夫の無い出産
うろちょろ、うろちょろ・・
エイルは自分の隠れ家のある一室の前を行ったり来たりしていた。
(なんで私が旦那みたいなことしなきゃいけないのよ)
と、思いつつも
(う~落ち着かない落ち着かない~う~う~う~)
エイルは元々幼い頃より人質としてこの国に来ていた故に、あまり知人とかそういう関係が居なかった。なのでこういう経験が全くの皆無のためどうしていいのか分からず、ただただ初々しい旦那さんの如くうろつくことしかできないのであった。
「まーまーえっちゃん落ち着いて座ったらどうかー?」
「分かってるわよ」
タルタンに言われてソファーに座るも
「うー」
もう一度立って部屋の前を歩き回る。
「盛りのついた犬みたい」
「何ですって」
「なんでもないよーごめんよー」
頭を押さえながら謝るが声が全然誠意がこもっていなかった。
「姉さんがお産婦さんだから大丈夫だと思うよーあたしも末っ子も姉さんに取り上げられたらしいから」
「アンタのネーさん、凄いわね」
「かーさんのがすごいよー」
確かに。
女ばかり、しかも七人
おぎゃあ!おぎゃぁぁ!!
「!!!」
産まれた。
エイルは立ち上がって部屋の扉をソーッと開けた。
汗だくの顔で慈愛に満ちた笑顔で赤子を持ったユイがいた。
「ユイ!」
「エイルさん・・」
カーミルがいい仕事やったぜの笑顔で手を合わせた。
「元気のいい、男の子ですよ」
未来を背負う子は、男の子でした・・。
名前、どうしようかな・・。
うん、どうしようかな、名前。
とゆうことで、名前募集!(来るかな?来るかな?
希望としては柔らかい感じの響き?かなかな?




