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早急


「なんで、各国がアタシ欲しいわけ?価値ないよあたし。料理だって十人並みだし勉強は悪いし性格は根暗だし非力だし……自分で言ってて悲しくなってきた」


それに、アタシ……


「お前自体は興味ないらしい。興味あるのは『漆黒の聖女』の肩書きらしい」


あー、なんか色々称号増えてるー称号って増えるよねーLVあがるよねー


「現実逃避するな」

「は」


トリューはいう話によれば、前回エレボスを閉じた後、各国は魔物退治に追われ、結果国の戦闘能力を使いきり、お疲れ~な状態にまで陥ったから戦争は中止、やめましょうって話にはなったらしいけど



「国の威厳がた落ちで、国民がいうこと聞かないって事?」

「そうそう」

「何でソレとアタシが関係あるの~ってかおですなー」

「頭領心読めるの!?」


それともアタシが分かりやすすぎ?


「大国からすれば、小国が言うこと聞かなくなって、調子こいて独立ー……なんてことになったら辛いんですなー」


確かにそうですなー


「で、阻止したいけど兵力はつかれきってやる気もないしーこのままじゃァ国が破綻ってことになってしまうわけですな」

「ほうほう」

「ユイ、本当に分かってるのか?」

「ぎく」


ぶっちゃけ分からない、お母さんが料理作ってる真横で、コレ魚ー、これ肉ー、って指差すけど……何作ってんの~?状態だよ


「士気を上げるつもりだ」

「士気ぃ?」


アタシに策士になれってこと?


「君は本当にあほですなー」


馬鹿にされた!


「君に策士が出来るわけないですよなー」


否定された!事実だけど


「あほですなー」


二回言われた!重要だから!?


「英雄とか、今はやり物とかが自分の傍に会ったらテンション上がるだろ?そういうもんだよ」

「つまり、お飾りです」


サァヤ、サラッと酷いこといったよね……?


「ではユイ殿、私は帰ります。そろそろマルクムやムイトが待っている頃でしょうし」

「あーうん。また来てね」

「今度来るときは手土産でも持ってきます」


そういって謎の光に包まれ消えた。


この世界の移動方法って、いろいろあるよねー


「マミリア兄妹も帰ったら?そろそろ怒られるよ」

「うん、そーする」

「じっちゃんホイ、金」

「あ、ヴェルザもかえる、ばいばい」


「じっちゃんではない!頭領といって欲しいものですな!!」


ぷんぷんと怒りながら頭領は子ども達をつれて消えた。


「さて、みんなもいなくなったことだし……ユイ」

「はい?」


洗濯物の続を干しているとトリューが刀を持って山道を歩いていった。


「俺は少し山下に降りて、町で情報を集めてくる。一番最初にどの国が動くか調べておいたほうがいいしな」

「うん、わかったーいってらっしゃーい!いつ帰る?」

「明日、俺が居ない間に攫われんなよー」

「あははは!分かってるってー」


ふぅ、何だきょうは一人か


「うん、じゃあ頼んだねー」


手を大きく振れば片手で返してくれる。

いやぁ、相変わらず波乱万丈な人生だったけど……何故か今もだけど

なかなか落ち着いてきて平和になってきたなー

不幸人生おさばらって感じかな~あっはっはっは


「動くな、騒ぐな……後変な力使ったら、殺す」


はっはっは……?はは?


首の前にひやりとしたものが当たる。

な、ナイフ?ナイスですねー……違うか


「一緒に来てもらおうか」


ごめん、トリューさっそく攫われちまったよ。



でも、アタシのせいじゃないよ?……多分

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