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理不尽な世界にも女神はいた  作者: 赤月 みのる
1/1

プロローグ 冒険の始まり

初投稿です!

結構自信作なのですが誤字脱字日本語がおかしいなどはコメントでお願いします!

質問等も受け付けます!


俺はいつも通りいつもと同じ道を通っていつもと同じコンビニに行きいつもと同じものを買ってまたいつもと同じ道を通って帰ってたはず・・・はずなのに・・・

「どこだここはぁぁぁぁぁぁぁあああ」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


ーーーー時は少しさかのぼりーーーーーーーーー


「また切れたのかよ」

そうこぼしながら俺、神谷徹人カミヤテツトはPCに映っているゲーム画面のウォレット残高の「0」の数字を睨む。まぁにらんだところで変わらないのだが・・・。仕方がないので買いに行こうと思い着替えるのは面倒なのでそのままジャージで、財布を持ち、時計に目をやるとちょうど午前5時をさしていた。

(この時間ならまだあまり人も出歩いてはいないだろう)

いまのうちに行っておかないと近所の人や幼馴染に出会ってしまう可能性がある。(そうなると面倒くさい)という考えが気持ちを焦らす。

母にばれないように階段を降り靴を履いて玄関を出ると風が体を震わせた。

「寒いな...上着もう一枚持ってくるべきだったな」

まぁ、面倒なのでとりに戻る気はないが。

コンビニに行くには2つの道があり、1つは人気の少ない回り道、もう1つは人通りは多いがはやくいくことができる道。

この時間なら後者を選ぶべきだろうとすぐ判断して移動を開始する。寒いため勝手に速足となる。

歩きながらふとこの世界について考えていた。

勉強ができない、運動ができない、コミュニケーションが苦手でみんなに気を配れないそんな俺はいつも独りだった。この世界は能力しかも生れついた時からの能力を持って生まれた人はその能力で、持たなかった人は能力を持たないところから、そんな理不尽な世界だ。だけどゲームの世界だったらどうだ、ゲームでならいつも独りじゃなかった、一緒に戦う仲間がいた。勉強も運動もできない、コミュニケーションが苦手でみんなに気を配れないそんな俺を仲間にしてくれる人たちがいた。ゲームでなら輝けた。生れついたときつまり最初はみんな同じそこからみんなで協力して強く能力を上げていく、そんな世界にいつも惹かれてた。こんな理不尽な世界ではなくゲームのような世界なら。

っと、気づいたらコンビニに着いていたようだ。

自動ドアをくぐり店内へ

「ぃらっしゃいませー・・・」

という店員の眠そうな声を通り過ぎプリペイドカード売り場へと。

いくつかのカードを持ちレジへ、

「8000円となります」

10000円を出しお釣りとプリペイドカードを受け取る。店の外に出ると空が明るくなり始めていた。

帰るため歩き出す。

伸びをしていると視線を感じ後ろを振り返るが

「・・・?」

誰もいない。

気のせいと判断し帰ろうと前を向くと今度はかすかに聞こえる声で

「ゲーム好きな青年よ貴方をゲームのような異世界へ送ってあげましょう。」

と聞こえた一応振り返ってみたが誰もいない。

(気のせいか)とまた前を向き帰ろうとすると、住宅街にいあはずが森の中に立っていた。

「どこだここはぁぁぁぁぁぁぁあああ」

いきなり謎の場所へと飛ばされていた。

「こんにちは。カミヤさん」

と後ろから声をかけられた。振り返るとそこには身長は165で水色のワンピース、水色の長髪、琥珀色の目をした美少女が立っており、ワンピースの胸のあたりには青く透き通った宝石がついていて腰には大きなリボンがついている可愛らしい服を着ていた。そして一番の特徴は、なんとこの子


獣耳っ娘じゃないか!


「えっと、頭が状況処理に追いつけないので色々質問いいかな・・・?(この子の声どこかで・・・)」

「はいっなんでしょう?」

「君は何で俺の名を知ってるの?」

「女神ですから!」

「・・・?もう一回いい?」

「女神ですから!」

「な、名前は?」

「う~ん、事情があって名乗れないんですけど適当にアクトリスとでもよんでください」

「ここはどこでしょうか?」

「ここってこの世界のこと?」

「うん(世界?なんでそんな大きなくくりに?)」

「カミヤさんの世界でいう『異世界』ってものですね」

「ほうほう、なるほ...いま何て言った?」

「だから『異世界』です」

「異世界いいいぃぃぃぃぃいいい!?」

あれか、これが世にいう異世界転生か、なるほどなるほど、

ってなるかぁぁぁぁああ!

何!?どゆこと!?俺徹夜のし過ぎで遂に疲労死したの!?

「大丈夫ですかー?」

「大丈夫じゃねぇぇぇぇぇえええ!今すぐ!今すぐ元の世界へかえせぇぇぇぇええ!」

「無理です」

「なぜだ!」

「返し方知りません」

「なんでだよぉおおおお」

とテツトは泣きながら木陰に三角座りですわってしまった。

「・・・ごめんなさい。本当は喜んでもらえると思って」

「喜んでいるよ」

「で、でも。泣いてるし・・・」

「うれし泣きさ。やっぱり神様、いや、女神さまはいたんだ」

顔を上げるとアクトリスが不安げな顔でこちらを見ていた。

「飛ばして、よかったですか?」

不安そうに聞いてきた。きっと本当に善意でやってたんだと思う。

「あぁ、ありがとう。女神様!」

「よかったです、アクトリスって呼んでください」

「長いからアクでもいいか?」

「はいっ」

さてどうせ帰れないなら思いっきりこの世界を楽しもう!

「これを見てください」

アクがポケットから何かカードのようなものを2枚だした。

「なんだそれ」

「これはプレイヤー情報を刻むものですね。ここに名前を書いてみてください」

アクに渡された一枚に名前を書くと[Lv.1][職業:未登録][スキル:なし]と表示された。

「この世界は皆さんこれを持っています。Lvを上げると全ステータスが上がります。職業によって上がり方が違うので注意してください。これは肌身離さず持っていてください。あとで必要になります。ほかのことは明日説明しましょう。宿探しのため町へ行きましょう」

「さすが女神頼もしい」

と先導して町まで案内してくれた


ーーー宿屋ーーーーー


「いらっしゃい」

宿屋のおっちゃんに空いてる部屋があるか聞いた。

「あるが、1部屋しかないぞ?」

となりに立ってるアクに「いいか?」ときくと「大丈夫だよ」と返ってきた。まさか女の子と同じ部屋で寝るなんて夢にも思わなk...

「二人の三食つき一部屋で120ゼルだよ」

...まじか

金の事考えてなかった...

まぁ女神様なら持っt...

「私は持ってないよ?どうする?」

まじか

よしこうなったら

「ちょっと待っててくれ」

「おう」

アクと二人で宿屋を出る

「よし、小銭拾い行くぞ」

「分かりました頑張ります」


その後どうにか宿は取れてご飯も食べれた

しかし、これからもっと大変なことが起こることを二人はまだ知る由もなかった。


最後まで見ていただきありがとうございます!

基本自分のペースで投稿するので早かったり遅かったりします。

ご了承ください。

また質問は気軽にしてください!


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