プロローグ
こんなことが実際に起こるなぁという理想を小説で書いてみたくなったので、書き始めました。
また、自己満足です!
最初なのでとても長いですが、気長に読んでください
みなさんは、サバイバルゲーム、通称サバゲーを知っているだろうか。簡単に説明すると、エアガンなど銃のおもちゃで大人から子供までが、楽しく撃ち合いをして遊ぶゲームのことである。室内でやる場合や、屋外でやる場合もある。そして、様々なルールもちゃんと存在する。例えばハンドガンのみ。
ハンドガンしか使わず目的の物のところまで行く。
目的の物は、わりとブザーが多いと聞く。
そういった、武器縛りもあれば、一度撃たれてしまったら、復活をすることができないという、ルールも存在する。
そして、大抵撃たれた人は「ヒットー!」っと叫ぶものらしい
大雑把に説明するとサバイバルゲームはこんな感じのものだ。
きっと、今日もサバイバルゲームはどこかで行われているだろう。
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男A「ヒットー!」
意気揚々と叫んで出てきたのは体が大きな男だった。そして味方になんらかの合図を送りながら自分の拠点となる所に、戻って行ってるみたいだ。
男B「ヒットー!ヒットー!ヒット通りまーす!」
また1人やられたみたいだ。そして、また拠点みたいなところに戻って行ってるみたいだ。
男C「ヒットです!撃たないでください!ヒットです!」
ヒットの言い方にも色々あるみたいだ。撃たれた後に撃たないで下さいってことは、オーバーキルをしないで下さいってことなんだろう。そんなことを考えていると、ヒットで戻って行った拠点からこんな声が聞こえてきた。
男A「お前もやられてしまったか!」
男B「仕方ねーだろ。あんなん反則だし人間業じゃねーよ!」
どうやら、ズルを使われたのかと思われる話が聞こえる。
男C「反則でもなんでもねーよ…あれはセンスってもんだよ…あそこまで反射神経がいいと恐ろしいから同じ人間と思いたくないけどさ…」
この人は、撃たれて「撃たないでください」って叫んでた人だけど、わりと静かな人だったようだ。
というのは、置いといて、ズルとか不正がなかったのは、良いことだが、酷い言われようをしていた。しかし男達は、なぜか顔を下げて震えながら「けどよ…」って言っている。
男達「あの子可愛い過ぎだろ!!!!!!!!!!!!!」
シーン……
大声で周りの空気が揺れてそのあとの静かさがやけにむず痒い感じだった。どうやら彼らはみんな同じ女の子にやられたようだ。そしてその子はとても可愛いらしい。
男EFGH「すまん!やられた!」
勢いよく、4人同時に帰ってきた。どうやら、みんなやられてしまったようで、この試合は彼らの負けのようだ。そして驚くことに男達全員が、同じ女の子にやられたみたいだ。
男H「彼女、今日帰国してきたのに、時差ボケとか無しにいきなりサバゲーって、若くて元気ってええよなー」
男G「流石、日本の若き天才、戦場の死神だよなぁ」
すごく男の人に付けたら喜びそうな名前で呼ばれているようだ。しかし、世界でも活躍していてとても有名人のようだ。
男B「なぁ知ってるか?彼女がこの前アメリカで言った言葉」
男D「あぁ、あれだろ?日本に戻ってサバゲーは、1度やったらそれ以降は、勉強に力を入れたりするため、引退するっていうやつだろ?あれ本当なのか聞きに行こうぜ!」
そんな有名人の彼女は勉強に入れる?そんなに若い女の子が1人で海外に行ったりして活躍しているのか。私が知っている世界も狭いものだ。
男E「彼女の名前って、確か藤村 美咲だったよな。ネットに載ってるぞ?有名サバゲープレイヤーが引退!?って、そこの記事に本当って書いてある」
美咲「その記事に書いてある通りですよ」
太い声の中に、綺麗で澄んだ声が通り抜けた。
美咲「私、これでも高校生なんで勉強しないと就活が…」
どうやら、彼女は海外には留学ということで行っていたみたいだ、その中で有名になったらしい。男達は、唐突に返事をされた為、驚きで固まったままだ。
美咲「それじゃお疲れ様でした〜最後にいい思い出になりました。また就活が終わったりして暇になったら、またサバゲーしたいなー。なんてね」
彼女はそう言い残しドアを閉めて立ち去って行った。
美咲「ただいま」
しかし、部屋からは誰からも返答がない。何故なら彼女は一人暮らしをしているからだ。あるのは冷蔵庫、テレビ、パソコン、ベット、クローゼットくらいだ。とてもシンプルな感じな部屋になっている。
美咲「ご飯は後にして、ネットで注文していたゲームをダウンロードしておこう」
といい、彼女はパソコンを開いてすぐにダウンロード画面に進んだ。ゲームのタイトルは、
「World online gun game(ワールド オンライン ガン ゲーム)」通称「WOGG」だ。
簡単に言うとパソコンで世界中の人と銃撃戦をして、楽しむゲームらしい。武器にも様々な種類があり世界中で注目されている。また、プレイヤー対プレイヤーだけでなく、モンスターなどもたくさんいるらしい。
美咲「ダウンロード始まったし、ご飯とお風呂を済ませてこよう。明日から学校だし、早めにゲームも終わらないとね。」
こうして、彼女は、ご飯とお風呂を1時間で済ませてきた。
美咲「さてと、ダウンロードも終わったことですし、始めますか〜。って、あれ?なんか変なメール届いてる。なんだろ。」
恐る恐る美咲はそのメールを開く。
「お願い…助けて…」
すると、その文字が見えた途端に、
[ 助けに行きますか?]
[YES] [はい]
という文字が出てきた。どちらも肯定しかないというわけのわからない状態であった。
美咲「どちらも、はい だよ…いったい何?このウィンドウ閉じれないし…適当に右の[はい]を選ぼう。」
押した途端、聞き慣れた銃声とは程遠い、重い銃声が響き渡っていた。
美咲「これは…なにが起こったの?」
読んでくださり、ありがとうございました。
長くてすみません。
次回は、美咲の現実世界での身長などを書いた後に、ゲームの世界になってどうなったかを説明していきたいと思ってます!