カーミル七姉妹
「おや、面白いものをつれてきましたねゼシルヴァン君」
「は、導師殿」
ゼシルはユーキをおろして敬礼した。
「その子、ユイとトリューティテス君のこどもだろう?丁度用があったんです。此方へ渡してもらえませんか?」
「は?しかし・・」
「命令です」
ユーキはゼシルを見上げ考えるそして至る『コイツは駄目な大人だ』と――
「えい」
「だ!?」
足の脛を蹴って走り出す。
「やぁぁ!!」
持参した木刀を振り上げ、急所に向かって力を入れた。が
「わぁ!?」
掴まれてしまった。
「礼儀の悪い子どもですね。貴女の母親も無礼な女でした。二度もこの私にズッキをした女ですからね」
「ずっきってなに?」
「ふふ、ほとんどの者は貴方がこの世界を救うと思っている・・しかし、そんなことはありえないのですよ」
「神にでもなったおつもりですか!ストネット=アルバージン!!」
斬!!
導師の腕に切り口ができた。が、血が流れない。
「悪魔に身を売った屑め!」
「カーミル女官長・・何をしているのです?貴方は王補佐でしょう」
「王の勅命により、貴方を殺すよう命令されました、王の命令でなく我一族からも・・故に」
ウィンター六姉妹が現れた。
「おや、ユイを殺したジョエルさんではありませんか?貴方まで私を殺すと?」
「私は『仕事』をするだけだ」
「弟君、なんと言いましたっけ?そうそうジョセフは見捨てるのですか?」
「私達はなぜジョエルが『仕事』にこだわるのか分かっていませんでしたが」
「貴様がジョセフを捕らえ幽閉していたからだろう!!」
アーネットは怒りの眼差しで導師を睨んだ
「「貴様を殺す!!」」
導師は笑った。
「私は最早神の身になったのです!貴様らに倒せると思うならかかってくるがいい!!」
「ぽっかーん」な状態なゼシルヴァン君。




