表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

三題噺

三題噺第17弾「月」「コタツ」「危険な中学校」

作者: 音奏

 ここ東京都には“危険な中学校”と呼ばれる中学校があった。


 どう危険かというと、生徒が男子しかいなかった。


 そういうだけだと、ただの男子校だと思われるだろう。やばいのは、先生も男性しかいなかった。

 ここは()()()()だったのだ。


 全校生徒600人。教諭数20人。むさ苦しい。


 そこに一筋の希望が舞い降りた。

 なんと、教育実習に女性が来ることになったのだ。


 この男の巣窟に女性が一人やってくることになった日は、宴が催された。


 紅一点のしかも美女とくれば話は別だったのかもしれないが、きたのは、美女とは正反対の女性だった。これには男たちはがっかり。夕刻には“月”が出て、「月がきれいですね」なんて言葉を言う人もいたとかいないとか。


 冬の寒い中は“コタツ”が恋しくなる季節。

 コタツの中で温まって、この苦境から逃れよう。

お読みくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ