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異世界放蕩記  作者: 椿朱鳥
9/22

9話

それからソフィアはダイゴに(69の格好で)奉仕しようとしたが

ノーパンだったソフィアに興奮したダイゴに悪戯され、満足な奉

仕は出来なかった。すると今度はドレスを脱ぎ、自身の下の穴で

奉仕しようとした。今のダイゴは、診断サイトに記入した通りの

姿をしてるため、最初はとても辛そうにしていたが、突然嬌声を

上げて腰を振り始め、最終的にはダイゴが爆発してソフィアが気

絶した。


・・・もっと詳しく知りたい?


そういう人はノクターンに行く事をお勧めします。18歳未満の人

は18歳になってから行きましょう。




ソフィアが気絶して数時間経った。あの後ダイゴは、自身とソフ

ィアに生活魔法、清潔をかけて体を綺麗にし、自分が着ていたコ

ートを掛けた。枕の代わりは自分の膝を使った。

そうしてる内に興奮が冷めていき、冷静になっていた。


「流されちまった・・・」


冷静になった時、ダイゴの中にあったのは罪悪感だった。自身の

スキルが原因で、ソフィアは魅了と発情状態になり、肉欲に狂っ

てしまったのだ。そして、そんなソフィアに興奮し、貪ってしま

った。


「それだけじゃない」


ソフィアだけではなく、複数の女神を隷属化してしまったのだ。


「目を覚ましたら、謝らないと」


ソフィアは未だ目を覚まさず、ダイゴの膝枕で眠っている。許し

てもらえるかはわからないが、悪いことをしたと思ったダイゴは

謝罪する事を決めた。そうしてダイゴは先程の状況について考え

た。あんな状況になってしまったのはスキルが原因だ。であれば

、スキルをどうにか出来れば、今後あのような事はおこらないの

ではないだろうか。


「・・・そういえば」


最初にソフィアが、LVUPアナウンスの機能について確認してきた

ことを思い出した。アナウンスをOFFに出来るならスキルもOFFに

出来るのでは?と、ダイゴは思いついた。


「・・・まだ起きないか」


ソフィアは未だに眠っている。となれば―――


「聞きたいことがある」


システムアナウンサーに声を掛けた。




〔( ´;ω;`)σ〕




システムアナウンサーはいじけていた!!


「・・・・・・何してんの?」

〔しゃべるなって言いました( ´;ω;`)σ〕

「・・・・・・」

〔女神とばかり話してました( ´;ω;`)σ〕

「・・・・・・」

〔女神と乳繰り合ってました( ´;ω;`)σ〕

「俺が悪かった!!」


ダイゴは謝罪した。


〔会話していいですか?〕

「おう!!」

〔ぞんざいにしないって約束してくれますか?〕

「おう!!」

〔なら許します〕


ダイゴは許して貰えた。


〔それで、何が知りたいんですか?〕

「自動で発動するスキルを任意で発動出来るようにしたり、永続

効果のスキルをON、OFFにしたり、複数の効果を持つスキルの内一

部の効果のみON、OFFにしたりする事は出来るか?」

〔はい。出来ますよ。〕


どうやら問題を一つ解決出来そうだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「これで良し」


スキルの設定の仕方を聞いて、早速問題のスキルの設定を変更した。

現在はこうなっている。




===============================




〈完璧な♂の魅力〉

・魅力を自乗する。

(永続効果)(ON)

・このスキルを持つ♂を一目見た♀は魅了状態になる。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・このスキルを持つ♂を一目見た♀は♂に恋愛感情を抱く。又は憧憬を抱く。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・このスキルを持つ♂を一目見た♀は♂に性的欲求を抱く。又は親心を抱く。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・このスキルを持つ♂を一目見た♀は♂に支配されたくなる。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・このスキルを持つ♂を一目見た♀は♂に尽くしたくなる。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・このスキルを持つ♂を一目見た♀は♂と接触したくなる。

(永続効果)(ON)→(OFF)


〈奉仕誘発〉

・このスキルの所有者を見たものは自主的に所有者に奉仕するよ

うになる。

(永続効果)(ON)→(OFF)


〈隷属化〉

・他者を隷属化する。

(自動発動)(ON)→(任意発動)(ON)

・このスキルの所有者の支配を望むものを隷属化する。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・このスキルの所有者に奉仕を望むものを隷属化する。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・このスキルの所有者に性的欲求を抱いたものを隷属化する。

・隷属化したものに命令できる。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・隷属化したものに危害を加えられなくなる。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・隷属化したもののステータス分ステータスが上昇する。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・隷属化したものが獲得した経験値分、経験値を獲得する。

(永続効果)(ON)→(OFF)

・隷属化を解除する。

(OFF)→(任意発動)(ON)




===============================



これで、他人を魅了、発情、奴隷にすることはないだろう。


〔もう聞きたいことはありませんか?〕

システムアナウンサーが確認してくる。


「・・・今更だが、お前の事なんて呼べばいい?」

〔お好きなように呼んでもらっていいですよ?〕


ダイゴは少し考え―――


「それじゃあ今後、お前の事はアナシスと呼ぼう」


名前を付けた。


〔アナシス・・・〕

「流石に安直か?」

〔アナシス・・・〕

〔私の名前・・・〕

〔私はアナシス・・・〕




アナシスがそう呟いた時だった。




ピコン

〔スキル、アナシスを獲得しました。これから、末永くよろしくお願いします

ね。マスター(^▽^)〕




アナシスがスキルになった!




「お、おう・・・」

〔もう聞きたいことはありませんか?〕


リアクションに困っていたダイゴに、アナシスは確認してきた。ダイゴは気に

なっていた事を聞いた。


「ソフィアと、その、してた時〔○ックスですか?〕・・・に、視界の片隅に

何かが映った気がするんだ」


ソフィアと致してる最中、何度か視界の片隅に何かが映った気がしたのを思い

出し、アナシスに聞いた。


〔スキルと魔法の発動を知らせるため、メッセージを表示したんですよ〕

「ふむ・・・過去のメッセージを確認することは出来るか?」

〔出来ますよ。確認する場合、ログ確認と頭の中で唱えて下さい〕


ダイゴは早速唱えた。


すると、ウィンドウが出現して―――




“レベルがあがりました”

“レベルがあがりました”

“レベルがあがりました”

“レベルがあがりました”

“レベルがあがりました”

“レベルがあがりました”




―――LVUPを知らせるメッセージがズラリと表示された。


「・・・・・・LVUPのメッセージだけ消す事は出来るか?出来るならけしてく

れ。それとLVUPはもう知らせなくていいから」


ダイゴのLVはシステムの表示限界値を超え、未だに上がり続けている。表示出

来ないなら、確認する意味は余りないだろう。


〔了解です。LVUPメッセージのみ削除し、フィルターを掛けます〕


アナシスがそう言うと、ズラリとしてたメッセージがとてもスッキリした。ダ

イゴは過去のメッセージを確認して行き、気になっていたモノを見つけた。




“性魔法、快感上昇を発動しました”




「これが原因か」


痛みに耐えていたソフィアが、突然豹変したのはこれが原因なのだろう。効果

もメッセージの通りだろう。疑問が晴れたダイゴはメッセージの確認を続けて

いると―――





“視線を感知しました。視線を逆探知します”

“レラの状態が魅了になりました”

“レラの状態が発情になりました”

“レラが貴方の支配を望みました”

“レラを隷属化しました”




―――と言うメッセージを見つけた。


「・・・は?」


ダイゴはステータスで配下を確認した。


===============================


配下:・ソフィア・イシス・アフロディーテ・フレイヤ

・ヒュギエア・デメテル・アルテミス・アテナ・クロノス

・ウラノス・スヴィエ・ヘル・オーゲツ・イナリ・ホルタナ

・レラ(New)


===============================


1人増えていた・・・。



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