2 チュートリアルを余裕で終わらせるようです。
最近、寒くなってきましたね。
私の部屋にはコタツもないし、エアコンもなく、
ファンヒーターとかもないので、毛布に包まりながら、毎日作品を打っています。
自己満足でマイペースでやれるのっていいですね。
義務感になると、続きませんからね。
案内人のエリー「では、チュートリアルに移る前にステータスがどのようになったかも見れるようにしますので、少々お待ちください」
案内人は、コンピュータで、色々と打ち込んでいく。しかし、その様子に焦りがある。慌てたようにコンピュータ見直したりしていた。また、コンピュータに目を大きく開いたり、細くしたりして、何度も確認しているようだった。
misa「どうしたの?そんなに慌てたようで」
案内人のエリー「いえ!なんでもありません…ただ、少しおかしな点が含まれていますが、ステータスを表示しますね。」
そうして、misaのステータスは、自身で確認できるようになった。
misa「どうやったらステータスの確認できるの?」
案内人「胸ポケットに携帯型のコンピュータ。
通称[GPAD]が入っていますので、そちらで確認できるようになっております。」
この世界には、[GPAD]というものが存在している。[GPAD]には、多種多彩な機能がついている。マップ機能、メッセージ機能、フレンドの位置情報を知れる機能、ステータス確認機能、手持ちのアイテムの確認など、また他プレイヤーとパーティを組む時にも必要となるものらしい。
misa「じゃあ、早速見てみるね。」
そう言った後、misaは、目を疑った
名前[misa] 性別[女]
レベル 1
STR 5 (+n%)
VIT 5 (+n%)
INT 999 (+n%)
AGI 999(+n%)
DEX 999(+n%)
LUK 999(+n%)
スキル
[世界無双]
元現実最強の力をn%として、その%分上限値を超える。
[未来予知]
低確率で、敵のプレイヤーや、魔物、敵mob、の攻撃が見える。
[幸運上昇]
運がかなりあがり、ヘッドショットボーナスが500%となる。また、ドロップ率も500%増加。
ただし、経験値は1000%低下。
[星光場所]
敵の弱点を光らして表示する。(自分のみ)
[現実上昇]
現実世界での経験をステータスに強制的に反映される。
と、こんな感じでぶっ壊れていた。
misa「これは、おかしくない?」
案内人のエリー「おかしいですね。でも仕方がありません。このゲームは、本来VRでもありませんし、その時点でおかしかったのですから、このくらいでおかしいと言うのも今更ですね。」
案内人は、感覚が狂い出しているようだ。
しかし、こんなに強いと敵もなかなかいないだろう。
案内人のエリー「さてと、チュートリアルに早速行ってみますか。簡単に言うと武器の体験です。とりあえず、的を撃ってもらいます。misaさんの場合[STR]が5なので、ハンドガンしか持つことができません。こちらをどうぞ。」
この世界ではSTRによって、持てる武器が変わり、初期武器の種類であるアサルトライフルを持つには10以上のステータスが必要となる。1番重い物ではスナイパーライフルとなり、[STR]200以上は、確定で必要である。そうして、misaは、初期で持てるハンドガンを装備して構える
案内人のエリー「それでは、始めますよー」
misaは無言で集中して頷いた。
的が1つ現れた。それをおよそ0.05秒くらいで撃ち抜いた。案内人は、またもや目を見開く。次の的は、3つ連続で現れる。しかしそれを、0.12秒で撃ち抜く。流石の反射神経といえる、そもそも人間を卒業して化け物または、神に近づいてる人がバカげたステータスを持ってしまったのだ。
しかし、misaは、まだ本気を出していなかった。
現実の肉体とは、感覚が全く違うから慣れるまでの軽い遊びみたいなものだ。しかし、的をトータル20個くらい撃ち抜いたくらいで、その身体を自分のものと同じくらいに操れるようになっていた。
そして、最後に10個的が同時に現れた、その全てを壊すのに掛かった時間、わずか、0.15秒。
超反射神経+神ステータス=無双
この公式が成り立つのがすぐにわかるであろう。
案内人のエリー「これが、元世界最強…?こんなにやばいの…?どうしたらこんな反射神経を持てたりするの…」
misa「ふぅ、まぁザッとこんな感じねー、動かない的なんて暇すぎて仕方ないわ、準備運動にはなったけども、」
misaには、まだ余裕があるようだ。
案内人のエリー「チュートリアルは、まだありますよ。次に行きますよ」
misa「次があるのね。次はもう少し本気でやりたいなぁー」
misaが本気になると恐らく敵が絶滅するだろうが。この世界はちゃんと敵がスポーンするようになってるので、御安心を。
案内人のエリー「普段ならこのチュートリアルは、1つ1つでわけるのですが、misaさんにとっては、余裕なようなので、一気にやりましょう。
これから、対人、対魔物の訓練をしてもらいます。」
misa「はいはーい、すぐ始めよー」
その言葉を聞いた案内人は、ニヤリと笑いボタンを押した。そして、そこには人型のロボット3体と、大きくて素早い虎2匹が現れた。普通の人なら対処に10分は掛かるとされているらしい。そして、10分経てば自動で消えるものらしいが、misaの場合全く違った。
出てきた瞬間3発の銃声がなった。その後、2体のロボットと、1匹の虎が白い結晶のように散っていっていた。ようするに、既に殺されていたのだ。
やはり、misaには、余裕だったようだ。
わずか、2秒のことだった。
misa「もう終わりなのね。余裕だったよ」
案内人のエリー「あなたがおかしいだけです!」
こうしてチュートリアルが終わったのであった。
〜〜〜〜〜〜 to be continue〜〜〜〜〜
misaさん最強やなー。ステータスみただけで分かるこの強さ。
いつか、misaさんと同じようにゲームに飛ばされて、同じようなステータスに…って夢を何度もみてしまいます。
次回は、[WOGG]のゲーム説明を中心にしていきたいと思っています。