6話
ソフィアに指摘されてから数分経過していた。
「・・・・・・」
『・・・・・・』
お互いどう話しかけるか迷っていた。
「・・・・・・」
『・・・・・・』
とはいえいつまでもこのままとゆうワケにはいかない。
聞かなきゃいけないことがまだまだある。
『「あのさ(あのですね)」』
『「・・・・・・」』
かぶった。
『ダイゴ様からどうぞ』
「あ・・・ああ」
「コホン。ソフィアはさっき神眼が無効化されたって
言ったよな?」
『はい』
「どうゆうことなんだ?」
『・・・と言いますと?』
「ためしてみるって言うまで俺のこと神眼でみてたんだよ
な?んでためしてみるって言った途端にスキル感知とスキ
ル無効が発動した。なんで最初は発動しなかったんだ?」
『ああ!それはですね、神眼の視界内にスキルが発動しな
い程度に入れていたのです』
「直視を避けたってことか?」
『はい。しかも視界内のダイゴ様を少しでも意識してしま
うと無効化されるので大変でした』
ちょっとイメージしてみる。視界の片隅に友人が居て俺に
向かって手を振ってる。・・・うん。大変そうだ。
「じゃあ次。ステータスとアイテムと資金の表示がEROORに
なってるんだけど?」
『システムの数値表示限界を超えてしまった為ERRORとなっ
ています。具体的には不可説不可説転を超えた数値となって
います。』
お、おう・・・
『因みにダイゴ様のステータスは現在進行形で上昇中です』
「ナヌ!?」
『ダイゴ様のスキル魔力呼吸は、呼吸をするだけで経験値が
入ります。そしてその数値は経験値千億倍によって倍増しま
す。必要経験値1固定によりLVUPに必要な経験値が1で固定
されているので獲得した経験値分LVUPします。さらに、LVUP
時ステータス自乗の効果でステータスが自乗されます。しか
も1LV毎に発動しますので凄い勢いで上昇します。因みに、
私のアナウンスで目を覚ますまで眠っていたので睡眠学習が
発動中のため上昇速度が加速してました』
・・・・・・。
「つ、次。LVとかの上限はないのか?」
『LVは9999、スキルLVは99が上限となります。上限を
超えるには、称号、神格者、たゆまざる者を得る必要があり
ます』
「次。俺の名前やスキルの詳細、LVUPはなんで知ってるんだ?」
『叡智の女神のおかげです。私にダイゴ様の現状を教えてくれま
した』
「最初のアナウンスがソフィアだったのは?」
『システムアナウンスサーにお願いしてアナウンスを代わっ
てもらいました』
システムアナウンサー何もんだよ。
[只のシステムですよ?]
いやしゃべんなし。
[(´・ω・`)]