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異世界放蕩記  作者: 椿朱鳥
1/22

1話

『レベルがあがりました』


「……ん?」

誰かの声が聞こえた気がして目を覚ました。


そこはいつもの見慣れた自宅の天井では

なく、森の中だった。


「……は!?」


慌てて飛び起き周囲を確認。

木、木、木、木、木……。

どう見ても森の中だ。

見慣れた自分の部屋ではない。


「何があった…」


そう呟き、気を失う前の事を思い出した。







~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







「ただいまっと」

安月給の仕事が終わり、ボロアパートに

帰宅した俺神崎大吾21才は呟いた。


「……さてと」


部屋着に着替えた俺はパソコンの前に

座り電源を入れた。


「更新してるかな~」


パソコンが起動しディスプレイが起動中画面から

デスクトップ画面にかわったら即インターネット

を開いた。


最近俺はウェブ小説にハマっている。

気にいった作品の更新は毎日欠かさずチェック

したり、面白そうなのを見つけるために長時間

パソコンに張り付いてるくらいだ。


俺は自他ともに認めるオタクだ。仕事が

休みのときは一日中アニメを見るか、漫画を

見るか、ゲームをするのが趣味だ。


学生の頃からの趣味で、ウェブ小説は

社会人になった頃にハマった。


こんな趣味だからか、俺の性格が問題なのか

わからんがリアル彼女いない歴=年齢である。

仲良かった友達は彼女出来たり、早いヤツは

結婚したヤツもいる。


まぁ俺には、ディスプレイの中に嫁が沢山いる

ので悔しくも羨ましくも何ともない!

ないったらない!


「ん~~~今日はないか」


お気に入り小説の更新を一通りチェックし終わった俺は

面白い小説がないか探すため検索サイトを開いた。因みに

異世界転移・転生・召喚もので、主人公最強のチーレムが

好きだ。


「お?なんだコレ?」


ウェブ小説をさがしていると一つのサイトが目に留まった。





===============================


   《ステータスメーカー》



[もしあなたが異世界に行くことになり、自分のステータスを

自分で設定出来るとしたらどの様なステータスにしますか?]



===============================




名前:


種族:


年齢:


性別:


外見:


LV:


職業:


HP:


MP:


腕力:


耐久:


敏捷:


知性:


魔耐:


魅力:


幸運:


スキル:


装備:


アイテム:


資金:


===============================






「診断サイトか?細かいな」


最近ツイッターでよく見る診断物だと思うが

やけに細かい。大体が名前を記入するだけで

結果が出るのに。


「性格でも調べんのかな?とりあえず記入

してみるか」


そう呟き、記入していった。




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