件の黒幕なんだろっ!?」


 それでもヤナッツが俺を見下すような言葉を吐くと、誰もかれもが同調するようにこちらを貶し始めた。


(これでも駄目か……俺はここまで信用がなかったのか……そうだよなぁ、この国じゃ俺は無能扱いだったもんな……)


 この調子ではこのまま話を続けたところで情報を貰えそうにない。


「れ、レイド様……あの……わ、私たちのせいで……」

「……いや、ル・リダさんもドラコも悪くないよ……もともとこの国じゃ俺はこんな扱いだったからね」

「な、何だっ!? 何を内緒話してるんだっ!? やっぱりやましいところがあるんだろレイドっ!?


 後ろから申し訳なさそうに話しかけてくるル・リダに首を横に振って見せながら、目の前で喚く奴らを無視してこの後どうするべきか改めて考え直す。


(もうこいつらの相手をしても時間の無駄だな……だけどさっきの口ぶりだと生きてはいるみたいだし、それが分かっただけでこの場は良しとしよう……後はどうにかして居場所さえわかれば……そう言えばこいつらはどうやってアリシアの情報を知ったんだろう?)


 アリシアの外見的特徴だけでなく声を出せなくなっていることも知っているということは、直接会って会話を試みたのだと思う。

 ならばどこで出会ったのか……そこで俺は前にこの国の首都で聞いた話を思い出した。


(そうだ、こいつらは俺の街に住んでたやつら……もちろんアリシアの公爵家もそこに……そしてそいつらは優先的に多混竜のお世話係としてゼメツの街へ送られていたはずだっ!!)


 改めて目の前の集団を見回すが、ヤナッツを除いて誰もかれも戦闘の素人にしか見えなかった。

 そのヤナッツにしても立ち振る舞いや多混竜の前で見せていた醜態を思えば、どれだけ贔屓目に評価しようと俺以上に強いとは思えない。

 そんな奴らがどうやって魔獣が管理しているであろうゼメツの街からこれほどの集団で逃げ出せたのだろうか……考えてみれば答えは一つしかなかった。


(魔獣や……下手したら多混竜の襲撃を前にしてこれだけの非戦闘員を逃がし切れる実力者なんてそうそう居るわけがないっ!! それこそさっきはこの剣を持っている俺ですら全員は助けきれなかったじゃないかっ!! つまり彼らを助けて逃がしたのは……アリシアだっ!!)


 あくまでも推測に過ぎないが、元々俺は彼女たちがゼメツの街へと向かっていると考えていたぐらいだ。

 アリシアの性格と実力からしてもまるで違和感はない……辻褄が合っているように思われた。


「おいっ!! なんとか言えよレイドっ!?」

「れ、レイド様?」

「ああ、済まない……少し考え事をしていてね……それよりル・リダさん、悪いけど洞窟を掘るのを再開してくれないか?」

「え、ええ……それは構いませんけれど……」


 他の奴らが喚くのを無視してル・リダに洞窟を掘り進めるよう伝えると、彼女は困惑した様子を見せながらも背中の手を伸ばして洞窟を掘り進め始めた。

 それを確認したところで、俺はル・リダとドラコを背中に庇うようにしながら改めて他の人達へと向き直った。


「協力してくれないならもういい……悪いが俺は一刻も早くアリシア達を助けに行きたいんだ……だからお前らに構っている暇はない」

「はぁっ!? なんだその態度はっ!? 舐めてるのかっ!? それにそっちの魔獣共も俺たちの国で勝手な真似をし……ぐがっ!?」


 冷たく切り捨てるように呟いた俺の言葉を聞いて先頭に立っていたヤナッツは激高したかと思うと、ル・リダ達へと手を伸ばそうとした。

 しかしその前に俺はその手を掴みつつ足を払い、大地へと叩きつけてやった。


「れ、レイドっ!? お前何……っ!?」

「ま、魔獣を庇ったのかっ!? やっぱりお前は……っ!?」

「黙れっ!!」

「っ!!?」


 そしてその様子を見てこちらを糾弾するような声を上げる奴らに、今度こそ俺は心の底からの怒りと共に怒鳴りつけた。

 更に殺気を込めて睨みつけてやると、誰もかれも途端に顔を引きつらせ後ずさりながら黙り込んだ。


「よく聞けよっ!! 俺は一刻も早くアリシア達を助けに行きたいんだっ!! さっきお前らに頭を下げたのもそれが一番の近道に繋がると思ったからだっ!! だから協力しないならもうどうでもいいんだよっ!! だけど邪魔するってんなら話は別だっ!! アリシア達の救助の邪魔をする奴は俺にとって最大の敵だっ!! それが誰であれ許さねぇっ!! 例え殺してでも排除してやるっ!! 覚えとけっ!!」

「ひぃっ!?」


 そう言い切りながら、俺は本気の証明とばかりに無詠唱で攻撃魔法(ファイアーレーザー)を指先から奴らの足元に向けて放ってやる。

 奴らからすれば未知の魔法で、それも無詠唱で放たれたそれがあっさりと大地を蒸発していく様はどれだけ恐ろしかったのか……誰もかれも一様に口から情けない悲鳴を洩らし、中には腰を抜かしたように尻もちを付いている奴も居た。

 そいつらの前で指先を軽く薙ぎ払い、俺たちとの間の大地を穿つことで線引きをする。


「そこから一歩でもこっちに近づいたら……問答無用で殺す……良いなっ!?」

「わ、わ、わかったっ!! わかりましたぁあああっ!!」

 

 彼らは先ほどまでの見下しや嘲りの表情から一転して、まるで多混竜に襲われていた時のような恐怖を浮かべながら俺を見つめコクコクと必死に首を縦に振って見せるのだった。


(これだけ脅しておけば邪魔だけはしないだろう……まあしてくるようなら容赦はしないけどな……)


 一応は脅しのつもりだが、語った言葉は全て本音でもある。

 それこそこいつらの余計な横やりのせいで救助が間に合わなくなったら全てはお終いだ……あの二人が死んだら、俺はもう生きていくことはできない。

 そんな俺にとって大切なアリシアとアイダを助けに行く邪魔をする奴は全て敵なのだ……たとえそれがアリシアの両親だろうと何だろうと、誰であれ許す気にはなれない。


「……ごめんなル・リダさん……俺のせいで厄介な状況になってしまって……」

「い、いえ……むしろ私が助けるように指示したせいですし……」


 ようやくこの場所が静かになったところで余計な手間を増やしたことをル・リダに謝罪するが、逆に向こうも申し訳なさそうに謝ってきた。

 しかし確かに避難誘導するよう指示こそ受けていたが、最終的に時間稼ぎをしてまで彼らをここへ呼び込んだのは俺だった。

 何よりそんな俺の無謀な行動をフォローしようとしたせいでル・リダは背中から手を伸ばすことになり、余計に状況は拗れてしまったのだ。


(それこそル・リダさんが聖女マリアのふりをして話しかければ、もう少しマシな展開になっただろうな……まあマリア様の名前を利用して他人を騙すようでそれはそれで気が引けるけど……それで余計な諍いが起こらずに済むならそれに越したことはないもんなぁ……)


「いや、仮にル・リダさんが何も言わなくても俺は同じことをしていたよ……だから気にしないでください……」

「……それこそおかしいではないか」


 だからル・リダは悪くないのだと告げようとしたところで、何故かアリシアの父親がぽつりと呟いた。

 この場が静まり返っていたからこちらの会話が聞こえていたのだろうけれど、何を言いたいのかは分からない。

 それでもこれ以上相手をしても心を乱すだけで得にはならないと判断して無視しようとするが、そんな俺の代わりにル・リダが尋ね返した。


「な、何か変でしたでしょうか?」

「先ほどレイドは我が娘……アリシアを一刻も早く助けに行きたいと言っていたではないか……もし貴様が本当に魔獣事件の黒幕ではなく、心の底からアリシアのことを思い行動しておるのならば余計な時間と命までかけて我々を助ける理由など……それこそアリシアの居場所を聞き出すためであろう? なのにどうして何も言わぬ我々を放置するのだ?」

「……何か勘違いしてませんか? 確かに生存者からアリシア達の情報を知りたいとは思っていましたが、別にその為だけに助けたわけじゃありませんよ」

「で、では何故だ? どうして我々を助けた?」

「そ、そうですよ……むしろ貴方はこの国を追い出した私たちを憎んでいるはず……もし本当に私の娘……アリシアを助けたいのだとしても私たちを助ける理由など……いいえ、むしろ二人の仲に反対している私たちなど見殺しにしたほうが……」

「……はぁぁ~」


 今度はアリシアの母親までもそんなことを言い出して、俺は物凄く疲れてしまい盛大にため息をついてしまう。

 その上で改めて二人を睨みつけつつも、呆れながら口を開き説明するまでも無い理由を語るのだった。


「そりゃああんたらに思うところはあるけど、そんな理由で……手を差し伸べられるところに死にそうな人がいるのに、無視できるわけがないでしょうが……そんなことも分からないんですか?」

「えっ?」

「そ、そうですよねレイド様? 目の前に死にそうな人が居たら理由も何もなく手を差し伸べたくなりますよね?」

「っ!!?」


 そんな人として当たり前のことを口にしただけの俺たちの言葉を聞いて、しかし何故かアリシアの両親は……そして他の人達も驚いたように目を見開いた。


「……ぁ」

「あっ!? れ、レイド様お願いしますっ!!」

「了解だっ!! 穴をあけてくれっ!!」


 そこへドラコが反応を示し、俺たちはもはや条件反射のように動き出していた。

 ル・リダが作った穴からそっと顔を出し周囲を見回し、今度は誰も生存者がいないことを確認してすぐに引っ込む。


「今回は誰も居ないな……まあ未開拓地帯をそうそう人が歩いているわけないからな……」

「そうですか……じゃあ後は多混竜をやり過ごすのを確認してからまた移動を再開しましょう」

「ああ……」

「ドゥルルルルっ!!」


 ル・リダの言葉に頷いたところで、多混竜の咆哮が聞こえてきたかと思うとそのまま俺たちに気付くことなく通り過ぎていく。

 その際にちらりと姿を確認したが、やはり見覚えのある多混竜だった。


(俺が戦ってないほうだな……戦った方は俺から受けたダメージが回復しきってなくて空を飛べないのか、或いは警戒しているのかもしれないが……しかし全部で六体居るはずなのに、残りの四体はどうしてるんだ?)


「い、行ったみたいですね……ふぅぅ……」

「……なあ一つ気になっていることがあるんだが、多混竜は全部で六体居るんだよな?」

「え、ええ……尤も私は実際に見たわけではなく話に聞いただけですが……確かに六体しか成功……いいえ、失敗作は出来なかったはずですが……それがどうかなさいましたか?」

「いや、大したことじゃないんだけど……多混竜は合成された魔物が違うからか外見も個体ごとに異なるみたいなんだけど、今のところ俺たちの上を飛び交ってるのは二体だけみたいなんだよ……残りの四体はどうしてるのか気になってね……」

「そ、そうだったんですかぁっ!? わ、私そこまで観察する余裕なくて気づきませんでしたよっ!? で、でも確かにそれは変ですねぇ……」


 俺の疑問を聞いてル・リダもまた驚いたような声を出しながらも首をかしげて見せた。


(気づいていなかったのか……まあル・リダさんは戦い慣れしてないし、何より余り魔獣の起こしている実験とか快く思ってなかったみたいだから距離を置いてたんだろうなぁ……)


 尤も俺としてもただ気になったから口にしてみただけであり、答えを期待していたわけではないから特に彼女に失望したりすることはなかった。


「まあ自由になっているのがあの二体だけってことかもしれないし、深く考えても仕方ないけどな……」

「そうですね……まあ今のところは出会わない分には警戒しなくて済む分助かりますけど……レイド様はいずれ、そのアリシア様とやらと共に退治しに行かれるのですよね?」

「ああ、そのつもりだけど何はともあれアリシアと合流してからだ……残りの多混竜の居場所はその後で……」

「……残りならばゼメツの街に居る」

「えっ?」


 だから早々と会話を打ち切ろうとしたところで、予想外のところから返事が聞こえてきた。

 呆気にとられながら振り返ると、何かを決意したような表情で俺を見つめるアリシアの両親と目が合った。


「そして我々がアリシアと出会ったのもあの街である……そしてそこで其方を待つと言って居ったよ」

「ほ、本当ですかっ!?」


 ようやくアリシアの居場所を知れて思わず安堵の笑みを零しながら身を乗り出す俺に、アリシアの両親ははっきりと頷き返すのだった。


「こ、公爵様っ!? い、いいんですかっ!?」

「良い……考えてみればあのアリシアが人を見誤るわけがなかったのだ……何故それに気付けなんだか……」

「そうですね……別れ際が修羅場であったとは言え、あの子が頼るほどの人だというのに……」


 そんな二人にヤナッツが困惑した様子を見せるが、アリシアの両親は真っ直ぐ俺を見て改めて尋ねてきた。


「もう一度だけ聞かせていただきたい……其方の行動は全てアリシアの為……アリシアを助けるためなのであろう?」

「ええ、当然です……アリシアは……彼女達は俺にとって世界で一番大切な女性なんですから……」


 こちらもまっすぐその目を見返しながらはっきりと宣言すると、二人は何やら苦し気に顔を歪めたかと思うと深々と頭を下げてくるのだった。


「我々の知る限りの情報を話させていただく……だからどうか、あの子を助けてあげてくれ……」

「今までのことは謝罪いたします……ですからどうか、あの子の力になってあげてください……」

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― 新着の感想 ―
[一言] アリシアはゼメツで一人で戦っているのか。レイドを待って。多混竜にドラゴンもいるのに。 急がないといけないんだろうけれど。回復薬の残り数も気になるし。
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