04 貴族の爵位
○爵位は元々は軍の指揮権の大きさを示すものだったが、現在は事実上世襲出来る上に、官位や官職などに付随する形となっている。
・大公 旧聖王国の臣下で王を名乗る事が認められている特別な存在。ランツブート家やマルシル王はこれを名乗っている。
・公爵 主に王族から臣下に降りた者(王族公爵)や、そう言う血筋で大きな領地・領民を支配する地方領主。
・侯爵 公爵に匹敵する力を持つ、王族の血筋以外の地方領主が主。他に属国王など。
・伯爵 主に王族の血を引く地方領主やそれに匹敵する力を持つ王家譜代の臣の地方領主。※準3位以上の官位必須。
・子爵 副伯爵とも呼ばれる伯爵の次席的存在。主に伯爵以上の爵位を継承する立場の者など。※準4位以上の官位必須。
・男爵 王の臣下として特別な権限(小規模領地や職域権限)を持つ者が主。※準5位以上の官位必須。
・騎士爵 王侯の騎士達を差配する権限を持つ者が主。※準6位以上の官位が必要だが、例外有り。
・魔法爵 王侯の魔法士達を差配する権限を持つ者が主。※準6位以上の官位が必要だが、例外有り。
※領主も官職(王に与えられた公の仕事)と呼ばれないだけで、実際は同じ物だから異動や解任がありますが、抵抗される場合や、最悪は独立されたり別の国に所属を移されたりするので、王と言えども現実の力が無ければ、伯爵領などは簡単に解任したり出来ません。
※爵位は現在では貴族の力(主に支配する民の数や支配地域の大きさ)を示す称号と化してます。
※爵位とは別に称号がありますが、称号は王だけで無く、討伐士協会や魔法士協会などの公の団体が出す物や、各大貴族が出す物があります。