夫の頼み
「やっぱり貴女が不幸の原因なんじゃないの」
「ごめんなさい・・」
「止せ、麻子。華夜も謝る必要は無い」
やかましい口論の声で目が覚めた。
「あ、ユイ殿大丈夫ですか?」
「う、華夜様?」
ひんやりと冷たい床で目がはっきりと覚める。
ここは---
「地下です。あの後天狗と駿一郎様が助けに入ってくださって、ここに」
「いったーい、あ、タンコブできてる」
結構なダメージ食らったもんだ。起き上がったユイは頭を押さえながら記憶を整理する。
そして行きついた結論・・結局なんだったんだろう
「うーん」
とりあえずあたしのふっつうーの幸せを過ごすにはイチルさんとミットガウンの腹黒導師をどうにかする必要がある。っていうことは分かった。
「あ、そうだ」
ユイは座りなおし正座した。
「若草雪衣といいます~」
「あ、コレはご丁寧に」
大殿様と挨拶を済まし今後を話し合う。
「華夜は狙われているのだな」
「はい、確実に。経験上この流れはテロ集団だけじゃなく他の国々も華夜さんを狙っていると思います。部族のほうでも狙われているから絶対そうだと思います」
力説しちゃった。顔引いてるよ皆さん
でも本当だモン
「一体どうすれば・・」
さぁー?どうしたらいいかなー
「向こうの狙いは、力を得ることなんでしょう?でしたら私が行けば」
「そんなことをいうな華夜」
「そうですわ、張り合う相手が居なければそれはそれで・・その」
あれー?時代劇からなんだか青春時代にかわってるよー
「うん?あっそうだ」
向こう(華夜を欲しがっているして)力を欲しい理由は世界を改めるためだよね?ソレを行ってるのが一個人じゃなくて団体と言うことは
世界を支配したいとかじゃなく、世界をなんとかしたいっていう人たちってことだよね
「もしかして、今の世界をみんなの満足のいくようにすればいいってことか」
「え?」
独り言が洩れたらしい。
ユイは自信は無いけど考えを伝えた。
「理論は分かりました。でもどうしろと?」
麻子様痛いとこストレートにいいますな。
「ことの真相を確かめに行こうと思います」
って言うしかないかなー。
「なんで、出口教えてくださると嬉しいです」
「拙者が連れて行ってしんぜようでごじゃる」
んぱっと天狗が現れた。
「天狗。頼む」
「了解でおじゃる。大殿の頼みなら断る理由はないでおじゃる」
駿一郎もユイを見て頭を下げた。
「お頼み申す」
「あい分かりました」
のりで言ったけど、違和感あんまりないね
ココの人たちの髪の毛の色が黒に近い藍色だからかな?
「では行ってまいるおじゃ候」
考え無しのユイと言語かオカシイ天狗が行きます。




