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広異世界の小さな話  作者: 元田 幸介
100/100

いったん休み

 机に向かってただひたすらぼーっとする。そうするとたまにどこからか声が聞こえてくる。

 その声はとても論理的とは言えないもので、単語がいくつかバラバラに浮かぶだけだ。

 だがそのバラバラな単語が脳内で電気が走ったように繋がる。そして新たなアイディアが浮かびだす。

 それは、決して「考えている間」は出ないもの。俺はこれ(俺だけじゃないだろうが)を、「神さまからの電話」と呼んでいる。

 もちろん、すべてがすべて良いものが生まれるわけじゃない。むしろつまらないものの方が多い。

 それでも、継続は力だ。

 とにかくどんなにきつくても苦しくても眠くても、俺は机に座り、パソコンを開き、「神さまからの電話」を待った。

 その習慣を毎日、ほんの三十分でも続けることで、俺はほんの少しずつだが小説のようなものを書き続けることができた。

 自慢じゃないが、俺は飽きっぽい性格だ。そんな俺がこんなにも毎日書き続けることができるなんて、自分でも信じられないことだった。

 ――だが、最近「神さまからの電話」はどうにもおかしい。一時間座っても全然言葉が浮かんでこない。

 俺は無理やり神さまから言葉を引き出そうとする。そしてようやく出た言葉は、これだった。




「いったん休めば?」

 ちょうどここで100話なので、終わります



 …………というのは建前で、たかが数ページとはいえ、毎日話を作ることに少し疲れを感じてきました。


 とりあえず「いったん休み」ます。


 その間、作品の質を向上させるため、苦手だった読書に勤しもうと思います。


 暇つぶしでも読んでくれた読者の方たち、ありがとうございました。

 

 

 

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